皆さん、こんにちは!
連載「国内旅行業務取扱管理者の勉強法」も最終回。
今回は、国内旅行業務取扱管理者試験の勉強のコツについてお話ししますね。特に、私のように「まとまった勉強をするのは久しぶり」という方にはお役にたてる内容ですし、他の試験にも活用できる内容でもあると思います。
国内旅行業務取扱管理者試験、どんな人が向いている?
この記事を読んでくださっている皆さんが該当すると思いますが、国内旅行業務取扱管理者試験はもちろん、旅行が好きな方に向いている試験です。
旅行好きの私は、そんなに苦だと思わずに勉強を進めることができたのを覚えています。
そのため、自分が旅行者だとしたら…という視点を常に持って理解することがこの試験の勉強のコツといえます。
例えば、試験範囲には旅行の法律の分野があります。勉強だと思って取り組むと何やらややこしいですが、自分が旅行中だとしたら…という視点で考えると、頭にスーッと入ってくるんです。
法律はトラブルを防止するため、またトラブルになってしまった際の助けになるものなので、旅行をする人だったら誰でも知っていて損のない知識といえます。
すぐにでも自分の旅行に活かせるので、多少難しく感じる法律の勉強といえども、自分にもしこんなトラブルがあったら…と想像しながら勉強すると、興味でスイスイ理解できるでしょう。
ほかにも、日本全国のお祭りの名前を覚えたり、駅名が出てきたりと、勉強しながら旅に出たくてウズウズしてしまうのが国内旅行業務取扱管理者試験勉強です!
旅行好きの方にはとにかく向いている試験といえるでしょう。
勉強のコツってあるの?国内旅行業務取扱管理者試験
基本的には、テキスト、オンライン講座などのカリキュラムに沿って勉強を進めていけば、問題なく試験範囲を網羅できると思います。
さらに、
- 自分で決めた時間、タイミングになったらテキストを開いてペンを握る
- 机の周りに娯楽物を置かない
- 眠くなったときは思い切って寝る
などシンプルなことですが、これだけは守る!と決めて進めることが重要です。私はネットで知り、この3点を徹底するように気を付けました。加えて、
- 勉強用の服に着替える
- アロマオイル(勉強に集中できる効果のあるペパーミント、記憶力が良くなる効果のあるグレープフルーツなど)を活用する
などを行って、勉強スイッチを「ON」にしてみるのもいかがでしょうか。
本番まであと少し!前日~当日のおすすめの過ごし方は?
第3回の記事で述べたように、国内旅行業務取扱管理者試験は2024年度より、パソコンを用いたCBT方式に変更されました。
これに伴い、一定の期間のなかから自分の都合に合った試験日を選べるようになります。また、空きがあれば試験会場と試験日時を一定の条件下で変更することも可能です。
これらを活かして、当日はもちろん、前日もスケジュールに余裕を持たせて日中には勉強を終わらせ、多めに睡眠を取っておきたいところです。
試験当日の流れは以下のようになります。
①予約した日時に本人確認書類を持参して会場へ行く
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②受付にて本人確認を行い、荷物をロッカーへ入れる
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③試験室にて受験を開始する
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④試験終了後、受付でレポートを受け取って帰宅する
注意したいのは、②で荷物を預けなければならないことです。持病がある場合の常備薬などは会場に持ち込めると思いますが、テキスト・問題集の類はおそらくロッカーに入れる必要があります。
このため、2023年度以前の試験とは異なり「開始直前までテキストに目を通して気持ちを落ち着かせる」ということは、できなくなると考えておいたほうがいいでしょう。
ただし、条件はほかの受験生も同じです。焦らずに、例えば毎年必ず第1問目に出題される旅行業法第1条「目的」の条文を覚えておき、頭の中で暗唱しながら試験開始を待ってみてはいかがでしょうか。メンタルも安定し、一石二鳥になるはずです。
ここまで、5回にわたって国内旅行業務取扱管理者試験に関する記事を連載してきました。これを読んで、国内旅行業務取扱管理者試験への挑戦について前向きに考えていただけたら幸いです!ぜひ旅行好きの皆さんに楽しんでいただき、資格を取得してほしいと願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。皆さんの合格を応援しています。
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