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ウィズコロナ時代でみんなのワークライフバランスはどう変化した?

ウィズコロナ時代でみんなのワークライフバランスはどう変化した?

新型コロナウィルスの感染拡大により、世界中でこれまでのスタンダードが変化し、私たちの日常にも影響が表れています。働き方も従来と比較して大きく変わりましたよね。
そこでこの連載では、全3回にわたってウィズコロナ時代の働き方、特にワークライフバランスについて考えていきます。

第1回は、ウィズコロナ時代となりワークライフバランスがどう変化しているのか、会社員の具体例とともに、ライターである私の実例も挙げながら紹介していきましょう。

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ウィズコロナで在宅勤務やノー残業が増えている

新型コロナウィルス感染拡大により、お互いに表情が見えづらいマスクの着用が当たり前、席を離して座る、食事を共にしないなど、人と物理的に一定距離を保って仕事をすることがスタンダードとなりました。

勤務形態や働き方にも変化が表れ、密を防ぐため、職場にいる時間を少なくする工夫が多くの企業で導入されています。
具体的には

  • 在宅勤務の推奨
  • 輪番出勤の導入(※)
  • 残業廃止
  • 会議や商談はオンラインへシフト
  • 外勤や出張は基本的に直行直帰

などが挙げられます。

※ 輪番出勤とは
職場で1人1人に出勤日を割り当てて順番に出勤する、または持ち回りで順番に業務にあたることを指します。

株式会社パーソル総合研究所が2020年11月に実施した2万人規模の調査によると、テレワークの実施率は約25%で、社員数が1万人以上の企業に絞ると45%という高い割合でした。

これらの働き方導入により変化したのは、ワークライフバランス。圧倒的に増えたのは「家にいる時間」でしょう。
従来、集合形式で行っていたミーティングや研修なども、可能な限りオンラインミーティングやオンライン学習に切り替わり、家などのプライベートな空間で仕事や学習をする人が増えているようです。

会社員の場合|ワークライフバランスの変化例

まずは、会社員のワークライフバランスの変化を紹介します。
会社勤めは、オフィスに出社したり外勤があったり、家にいる時間が比較的少ない職種といえるでしょう。
それが、在宅勤務導入にともない、ワークライフバランスは以下のように変化しているそうです。

移動時間短縮で仕事に集中!家族との時間も増加

在宅勤務になることで、通勤時間ゼロ、外勤や出張の移動時間短縮、というメリットが生まれます。

通勤や移動に要していた時間を仕事に充てられるようになり、残業が減り、自分の時間が増えた 人が多いようです。家庭がある人は、仕事後に家族と過ごす時間が増えているのだとか。

実際に、人材紹介会社ロバート・ウォルターズ・ジャパンが国内の会社員666人を対象として実施した調査によると、働く場所や時間に縛られない働き方の導入により、ワークライフバランスの向上を感じている人の割合は83%にものぼったという結果もあるほどです。

気持ちの切り替えが難しく、ストレスを感じるケースも

一方、働き方が変化し、オンオフの切り替えが難しくなったという意見もあります。

筆者知人の会社員によると、これまでは通勤時間に1日の仕事の段取りや振り返りをしていたそうですが、それがなくなったことで、切り替えの時間がゼロになってしまったそう。また、自宅にいるとだらけてしまう、という側面もあるかもしれません。

家庭がある人の場合、パートナーが忙しく家事をしていると、「自分だけ仕事に集中していいものか」と気まずく感じ、仕事に集中しづらいなど、在宅ならではのストレスもあるそうです。

ライターの場合|ワークライフバランスの変化例

Webライターの筆者は、オフィスで執筆するスタイルで仕事をしていましたが、ウィズコロナにより在宅勤務にシフトしました。

もともとネット環境さえあればどこでもできる仕事だったため、場所が変わっても幸い業務に大きな変化はありません。
しかし、職場が自宅にシフトすることで、ワークライフバランスには2つの変化が生じました。

自宅が仕事場になることでオンとオフの切り替えが困難に

従来はオフィスで仕事、家で家事、とメリハリをつけていたはずが、在宅勤務では何時であってもパソコンが開いている状態に

オフの日もパソコンをつけてしまい、仕事の合間に家事をするといった感覚で、ワークライフバランスの崩れを感じました。

子供の保育園への送り迎えの負担増加!より効率が求められるように

筆者には子供がおり、これまでは職場近くの保育園へ送りがてら出社、仕事帰りにピックアップ、といった流れで業務にあたっていました。
それが在宅勤務にともない、朝保育園へ送った後に自宅に戻り仕事、夕方のお迎え時も家から保育園へ出向く…と、家と保育園を都度往復することに。

送り迎えに費やす時間が増し、仕事に集中できるコアタイムが減ったため、同じパフォーマンスをするためには、仕事の効率アップが課題だと感じています。

ウィズコロナ時代のワークライフバランス

ワークライフバランスの変化は人それぞれ

新型コロナウィルス感染拡大により、働き方やワークライフバランスが変化したという人は、やはり多いようです。皆さんはいかがでしょうか?
良い方向へ変化した点もあれば、課題となる点もありますが、仕事とプライベート、どちらもうまく進めていきたいと考える人は多いはず。

そこで次回は、このワークライフバランスの変化にともなうデメリットと対処法について考えていきます。ぜひご覧になってください。

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