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企画書の基本!書き方のポイント4つとは|初心者でも簡単!企画書の書き方①

企画書の基本!書き方のポイント4つとは|初心者でも簡単!企画書の書き方①

皆さん、こんにちは!
こちらの連載では、「急に提案書を出すように言われた…」「がんばって企画書を作ったのに、あまり読んでもらえていない気がする…」とお悩みの方向けに、初心者の方でも簡単にできる企画書の作り方を、全5回にわたってお教えしていきたいと思います。

第1回となる今回の内容ですが、企画書の持つ意味や、企画書の構成など企画書作りに取り組む前に押さえておくべきポイント4つをまとめています。

この連載を読み終わるころには、あなたも企画書マスターになれるはず!

それでは始めていきましょう。

連載「初めてでも簡単!企画書の書き方」
第1回 企画書の書き方のポイント4つをまず押さえよう ←今回はココ!
第2回 企画書の意味・目的と3つの作成ステップを知ろう
第3回 企画書は4つの要素で構成しよう
第4回 レイアウト3つのコツで見やすい企画書にしよう
第5回 企画書はグラフで説得力をアップしよう

ポイント① 企画書の意味・目的をきちんと押さえる!

「月次報告書やプレゼン用の資料は作ったことがあるけれど、企画書は経験なくて…」という人も多いかもしれませんね。

企画書とは、自分の考えたアイデアやプランをまとめ、文字や図表にアウトプットした文書のことです。相手に「こんなアイデアなら、現状の問題が解決する・もっと良くなる」と提案するために作成します。
(ちなみに提出相手は社外クライアントとは限りません。社内の上層部、他部署、直属の上司や同僚の場合もあります)

しかし、ただアイデアをまとめるだけではメモ書きと同じ。相手が企画書を見て「この企画なら問題解決につながる」と思えるような内容を網羅したものでないと成立しません。

また、相手に説明をしながら目を通してもらうプレゼン資料に重要なのは見た目のインパクトですが、企画書は「企画書のみ単体で相手に見てもらう機会が多い」という性質を持っています。そのため、いつ・誰が見ても伝わる文章をメインとして構成する必要もあります。

企画書の目的とは、相手に行動を起こしてもらい、プランを実現させること。そのためには、企画書の構成やレイアウトなどに着目して、まずは読んでもらえる企画書を作成することが大切です。詳しくは、連載第2回にてご説明します。

ポイント② 企画書の王道の構成「4つの要素」を知る!

企画書には、いろいろな要素が詰まっています。初心者の方は、「どんなデータやどんな内容を盛り込んだらいいのかわからない」と書き方に悩むことも多いようです。

企画書は、現状の問題点を解決するための対策を記します。「問題点の提起」をスタートとし、「解決策」を着地点とする、と考えるとわかりやすいでしょうか?

これをさらに「問題」「原因」「解決策」「効果」の4つの要素に分類すると、企画書がスムーズに書けるように。この4要素を漏らさず盛り込むことによって、相手に伝わりやすい、具体的な企画書となります。

企画書を作成するときは、見てもらう相手の視点に立つことが大切です。「相手は何を第一に求めているのか」を念頭に置いて、書き方を工夫しましょう。企画書の構成・組み立て方のコツについては、連載第3回にてご説明します。

ポイント③ 企画書のレイアウトはシンプルイズベスト!

企画書の内容をしっかりと作るのはもちろんですが、企画書の見た目を意識することも、相手に内容が伝わりやすくするためには大切なこと。シンプルでスッキリとしたレイアウトの企画書は、それだけで目に留まりやすくなります。

「レイアウトって難しいんじゃないの?」と不安になるかもしれませんが、恐れることはありません。
手っ取り早くできる簡単な方法は、文字のフォントを揃えること。それだけでずいぶんとまとまった印象になりますよ。
また企画書が複数ページにわたる場合、1ページごとに1項目を記載すると、「そのページでは何を一番に訴えたいのか」が明確になり、相手に伝わりやすいです。

企画書はWordでもExcelでも作れはしますが、やはり「PowerPoint」がおすすめ。PowerPointはプレゼンテーション専用ソフトと思われがちですが、実は企画書作りに最適。用意されているテンプレートが使えますので、企画書のデザインをゼロから作らずにすみ、初心者でも短時間で企画書を作成できます。

自分のPCにPowerPointが入っていないという場合でも、「Googleスライド」を使えば、遜色なく企画書を作成できますよ。

見た目がスマートな企画書なら、相手も「読んでみようかな」と思うもの。企画書のレイアウトのコツについては、連載第4回にてご説明します。

ポイント④ グラフや表を使って企画書の説得力を上げる!

企画書に含まれる要素は、文章だけではありません。データを扱う場合は、グラフや表、図を入れ込むことで、企画書がより見やすい資料にグレードアップします。
データなどはグラフを、統計などは表を使うことで、企画書の意図などがつかみやすくなります。

表やグラフはPowerPointでも作れますが、表計算に特化したExcelで作ってPowerPointに貼り付けることもできます。グラフの活用の仕方については、連載第5回にてご説明します。

初心者でも簡単!企画書の書き方

企画書は、初めて作る人にとってはハードルが高いと思えるかもしれません。しかし、書き方のコツを覚えれば、実はサクサク作業できるのです。

今回は企画書の基本について説明しました。次回は、企画書の目的について、もう少し掘り下げてお話ししていきます。

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