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現在増加中のフリーランス。活躍できる主な職種とは?

現在増加中のフリーランス。活躍できる主な職種とは?

厚生労働省の調査によると、日本でフリーランスとして働く人の数はおよそ1,000万人(副業、兼業含む)。

フリーランスの増加の背景には、職種の多様化による専門的な知識・スキルを持つ人の増加があります。 つまり、何かのプロフェッショナルであればフリーランスとして活動することが可能になってきているのです。

ところで、一口にフリーランスといってもその職種は多岐にわたります。今回はフリーランスとして活躍できる主な職種をご紹介しましょう。

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フリーランスの職種1 ライター系

フリーランスとして活動するには、専門的な知識・スキルが必要になりますが、資格がなくてもプロフェッショナルになれる職種もあります。

ライター系は、Webコンテンツを作る「Webライター」、キャッチコピーを作る「コピーライター」といったクリエイター部門と、翻訳や編集といったメディアや誌面を作る部門とがあります。どちらの部門も、わかりやすい文章を作る能力が必要です。

ライター系は資格も必要なく、日本語が読み書きできれば誰でも挑戦できる分野です。
収入は年収10万円~1,000万円と幅がありますが、法律や医療など資格がある分野の知識があったり、資格がなくても「この分野の知識なら誰にも負けない」という分野があったりする人は重宝がられるため、収入が高めです。

フリーランスの職種2 デザイナー系

Webだけではなくチラシや広告といった印刷業界にも仕事があるのが、デザイナー系。

会社や組織などのロゴやアイコンなどをデザインするグラフィックデザイナー、Webサイトを作るWebデザイナーのほか、イラストレーターやインテリアコーディネーター、カメラマンなどがあります。
専門知識のほかセンスや経験も必要になるため、年収は高めで300万円~700万円ほど。

私自身、ディレクターとしてクラウドワークス上でサイトのロゴを募集したことがあります。ロゴは単価が高いので、1人で複数提案してくるデザイナーも珍しくありませんでした。この中から選べるのは1つだけか、とチーフディレクターと悩んだものです。

画像そのものはツールを使い慣れている人ならすぐに作成できるため、センスやアイデアをたくさん持っている人なら短時間で高収入を上げることも可能でしょう。

Webや印刷物はなくならないため、フリーランスとして活動する余地は広いものの、クライアントの要望に応えるために日々変化するデザインの流行の把握や、進歩していくツールを使いこなす必要があります。スキルやセンスだけでなく、向上心も必要な仕事です。

フリーランスの職種3 エンジニア系

パソコン、スマホ、テレビ、洗濯機、冷蔵庫など、身近な家電だけでなく、世の中にある多くのものがコンピューターの制御によって動いています。こうしたコンピューター制御を可能にしているのが、数多くのプログラムです。
実際に動きを指示するプログラムを作成するプログラマー、システム開発の提案、設計、開発、テストまでを行うITエンジニアなどはフリーでも活躍できる仕事。実際にフリーで活躍している人も少なくありません。

年収は400万円~1,000万円と幅があるものの、高い知識とスキルが必要になるためIT系フリーランスの中では報酬が高め。

会社勤めプログラマーの年収は500万円ほどですが、クライアントと直接契約をすると単価が1.5~2倍ほどになるため、切れ目なく仕事を取ることができれば、会社員時代以上の年収も夢ではありません。

フリーランスの職種4 販売系

ネット上に自分のお店を持ち、商品を売るタイプの仕事もあります。自分で仕入れた商品を楽天に代表される通販サイトで販売するほか、ハンドメイド雑貨やアクセサリー、オリジナルの型紙、オリジナルコンテンツの販売や、商品を企業に変わって紹介するアフィリエイトなども販売系。

ターゲットのニーズにしっかり応えられる商品やコンテンツを用意できれば、勤めに出ているのと変わらない年収を得ることも可能です。

フリーランスの職種5 エンタメ系

動画クリエイターは近年特に注目されている職種。代表例がYouTuberです。

動画クリエイターは動画サイトにオリジナルコンテンツをアップし、視聴数に応じて広告収入を得ます。過激さが注目されやすいのですが、教育系や料理系、メイクアップレッスンなど、良質なコンテンツを作っている動画クリエイターもいます。

日本のトップYouTuberの1人であるヒカキンの平均年収は1億7,000万円、はじめしゃちょーも平均年収1億円超え。小学生のあこがれの職業にランクインしたことでも話題になったYouTuberは、視聴者から見ると芸能人のような存在に見えるのでしょう。

自分の才覚のみで勝負ができるため、誰にでも挑戦できるというメリットがある一方、クオリティの高いコンテンツを作り続けなければならない大変さもあります。

フリーランスが活躍できる職種

フリーランスとして活躍できる主な職種は大きく分けて

・ライター系
・デザイナー系
・エンジニア系
・販売系
・エンタメ系

の5つ。
いずれの仕事も「クライアントの要望に沿う」「ターゲットの要望に応える」ことが求められます。
フリーランスの仕事は、大きな初期投資が必要ないことが多いので、興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

次回はフリーランスが向いている人の条件についてお話しします。

参考
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000189092_2.pdf
https://mid-works.com/columns/freelance-financial-knowledge/revenue/1074290

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