秘書技能検定に興味をお持ちの皆さん、こんにちは!
連載「秘書検定が会社員にもおすすめな理由」、前回は“秘書検定がどんな資格か、何を学び、どのようにビジネスの場において役立つ資格なのか”について紹介しました。
第2回の今回は、そこに興味を持ってくださった方が、受験する前に知りたいと思うことのひとつ、“独学でも1発合格は可能なのか?そのためにはどんな方法で勉強すればよいのか?”というところについて掘り下げてみようと思います。
目次
秘書検定の難易度や合格率、試験内容は?
全国各地で、年に2〜3回行われている秘書検定。
前回も簡単に触れましたが、その合格率は受験する級によって差があります。受験料とあわせてご紹介しておきましょう。
秘書検定 | 受験料 | 合格率の目安 |
---|---|---|
3級 | 2,800円 | 60~70% |
2級 | 4,100円 | 55~60% |
準1級 | 5,300円 | 35~40% |
1級 | 6,500円 | 20~40% |
嬉しいことに受験料はとってもリーズナブルですよね!しかも2、3級は半分以上の方が合格しています。受験意欲も高まる〜!!そう思われた方も多いのではないでしょうか。
でも、よく見てください。準1級からは、合格率が大きく下がっています。これは一体どういうことなのでしょうか?
秘書検定 各級の試験の違い
秘書検定は実は各級によって試験内容に大きな違いがあるのです。
2級、3級は、9割がマークシート方式による択一問題です。つまり、目の前に正解が必ずあります。
それが、準1級になると、記述の割合が4割にUPします。
1級になると、なんと記述オンリー。勘で選ぶ、は通用しません。
問われることに対する根本的な理解や知識に加えて、知っていることを言葉で正しく表現できる力が求められます。
さらに、準1級、1級には、ドキドキの面接試験も加わります。
実際に、どんな問題が出るの?
公益財団法人 実務技能検定協会のHPにアクセスすると、過去に出題された実際の問題に誰でも気軽にチャレンジできるページがあります。
公益財団法人 実務技能検定協会HP各級、5つの分野別に問題が掲載されていて、正解と解説もチェックできるので、まずは簡単な力試し&秘書検定を知る第1歩として、是非3級からトライしてみてください。
やってみるとわかる!2級、3級でも最初は戸惑う択一式問題
ひと通り試してみるとわかることなのですが、択一式問題の選択肢が、ひっかけ問題というのでしょうか、意外と紛らわしいものが混ざっています。
これにはある程度慣れておかないと、間違った選択肢を選んでしまいます。
合格率が高いとはいえ、2級、3級でも侮るのは禁物ですね。
秘書検定の合格ラインは、理論と実技のそれぞれの領域で6割以上正解すること。
独学で確実に1発合格を目指すのであれば、どれも正しく見えてしまう選択肢の中から、しっかり正解を選べるよう知識をつけること、問題形式に慣れておくことが必要です。
個人差はありますが、独学で合格する為には1日1時間勉強して約1ヵ月はかかると想定して準備しましょう。
なかなか勉強時間が確保できない…そんな独学の方へおすすめの勉強方法!
時間のある学生さんならともかく、すでに社会人として働いている人は、社会経験はあっても、仕事に時間が割かれて、勉強時間を確保することが難しいものですよね。
そんな方には、移動中や隙間時間にスマホを使って勉強できるオンライン講座を有効活用するのも、効果的な勉強方法です。
スマホなら、いつでもどこでも、気軽に見ることができるので、ちょっとした時間を積み重ねてサクサクと勉強がはかどりそうですよね。
いかがでしたか?独学でも合格の可能性アリかも!とは思ったものの、自分でちゃんと勉強できるか自信がない…、何から始めればいいの?と、心配になった方もいるでしょうか。
そんなあなたにきっと役立つテーマとして、次回は「秘書検定にチャレンジするなら必見!知っておきたいポイントと効率的な勉強の仕方」をお届けします!
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