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きもの文化検定CBT方式の受験対策!いままでの筆記試験とどう違う?

きもの文化検定CBT方式の受験対策!いままでの筆記試験とどう違う?

きもの文化検定は、着物や着物にまつわる「歴史や文化」を学び楽しんでもらおうという検定です。
5・4級を持っていると、対象施設での合格証の提示で、着物の購入割引や着付け教室の割引が受けられるメリットがあります。

今回の記事では、きもの文化検定5・4級のCBT方式試験従来の試験とどう違うのか、またどのような対策をすればいいのかについて、実際にCBT方式で合格した筆者が解説します。

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CBT方式の概要|従来の試験とどう違う?

きもの文化検定は“きものを学ぶことを通して「きもの文化」への理解を深め、もっと「きもの」に親しんでいただく”ことを目的とした、全日本きもの振興会が主催する検定試験です。

5級から1級まですべて筆記試験(実技無し) なので、着物を持っていなくても座学ができればOK!

さらに5・4級と3級については、従来の筆記試験に加え、2021年からCBT試験が実施されています。
従来の筆記試験だと実施回数が年2回と少なめですが、CBT方式ならいつでも受験できます。
そして何より、自分の好きなタイミング・場所で受けられるお手軽さが魅力です。

試験内容は、紙に書き込む筆記試験からパソコン画面上の試験に変わっただけで、どちらも問題は約100問の選択形式です。

CBT方式の場合、従来の筆記試験と違い、試験終了後にすぐ合否を確認できます。
ただし合格認定証が届くのは試験後1~4ヵ月後であり、届くまでは次の上位級の受験申込みができないのは、筆記試験と同様です。

また従来の筆記試験と異なり、CBT方式では5・4級と3級の併願受験はできませんので、その点は注意が必要です。

試験スケジュールを組む際の注意点

もしあなたが上位級の受験も考えている場合、受験する級と受験日の計画を先に立てるとよいでしょう。

例えば5・4級をCBT方式で受験して4級に合格し、次の3級の受験をする場合、4級の合格認定証が自宅に届いてから3級の受験申込みをする流れとなります。
先にご説明した通り、合格認定証が届くのは受験後最大4ヵ月後です。最短期間で上位級合格まで目指したい方は以下のスケジュールに気を付けてください。

【合格認定証送付スケジュール(令和4年度の場合)
  • 4月~7月の受験 → 8月下旬
  • 8月~11月の受験 → 12月下旬
  • 12月~翌年3月の受験 → 4月下旬

CBT方式試験の対策とは?

基本的には、おおむね従来の筆記試験対策を取れば大丈夫です。

勉強は、公式の教本を使用して進めます。
きもの文化検定5・4級は「きもの文化検定公式の教本Ⅰ」から90%以上出題されますので、こちらを1冊勉強すれば対策はバッチリでしょう。

CBT方式に限った対策としては、パソコン操作に慣れておくことかと思います。
CBT方式はデスクトップパソコン上での試験となるので、マウス操作に不慣れな方は戸惑うかもしれないからです。

きもの文化検定のCBT受験申込の案内ページ下に、CBT試験の受験方法動画がありますので、先にチェックしておきましょう。
実際の試験中の画面とは異なる場合があるので、流れの参考として確認してください。

また、試験前に模擬試験をしておくのもおすすめです。
公式サイトのサイドメニューにはないのですが、インターネットで“きもの文化検定4級模擬試験”と検索すると、公式サイト内の模擬問題(全25問)へのリンクが表示されます。
CBT方式の問題の雰囲気をつかむには丁度よいので、ぜひ試験前に目を通してみてください。

ちなみに、きもの文化検定5・4級ともに一発合格した私の試験対策ですが、教本Ⅰを丸暗記する勢いで読んだら受かりました!

きものの帯の種類が多く混乱しましたが、知識ゼロの状態から2週間で一発合格できましたので、初学者の方でも挑戦しやすい資格かと思います。

実際に試験を受けたうえで、みなさんにお伝えしたいこととしては、問題は実際「きもの文化検定公式の教本Ⅰ」から出されていたのですが、本当に90%程度だったということです。満点を目指す方は、ほかの書籍等で知識を得ないといけませんので、注意してください。

きもの文化検定5・4級の勉強法(全5回)シリーズ

当日のCBT試験の流れと注意点

持ち物は本人確認証、勉強道具など。これらを持って、試験開始30分から5分前に会場に行きましょう。

会場の受付で本人確認が済むと、CBT受験するためのIDとパスワードが記されたログインシートを渡され、席へ案内されます。

席で開始時刻ギリギリまで勉強できるので、勉強道具を忘れずに持って行ってください。
筆者が行った会場では筆記用具とメモ帳は貸してくれましたが、ペンくらいは持参したほうがいいと思います。

試験時間間近になると声をかけられて、初めてパソコンの操作を始めます。
受付で渡されたログインシートでCBT受験のためのシステムへログインをします。画面の案内に従って 規約に同意して、練習問題が終了すると本番です。

試験中はわからない問題は飛ばして、一気に解いていくのがおすすめです。
問題は、飛ばしても戻って解き直せる機能がありますので、まずはテンポよく100問まで進めてみてください。

なぜかというと、それでも筆者は意外と時間ギリギリだったからです。見直しで何度も確認してから、最後に終了ボタンを押しましょう。

終了と同時に、試験結果(各項目がパーセンテージで表された採点グラフ)を渡されます。
筆者はきものの歴史と立ち振る舞いが100%で、見事合格を勝ち取りました!

当日のCBT試験の流れと注意点

きもの文化検定のCBT方式試験について、注意点や対策をお伝えしました。
従来は年に2回しか受験できなかったのが、CBT方式導入により、いつでも好きな時に受けられるようになりました。

きもの文化検定5・4級のCBT試験は、従来の筆記試験と同じく、同一試験で同時受験です(得点率が60%以上で5級合格、70%以上で4級合格)。

試験内容や対策の仕方は従来の筆記試験とほぼ同じですが、CBT方式の場合、パソコン操作に慣れておくこと、終了ボタンを押す前の見直しは必須かと思います。

また3級までCBT方式で受験が可能ですが、続けて上位級の受験を考えている方は、合格認定証が郵送されるタイミングに注意し、計画を立ててから受験しましょう。

これからCBT方式できもの文化検定5・4級を受ける方は、ぜひ参考にしてくださいね。

きもの文化検定5・4級講座

参考URL:
https://www.kimono-kentei.com/outline/index.html

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