2020/7/6posted

知識ゼロから合格を狙える！きもの文化検定5・4級の勉強法2つのポイント

バックナンバー：きもの文化検定5・4級の勉強法（全5回）

きものは必要な物が多いし、知らないことばかりで覚えるだけでも大変そうなイメージがありますよね。

でも、きものの知識は一生もの。私は、きもの文化検定5・4級に合格してから、卒業式や結婚式など、きものの知識があって良かったと思う場面が多々ありました。

身に付けた知識がこれからの人生の様々な場面で活かせるとしたら、今の内から習得しておきたいと思いませんか？

今回は、きもの文化検定5・4級の勉強法を全5回の連載でお伝えします。第1回は、きもの文化検定とはどんな資格なのか、そして、勉強法においての2つのポイントについて見ていきましょう。

第2回以降は、テキストの章ごとの勉強方法について詳しく解説していきますよ。

きもの文化検定って、どんな資格？
きものの知識はどんなシーンで役に立つの？
きもの文化検定5・4級のおすすめ勉強法はこちら！
きもの文化検定にトライしてみよう！

きもの文化検定って、どんな資格？

そもそも、あなたは「きもの文化検定」という資格があることをご存じでしたか？

きもの文化検定は2006年から開始され、徐々に注目が集まってきている資格です。まずは、きもの文化検定について詳しく紹介していきますね。

きもの文化検定は、「きもの文化」への理解と「きものへの親しみ」を深めることを目的とした資格です。

等級は5級から始まり1級まであるので、きもの文化検定5・4級は、正にきものについての知識を深める第一歩とも言えますよね。

級	程度・内容	合格基準
5級	マークシート方式による四肢択一方式で60分・100問以内（5級と4級は同一問題）	60％以上の正解で合格
4級	マークシート方式による四肢択一方式で60分・100問以内（5級と4級は同一問題）	70％以上の正解で合格
3級	マークシート方式による四肢択一方式で90分・100問以内	70％以上の正解で合格
準2級	文言選択・記述方式で90分・100問以内	60％以上の正解で合格
2級	文言選択・記述方式で90分・100問以内	70％以上の正解で合格
準1級	文言（語彙）記述・文章記述方式で90分・100問以内	60％以上の正解で合格
1級	文言（語彙）記述・文章記述方式で90分・100問以内	70％以上の正解で合格

ところで、きもの文化検定には公式のテキストがあって、きもの文化検定5・4級の場合、この公式教本1の中から90％以上が出題されます。

そして、上の表からもわかるように、きもの文化検定の5級と4級はまったく同じ問題が出題され、正解率によって取得できる等級が変わるのです。

同じ試験範囲なら、ぜひとも4級合格を狙いたいですよね。

きもの文化検定5・4級資格概要

きものの知識はどんなシーンで役に立つの？

日本にいても普段からきものを着る環境にでもいないと、きものに携わる機会って限られてしまいますよね。
そのため、「せっかくきもの文化検定に合格しても、それを活かせる場面が無かったらもったいないな…」と思っていませんか？

きものが一般的にイメージされる場面と言えば、呉服店や着付けをする美容室などでしょうか。
でも実は他にも、きものの知識が役立つ場面は結構たくさんあるんです。

例えば、結婚式場や写真館、海外の方と交流があるお仕事などでも、きものの知識を活かせます。

さらに仕事以外の場面でも、夏祭りに行く時に自分で浴衣が着られたら時間やお金を気にせず楽しめますし、友達の着崩れを直してあげることもできます。

また年を重ねても楽しめる点が、きものの良さの1つです。
今から少しずつ一生活かせる知識を身に付けられたら、人生の楽しみが増えそうですよね。

きもの文化検定5・4級のおすすめ勉強法はこちら！

きもの文化検定5・4級合格のための勉強法として、押さえてほしいポイントは2つあります。

まず1つ目は、1回の勉強時間を長く取り過ぎないことです。
きもの文化検定5・4級では、馴染みのない単語をたくさん覚える必要があります。人によって集中できる時間は変わりますが、1回の勉強時間を長く取ると途中から効率が下がってしまいがちですよね。
そのため、長く勉強できる日は休憩を挟みながら行うなど、短時間で集中して行う勉強法がおすすめです。

そして2つ目は、何度も反復して勉強を行うことです。新しい単語を覚える時には、一度見ただけで覚えることは難しいものです。でも、何度も繰り返しインプットすることで、記憶に定着させることができます。
私の場合は、項目ごとに一通り覚えたら一度自分でテストし、弱い部分を再度集中して覚える勉強法をよく使っていました。

ぜひ、あなたも勉強する際の参考にしてみてください。