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きもの文化検定5・4級の勉強法②第1章~第4章は「きものの種類」「小物」が重要!

きもの文化検定5・4級の勉強法②第1章~第4章は「きものの種類」「小物」が重要!

前回の記事では、きもの文化検定5・4級の勉強法において、「1回の勉強時間を長くしすぎないこと」と「反復して覚えること」、この2つがポイントだとご紹介しましたね。

この基本のポイントに加えて、各学習項目にあわせたコツを取り入れると、また一歩合格に近付くことができるのです。

そこで、今回からは例題をご紹介しながら、学習項目毎に押さえてほしい勉強法をお伝えしていきます。
今回の第2回は、公式テキストの第1章~第4章についての勉強法です。きものの知識の入り口となる所ですので、しっかりと押さえていきましょう。

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第1章①「きものの種類」によって着る場面が変わる!

あなたは今まで、どんなきものを着たことがありますか?

私の場合は、夏祭りで着た浴衣以外では成人式に着た振袖くらいしか、きものを着た記憶がありませんでした。そのため、きものに種類がたくさんあるということも勉強し始めてから知ったのです。

「きものの種類」は、きもの文化検定5・4級の試験範囲の中で、他の学習項目とも繋がる重要な部分になります。従って、最初にきものの種類を覚えてしまえば、その後の項目も勉強しやすくなるのです。

それでは、実際の試験で「きものの種類」についてどのように出題されるか、例題を見てみましょう。

既婚女性の礼装として最も正式なきものを次の中から選びなさい。

(1) 小紋
(2) 御召
(3) 紬
(4) 黒留袖

引用元:https://www.kimono-kentei.com/trial/index.html

この例題からもわかるように、きものには「格」があります。つまり、振袖や訪問着、留袖などの種類によって、着る場所が変わるのです。

「きものの種類」によって着る場面が変わる!

この格式という特性を利用してきものの種類を覚える際には、格式順に種類を覚えるようにしてみましょう。

格式順に名称を覚えてからそれぞれの詳細を追加で暗記すると、頭の中で整理しやすくなるので混乱しにくく、覚える際にも頭に入りやすいですよ。

第1章②「小物」の覚え方にもコツがある!

きものは、洋服とは違い必要な小物が多いですよね。
そのため私も最初は、ただ単純に丸暗記しようとして、似た名前の小物で混乱してしまうことがありました。

しかし、きもの文化検定5・4級では小物に関して、以下のように出題されます。

帯を結ぶときにお太鼓部分の形を整えて、締める道具を次の中から選びなさい。

(1) 帯板
(2) 帯枕
(3) 腰紐     
(4) 帯揚げ

引用元:https://www.kimono-kentei.com/trial/index.html

この例題のように、小物に関しての問題は、役割と名称を出題されることがありますので、ただ名称を覚えるだけでは正解できません。
小物には装いを華やかにする為の装飾の意味合いだけではなくきちんと役割があります。そして、きものを着用する際には欠かせない物ですので、名称と役割をしっかりと覚えていきましょう。

この時の勉強法としては、それぞれの小物を単体で覚えるのではなく、例えば「帯に関連する物」など、パーツ毎にまとめて覚える方法がおすすめです。

また、きものの種類と同じように、小物にも格があります。そのため、きものの種類とあわせて、イメージしながら暗記すると覚えやすくなります。

第2章|羽織とコートのポイントはデザインとマナー

きものの上に着るものとしては、大きく分けて羽織とコートの2種類があります。
ここで押さえるべきポイントは、デザインの違い着用する際のマナーです。

まず、デザインですが、羽織に関しては、デザインはほとんど変わらず丈の長さに違いがある程度となっています。しかし、コートには「道中着」と「道行コート」という2つのデザインがありますので、違いを覚える必要があります。

そして、羽織は茶室以外であれば室内でも着用可能ですが、コートは室内に入ったら脱ぐことが基本的なマナーとなっています。

きもの文化検定5・4級の勉強をする際はこれらも覚えておきましょう。

第3章・第4章|男物や子供のきものにも応用できる勉強法!

きものの種類を覚える際に、格式順に覚える方法をご紹介しましたが、この勉強法は、男性や子供のきものについて勉強する際にも応用できます。

男性のきものの場合は女性用と同じように格式毎に覚え、子供のきものの場合は年齢順に覚えるようにしてみましょう。そうすると、それぞれの種類を混同しにくくなるので、ぜひこの方法で試してみてくださいね。

きもの文化検定5・4級の勉強法

きものを格式順に覚えると、そのきものの種類をイメージしやすくなり、イメージすることでさらに記憶に残りやすくなります。

ただ単純に暗記しようとすると頭に入りにくいので、このコツを使いながら効率良くきもの文化検定5・4級の合格につながる勉強を進めてくださいね。

次回は、公式テキストの第5章~第8章に関する勉強法のポイントをご紹介します。

きもの文化検定5・4級講座

参考サイト:
https://www.kimono-kentei.com/trial/index.html
https://sgm.co.jp/useful/tpo/

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