今回のテーマは「さらにやる気を高める」ためのパッチリストです。
こちらは、やる気が低下したときではなく『普通だけど、もっと高めたい!』というときにあてるパッチです。 人生長いようでそうでもないですからね。できれば、目を輝かせていたい。
「さらにやる気を高める」ためのパッチリスト
No.1 やる気のことが気になったら「目は輝いているか?」確認する
勉強でも仕事でも、やっていることがやり慣れたことだと特別、意識しなくてもできてしまいます。そうすると、実際予定通りにやっているのに充実感や爽快感を味わうことができず、やる気にドライブがかかりにくい。
そこで、勉強している間、やる気のこと(自分の状態)が気になったら、「目は輝いているか?」と、確認するパッチです。
目は輝いている?
実際、自分の目がどうなっているのか、鏡を使って確認してもよいですが、「目は輝いているか?」と自分に尋ねてみるだけでOKです。それにより、あなたの注意は自分の目に向きますから。
同時に、「自分は今、何をしているのか?」「自分は今、なぜこれをしているのか?」といったことにも注意が向きます。
結果、今やっていることの意味をより実感し、あなたの目は輝きます。
仮にそのときのあなたの目が、十分にキラキラしていたとしても、「目は輝いているか?」と注意を向けることで、一層輝くでしょう。
No.2 目が輝いていないなら「工夫できないか?」考えてみる
今やっていることの意味が実感できれば、あなたの目は輝いているはずですが、「不十分だな」と感じることがあるでしょう。そのような場合にはこのパッチが有効です。
特に、「やらなければいけないこと」をやるときに有効です。やらなければいけないと思っていることって、「やる意味」はわかっています。だから、やる気がないわけではない。
でも、目の輝きは不十分かもしれない。やらなければならない=やるしかない=選択肢がない。選択肢がないと、強制されているように感じてしまいます。これは、やる気を削ぎます。
やることは選べなくても、どうやるかは選択できる
そんなとき工夫を考えます。工夫は「やり方」「取り組み方」であって、「やること」そのものではありません。やることは選択できなくても、「やり方」は選択できますからね。
そもそも、私たちは、工夫することが大好きです。工夫できないかな?と考えるだけでも、楽しくなってきます。考えついたら、どんどん試してみましょう。
No.3 ちょっと時間があったら、未来に行ってみる
例えば、目標にしている資格試験は、6ヶ月後にあるとします。
見事合格する 資格が手に入る。自信もつく その資格を持っていることで、まわりの評価が上がる 新たな機会が増える
…など、考えただけで、ワクワクしますね。こちらに注意が向いていることが多ければ、とても望ましいですね。それを実現しやすくするためのパッチです。
想像力を使えば未来に行ける
「未来」というのは、試験に合格し、それから2年後5年後でも、10年後でもよいです。
試験対策として勉強を継続したことで、そして合格したことで、あなたの生活は、どうなっているでしょう?その未来の時点に行ったつもりで、イメージしてみましょう。
「その時点に行ったつもり」になることがポイントです。わたしたちには、すばらしい想像機能がついていますからね。それをフル活用します。
どんなところに住んでいる? 仕事は何をしている? まわりにはどんな人たちがいる? 充実している理由は? 楽しそうにしている理由は?
できるだけ具体的にイメージしてみましょう。ワクワクするはずです。そして、そのワクワクするイメージの実現は、合格の実現を前提にしています。合格はコンスタントに勉強することの実現を前提にしています。コンスタントに勉強することは、今、勉強することを前提とします。
さて、勉強しましょうか。
「さらにやる気を高める」ためのパッチリストまとめ
目を輝かせるといっても、「キラキラ」であって、「ギラギラ」じゃないですからね。ギラギラは単なる欲望です。(ギラギラさせるためのパッチはいらないでしょう)
やっていることの意味がわかっていて、しかも、そこに意義を実感をできていれば、おのずとあなたの目は輝いているはずです。
次回のテーマは「勉強する機会を増やす」ためのパッチリストです。4月23日(日)公開予定ですので、お楽しみに。
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