この記事を読んでいるということは、
あなたは、「何か始めたほうがよい」と考えているか、あるいはすでに「何か始めた」ということでしょう。
仮に、「何かを始めたほうがよい」と考えているとしましょう。
実際に始めるためには、
・始めることを選ぶ(どれにするか?どれとどれにするか?)
・選んだことの実行を選ぶ(やる?やらない?あとでやる?)
という2つの選択(決定)が必要になります。
どちらもあなた次第です。
あたりまえと言えばあたりまえのことです。
ポイントは何か?
「自分で選んだという自覚」を強く持てるかどうかです。
どうして「強い自覚」が大事かというと、実際に「何かを始める」ためには、さらにもうひとつハードルがあるからです。
そのハードルとは、実際に行動を起こすことです。
一般に、「決断」「決意」が大事であると言われますが、実際はちょっと、というより、かなり違います。
「決めたのにやらない」「決意したのに始めない」ことは少なくありません。
あなたにも、1つや2つはそのような経験があると思います。
わたしにはたくさんあります。
実際に行動を起こせるかどうかは、決意の強さではなく、決意の納得感の強さに左右されます。
そして、この納得感は、自分で検討し、自分で選んだ(決めた)というプロセスに依存します。
この点を理解しておくことはとても大事なことだと思います。
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