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セルフマネジメントとは自己管理ではない

セルフマネジメントとは自己管理ではない

企業における「マネジメント」とは何か?

「経営」を意味する場合もあれば、「管理」を意味する場合もあります。

この場合、「管理」は「経営」の一部です。

「管理」だけできていても、「経営」はうまくいきません。

「経営」にとって重要な、理念であるとか、ビジョンであるとか、戦略であるとか、

そういったものが「管理」に含まれませんから。

 

さて、企業ではなく、わたしたち個人の場合はどうなのでしょう?

試験対策においても、「セルフマネジメントが重要である」ということが言われますよね。

この場合は、「経営」なのでしょうか?それとも「管理」なのでしょうか?

学習の計画を立てたり、計画どおりに進んでいるか確認したり、予定どおり成果が上がっているか検証し、必要であれば計画を修正したり、・・・といった「管理」はあったほうがよいでしょう。

確かに「自己管理」という言葉もありますしね。

でも、それだけでしょうか?

「経営」という観点は不要なのでしょうか?

「自分を経営する」という表現を見たり、聞いたりしたことはないと思いますが、実際わたしたちは行っています。

たとえば、

自分の理念や信念は何か?

自分のビジョンはどのようなものか?

その実現のために何を行い、何を行わないか?

といったことを考えたことがあるでしょう。

これは「管理」ではありません。「経営」です。

たとえば、あなたが「宅建の試験に合格するため、その対策を行う」という意思決定をしたのなら、その決定は、「自分の経営上の判断」です。

わたしたち個人も「管理」だけではうまくいきません。

ぜひ、「自分を経営しているのだ」という自覚を持ってください。

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