次のようなことを目にしたり、耳にしたりしたことはありませんか?
「仕事が忙しかったから、十分な対策ができなかった」
「学習仲間がいなかったから、学習を続けられなかった」
「本番で緊張したため、本来の力が出し切れなかった」
「つまらないミスをしたから、合格できなかった」
どう思いますか?
もっともだと思いますか?
もし、これらがもっともだとすると、仕事が忙しいと、対策が十分に行うことができず合格しない。
学習仲間がいないと、学習を継続できず合格しない(それどころか途中で脱落する)。
本番で緊張すると、本来の力を出せず合格しない。
つまらないミスをすると、合格しない。
ということになります。
こうなると、たいていの人は仮に試験対策を始めても、合格する気になりませんよね。
実際、始める前に「自分にはムリ」「どうせ、やっても続かない。合格しない」とあきらめてしまう可能性もあります。
長年、試験対策を指導し、数多くの受講生を相手にしてきましたが、このようなことはありません。
仕事が忙しくても合格します。
学習仲間がいなくても合格します。
本番で緊張しても合格します。
ミスをしても合格します。
仕事がめちゃくちゃ忙しかったにもかかわらず、合格した。
学習仲間などひとりもいなかったにもかかわらず、合格した。
本番で緊張したにもかかわらず、合格した。
ミスをしたにもかかわらず、合格した。
という人がたくさんいます。
つまらない常識的な考えや、これまでの自分のことにもとづく
「どうせ自分は○○だから・・・」という発想は、あなたから可能性を奪います。
だから、やめましょう。
そのかわりに、「○○にもかかわらず、・・・」という発想を持ちましょう。
こちらは、あなたを自由にしてくれますから。
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