2018/12/11posted

世界遺産検定3級のおすすめテキストと購入時の注意点とは？

バックナンバー：世界遺産検定3級合格のコツ（全5回）

皆さん、こんにちは！

連載「世界遺産検定3級合格のコツ」、前回は、世界遺産検定3級の絶対知っておきたい勉強のコツをご紹介しました。

ところで資格の勉強といえばテキストの用意は必須ですよね。では、世界遺産検定3級の場合はどんなテキストを選んだらいいのでしょうか。

今回は、世界遺産検定3級のおすすめテキストと、知っておくべきことをお話しします。

世界遺産検定専門のテキストは少ない

世界遺産検定3級のテキストを検討するにあたり、まずは、世界遺産のことがわかる市販の本をいくつかピックアップしてみました。

タイトル	著者	出版社
日本の世界遺産ビジュアル版オールガイド増補改訂版	カルチャーランド	メイツ出版
世界遺産年報2018	公益社団法人日本ユネスコ協会連盟	講談社
世界遺産データ・ブック〈2018年版〉	古田陽久・古田真美著、世界遺産総合研究所企画編集	シンクタンクせとうち総合研究機構
Pen＋（ペン・プラス）ニッポンの世界遺産。	CCCメディアハウス	CCCメディアハウス
学習まんが別巻世界遺産学習事典	世界遺産アカデミー監修	学研プラス

並べてみて、何か共通点に気づきませんか？

確かに日本の世界遺産や世界遺産のデータが記載されていますが、これらの本は、世界遺産検定3級には特化していないということです。

そもそも世界遺産検定を目的に作られていないので、これらの本では世界遺産のうちどこまでが出題されるかもわかりません。

ちょっとした雑学などプラスの知識は増えるかもしれませんが、肝心の世界遺産検定3級で出題される部分がわからないので、知識は吸収できても非効率的です。

このように、書店などで販売されている世界遺産に関する本をあえてご紹介しましたが、実は世界遺産検定3級で絞ると、テキストはほとんど無いのが現状なのです。

テキストの注意点・うまく活用するために

ここまで、世界遺産検定3級のテキストはほとんど無いこと、だからこそより検定内容に特化した公式テキストがおすすめであることについてお話ししました。

しかし、1つ注意したいことがあります。公式テキストなら何でもよいというわけではないことです。

どういうことかというと、公式テキストは何年かに1度改訂されます。なぜなら、世界遺産の内容や動きが、年を追うごとに変わっていくためです。
2018年の試験に関しては2017年3月19日発売のもので問題ないですが、それ以前のものを中古などで購入するのはおすすめしません。

中古のテキストで世界遺産検定の勉強をしても、出題範囲が違ったということになってしまいます。必ず、新しいテキストで勉強するようにしましょう。

ちなみに「テキストだけではなんとなく頭に入ってこない…」という人は、オンライン講座などの視覚や聴覚を活用した学習がおすすめです。

体の感覚をうまく活用することで、頭に入りにくい内容も、すんなりと入っていくかもしれませんよ。

世界遺産検定3級講座

世界遺産　万里の長城

さて、世界遺産検定3級の学習について5回にわたってお話ししてきましたが、今回が最終回です。
世界遺産検定3級は仕事をしながらでも資格取得を目指せるものであること、勉強法や学習のコツなど、世界遺産検定3級の学習についてのイメージはついたかと思います。

9割が出題されるテキストの内容を押さえることは重要ですが、テキストを読み込むだけでは内容がなかなか頭に入ってこないものです。

オンライン講座などの動画による学習、暗記カードや、過去問など、これまでお話ししてきたことを参考に、自分に合った学習方法を取り入れて効率よく勉強し、世界遺産検定3級に合格しましょう。

参考URL：
https://www.sekaken.jp/books/text_class3.html
https://www.sekaken.jp/books/
http://www.mates-publishing.co.jp/archives/18245
http://www.unesco.or.jp/isan/news/2018/10651801155702.html
https://www.gov-book.or.jp/book/detail.php?product_id=324736
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000011369.html
https://hon.gakken.jp/book/1020444300

前回の記事

絶対知っておきたい！世界遺産検定3級の学習のコツとポイント

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