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寒さを乗り越える!今日からできる冷え性対策【基礎知識編】

寒さを乗り越える!今日からできる冷え性対策【基礎知識編】

秋冬は、「指先が冷たくてツラい」「布団をかぶっても寒くてなかなか寝つけない」など、暮らしのなかで「冷え」を原因とした身体の不調を感じる人が多くなります。筆者もそうです。

しかし、冷えはちょっとした工夫で改善できるケースも!

この記事では、全4回にわたり冷え性対策や冷え性改善のヒントをお届けします。1回目の今回は、冷え性の基本をおさらい。冷え性のタイプが分かるセルフチェックリストもあるので、ぜひご覧ください。

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体が冷えて不調を感じる…それは冷え性かも!

冷え性とは体温調節機能がうまく働いていない状態のことで、自覚症状や部位によって4つのタイプがあるといわれています。

1つは、手や足が冷たいと感じる「四肢末端型」。もう1つは、下半身が冷える「下半身型」。さらに、お腹や二の腕に冷えを感じる「内臓型」と、通年冷えを感じる「全身型」の4つです。

寒い外に出て体が冷えきってしまう、冷たいものをさわって指先がかじかむ、こういった現象は当たり前のことです。冬は特に多いでしょう。

しかし、この「冷え」が家の中に入っても改善しない、常に冷えて不調を感じる…といった場合は注意が必要。それは冷え性のサインかもしれません。

「もしかしたら冷え性かも?」と気になる人は、次のチェックリストで自分の冷え性タイプをチェックしてみてください。そのうえで、冷え性対策や冷え性改善策をご紹介していきます!

あなたにはどんな自覚がある?冷え性チェックリストで確認

冷え性になると、様々なかたちで体に変化が表れます。「手足は冷えていないから大丈夫!」と油断していたら、実は内臓が冷えていた…というパターンも。

まずは、自分の冷え症度とタイプを知ることから始めましょう。

冷え性チェックリスト

次のA、B、C、Dすべての項目から当てはまるものを探してチェックを付けてみてください。タイプがわかることで、冷え性対策が立てやすくなりますよ。

A
B
C
D

冷え性チェックリストの結果は?4つのタイプを解説

A、B、C、Dすべての項目から当てはまるものを選んだ結果、最も多くチェックが付いた項目があなたの冷え性タイプです。
また、当てはまる項目が多いほど、冷え性の可能性や度合いが高くなります。

Aの項目にチェックが多い→「四肢末端型」

Aにチェックが多かった人は、末端冷えの「四肢末端型」に要注意。

比較的若い女性に多い冷え性のタイプで、血液の循環がうまくいっていないことで手や足先が冷たく感じるそうです。

Bの項目にチェックが多い→「下半身型」

Bが多かった人は「下半身型」かもしれません。
血液が上半身に滞った状態だと、顔のほてりを感じるのに下半身は冷たい、といった状態になりやすいそうです。

Cの項目にチェックが多い→「内臓型」

Cが多かった人は、「内臓型」の冷え性の可能性があります。
内臓冷えタイプは、自覚症状がないケースが多いことが特徴。胃腸のトラブルが多い傾向もあります。

Dの項目にチェックが多い→「全身型」

Dが多かった人は、全身の熱生産量が低下している「全身型」かもしれません。
年中通して冷えやすい、疲れやすい、という人は注意が必要です。

冷え性の原因と改善のヒントを知り、生活の基本を変えていこう

最後は、冷え性を引き起こす原因と、冷え性対策や冷え性改善の方法をご紹介していきましょう。

冷え性の原因3つ

冷え性の原因は、大きく3つにわけられます。

原因① 体が熱を生み出しにくくなっている

人は食事をすることで熱を生み出しますが、食事のバランスが偏っていたり、ダイエットなどで極端に食事量が少なかったりすると、それが満足にできません。

体内で熱を十分に生産できない、熱を作るためのエネルギー代謝が円滑に行えない、といった状態は冷え症につながります。

また、熱を作る器官である筋肉が少ないことや、運動による発熱が少ないことも冷え性の原因のひとつです。

原因② 末端まで血液をうまく循環させられていない

貧血や低血圧といった体質を持っている人は血流が滞りやすく、冷え性になりやすいといわれます。

また、窮屈なインナーや締めつけが強い服にも注意が必要です。

筋肉量が少ないことや運動不足も血流が滞る一因となります。

原因③ 自律神経の乱れで体温調節がうまくできていない

不規則な生活やストレスなどで自律神経が乱れることも、冷え性の原因です。

夏にクーラーが効きすぎた部屋と外を行き来して体温調節機能がうまく働かなくなってしまうケースや、女性ホルモンのバランスが崩れることで自律神経が乱れてしまうケースも、冷え性の要因として挙げられます。

冷え性対策は生活習慣を整えることから

冷え性対策は、先ほど挙げた3つの原因となる生活習慣を、整えていくことがポイント。

・熱を生みだしやすい体を作ること
・血行不良を改善すること
・自律神経の乱れを整えていくこと

が基本となります。そこで大切なのが、 「食生活、運動、生活習慣の改善」です。

この3つと、以下にある冷え性タイプ別の冷え性改善方法を合わせて、冷えを改善していきましょう!

冷えタイプ 冷え改善方法
四肢末端型 体を温める習慣を身に付ける
下半身型 下半身を温める、主に下半身の筋肉量を増やす
内臓型 お腹まわりを温めたり、温かい食事をとったりする
全身型 冷え性改善を目指して生活習慣をトータルで工夫する

冷え性に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

【基礎知識編】寒さを乗り越える!今日からできる冷え性対策

冷え性は、体温調節機能がうまく働いていない状態のこと。冷えで不調を感じるときは要注意です。

冷えを感じていなくても、お腹の不快感や疲れやすくなるといった不調を引き起こすケースもあるので、今回ご紹介したチェックリストをぜひ確認してくださいね。

次回では、食べ物をキーワードに冷え性対策をご紹介します。実は、あなたのいつもの食生活が冷え性につながっているのかも…?

体を冷やすNG食習慣や、暮らしに取り入れやすい冷え性改善ドリンクなどをご案内しますので、ぜひご覧ください。

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