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「スピーチが苦手なんですが、することになってしまって…」解決法はただひとつ!

「スピーチが苦手なんですが、することになってしまって…」解決法はただひとつ!

こんにちは!フリーアナウンサーの古橋拓真と申します。

『「話し方」お悩み相談室(全10回)』では、話し方に関する悩みを解決するために必要な「テクニック」と、悩みに向き合っていくための「心構え」の両面から話をしていきます。 

さて、第10回のお悩みですが、

「スピーチが苦手なんですが、することになってしまって…」

です。

解決法:テクニック編「最低限のルールだけ守り、自分の言葉で話す」

結婚式などでスピーチを頼まれた経験がある人、実は多いのではないでしょうか。

「大切な友人のためならば」と引き受けたものの、いざ何を話そうかと考えてみても、なかなか形にならない。そうなると焦るし、スピーチの日が迫ってくると憂鬱になるし…。そういう経験をすると、スピーチそのものに自信が持てなくなってしまうこともあります。

ここで大事なのは「あまりしっかりスピーチしようとしない」ことです。

「え?」と思う方もいるかもしれません。ですが、私たちの周りを見ると、形式ばったスピーチより、その人の人柄が表れているものが好まれるようになっています。

例えば、結婚式を例に挙げてみると、皆さんの前に出て話す従来のスピーチに代わって、司会者が各テーブルを回りその場で指名するテーブルスピーチが主流になっています。

私もブライダルの仕事をすることがありますが、このような形式ばっていない式は年々増えています。新郎新婦にお話を聞いてみても、普段の皆さんのお姿を式の場でも見たいというのが本音のようです。

これは色々な式典でも同じようなことが言えると思います。もちろん、その時によって避けた方がいい話題、冠婚葬祭の場合は忌み言葉など、最低限守るべきルールはありますが、それさえ守れば、細かいことは気にしなくて大丈夫です。自分の言葉で話してみてください

解決法:心構え編「借り物ではない、自分の言葉で話す」

「テクニック編」が「心構え編」みたいになってしまいましたが、今回はここでもう1つ私の経験談をお話しておきましょう。

あるご夫婦の結婚式の打ち合わせをした時です。打ち合わせの最後に新婦から「最後に読む両親への手紙を見てほしい」と言われました。 なんでも、書いては見たものの自信がないとのこと。早速拝見してアドバイスをしました。

式当日、式は何事もなく進み、手紙を読む場面となりました。

最初は、打ち合わせで見た通りの内容をお読みになっていたのですが、だんだんと感極まり、言葉に詰まるようになってきました。すると、新婦は手紙を見ずに話し始めました。

確かに、手紙を読んでいた時より、とりとめのない話になっていました。ですが、読まない時の方が、ご両親への感謝の気持ちがよく伝わっていたというのをよく覚えています。どんな場面でも、人の心を打つのは借り物ではない「自分の言葉」なのだなと思いました。

やや極端な例になってしまいましたが、皆さんもぜひ、「自分の言葉」で話していただきたいと思っています。

「話し方」お悩み相談室、10回にわたってお送りしてきましたが、今回で最終回となります。

下記の話し方についての講義動画もありますので、合わせて参考にしていただき、皆さんにとってより良いコミュニケーションを築くキッカケとなれば嬉しい限りです。ご拝読ありがとうございました。

話し方入門 面接編(全8回)

就職活動において避けて通れない面接。面接官の心に残る声の出し方をはじめ、自己PRや志望動機の考え方など、多くの人が陥りがちな落とし穴を紹介します。
話し方入門 面接編の講義を観る

話し方入門 ビジネス編(全4回)

緊張しても声が出る発声法や視線の向け方、ジェスチャーの使い方など、 誰にでも簡単にできて、仕事で活かせる「相手に伝わる話し方」の基礎が学べます。
話し方入門 ビジネス編の講義を観る

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