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2018/4/4 updated

お店の裏側や戦略を学べる!販売業随一の公的資格「販売士3級」とは?

お店の裏側や戦略を学べる!販売業随一の公的資格「販売士3級」とは?

突然ですが皆さん、野菜はどこで買いますか?

「商店街の八百屋さん!」と答えたあなた、いいですねえ。シャッター商店街が増えるなか、いまだに生き残っている八百屋さんは貴重な存在です。ぜひ八百屋さんで買ってください。

さて野菜を買うといえばスーパーが定番でしたが、いまやコンビニでも野菜を売り始めています。これってお客さんは主婦でしょうか?

答えは、都会のお年寄りです。
お年寄りが歩いていける範囲にスーパーがない住宅地が増えています。地方だけでなく都会でも買い物難民が発生しているのです。そこで、コンビニ店長に頼んで小分けした野菜を売ってもらっているのですね。

さてコンビニには本部があり、店舗にはオーナーがいてフランチャイズチェーンになっていることはご存知の方も多いと思います。
では本部と加盟店の関係はどうなっているのでしょうか。コンビニのオーナーは、自分の裁量で野菜を売ることができるのでしょうか?

「販売士」とは、販売業界随一の公的資格。販売士3級ではこのように、販売に必要な知識や技術について学ぶことができます。
これから5回に渡り、意外に知らない販売業の裏側販売士という資格についてご紹介いたします。

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販売士とはお店の裏側や戦略などを学べる試験

販売士3級とはお店の裏側や戦略などを学べる試験

販売士3級とは、どんな資格なのでしょうか?

名称通り、販売士3級とは販売スタッフのための、商工会議所が主催している試験で、販売に必要な知識や技術があるか認定しています。
知識、技術を知っているかどうかで店の売上は左右されますから、たくさんのお店が販売士3級取得を奨励しています。

もちろん、販売業以外の方にもとても役に立つ資格です。
例えば、皆さんがよく利用するコンビニって、どんな契約で本部とはどんな関係になっていて、どんな戦略で運営しているのか、裏側がちょっと気になりませんか?

販売士3級の勉強をすると、消費者としてお店に入った時、レイアウトや内装を見て、店長がどんなコンセプトのお店を作ろうとしているのかわかるようになります。

どこに目玉商品が置かれているのか、お店として本当はどの商品を売りたいのかもわかるようになりますよ。

販売士の試験概要と正式名称

販売士の試験概要と正式名称

販売士試験の開始は昭和29年。歴史もあり知名度もバッチリですから、転職で重宝する資格です。

出題範囲は小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理の5分野。

3級、2級、1級とありますが、販売士3級の場合試験時間は100分で、合格率は50~60%と、それほど難しくありません。
20代~30代の受験者が半分を超える試験で、毎年2月・7月の2回行われます。
販売士3級 資格概要

長らく販売士という名前でしたが、平成27年度から正式名称をリテールマーケティング試験と名称変更しました。リテールとは英語で小売のことです。

試験の正式名称は変更となりましたが合格者の称号は、従来の“販売士”のまま。正式名称がリテールマーケティング試験となったあとも、販売現場では正式名称よりも「販売士3級」の名前が浸透しきっています。

ちなみに販売士とよく似た名前で“登録販売者”という試験があります。
こちらは、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品の販売ができる医薬品販売専門の資格です。

薬を売るには本来、薬剤師の資格が必要ですが、現状では薬剤師が不足しています。そこで薬事法が改正され、かぜ薬や解熱剤など日常生活でよく使うリスクの少ない薬は、登録販売者が販売できるようになりました。
試験は薬事法や薬に関して問われます。販売士3級とはすべての販売に関わる試験ですが、登録販売者は薬の販売だけに関わる試験なのですね。

販売士3級の学習分野「小売業の類型」からの例題

さてここで、販売士3級試験でどんな問題が出題されるのか、例を見てみましょう。

例題:フランチャイズチェーンにおける本部と加盟店の関係について述べた文章で、文中の〔 〕に、それぞれの語群から最も適当なものを選びなさい。

 コンビニ、学習塾などたくさんのフランチャイズチェーンがあります。経営のノウハウを提供する本部を〔ア:フランチャイジー、フランチャイザー、VC〕、加盟店のことを〔イ:フランチャイザー、フランチャイジー、VC〕と呼んでいます。

 お店を立ち上げても経営を軌道にのせるのは大変です。フランチャイズチェーンに加盟すると知名度があるブランドをすぐに使え、本部から経営ノウハウを教えてもらいながら経営でき、失敗のリスクを下げることができます。その対価として加盟店は売上の一部を〔ウ:協賛金、リベート、ロイヤリティ〕として本部に支払います。本部と加盟店には資本関係はなく、その代わりに契約を結びます。

いかがでしたか。解答は、
ア:フランチャイザー
イ:フランチャイジー
ウ:ロイヤリティ

となります。

ノウハウを提供する本部フランチャイザー加盟店フランチャイジーと呼んでいます。
なお選択肢ア・イにあるVCとは、ボランタリーチェーンです。
ボランタリーチェーンとは、独立した地元スーパーなどが共同仕入れなどの目的で集まった組織です。皆さんの身近にもありますので、地元スーパーへ行った時に注意してみてくださいね。

ちなみにボランタリーチェーンにもコンビニと同じで本部がありますが、本部が主ではなく加盟店が主となっています。

フランチャイズチェーンの加盟店で野菜を扱うことができるワケとは?

フランチャイズチェーンの加盟店で野菜を扱うことができるワケとは?

さてこの記事の冒頭で出しました「コンビニのオーナーは自分の裁量でお店に野菜を置くことができるのか」という問題ですが、「本部との契約で決まります」が答えとなります。

昔は、“加盟店には本部で扱っている商品以外を置いたらダメ”という、ガチガチの契約でした。
ですが、今では様々な地域にコンビニが出店されており、地域によって住人の傾向は異なります。

そこで、“店長の裁量で本部ルート以外から仕入れてもかまわない”という契約が増えてきています。
なかには本部で野菜の取り扱い自体を始めたチェーンもあります。野菜を買える場所が時代にあわせて色々と変わってきているのですね。

販売士3級とは、このように販売に関わる色々な知識や技術を学べる試験です。

お店は価格戦略を立て、色々な価格設定をします。例えばパソコンの新製品発売時には、販売側は上澄み吸収価格という戦略を立て、開発費用の早期回収を目指します。しかし時間と共にだんだんと値段を下げる戦略も立てています。

販売士3級を学んでそういう仕組みを知識として知っていれば、パソコンを買った後に同じものがもっと安く売られているのを発見し、悔しい思いをすることもなくなるかもしれませんね!

次回は販売士で学ぶ分野「マーチャンダイジング」や、他の販売系の資格について詳しくご説明いたします。

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