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家庭料理技能検定3級2次試験(実技)の理論的な勉強法とは?

家庭料理技能検定3級2次試験(実技)の理論的な勉強法とは?

家庭料理技能検定は、食に関する知識や料理技術を身に付けられるため、調理現場で活躍したい人や、料理の基本を知った上で美味しい料理を作りたい人におすすめの資格です。

連載「家庭料理技能検定3級の勉強法」、前回は1次試験(筆記)の理論的な勉強法についてご紹介しました。

最終回の今回は、2次試験(実技)の勉強法を理論的に解説していきます。

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家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)とは?

家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)とは?

家庭料理技能検定3級は、1次試験(筆記)と2次試験(実技)があり、両方とも60%以上の点数を取ることで資格取得となります。
2次試験(実技)では、調理技術や調理法について試されます。実際の作業の正確さを問われる試験のため、しっかり練習をして挑みましょう!

2次試験(実技)は1次試験(筆記)よりも後に行われます。
私は食品研究の授業がある高校(食品バイオ科)でこの資格を取ったため、試験は1次試験と別日に校内で受けました。試験当日、学校では15人まとめて実技試験を行いましたが、一般試験では複数人で実施されるそうです。

どちらにせよ、1人で練習する環境とは違う状況での実技になるので、周りに振り回されず実技できるよう、少しイメージしておくといいかもしれません。

家庭料理技能検定3級2次試験(実技)の出題項目

まずは、家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)の出題項目を見ていきましょう。

① 基礎技術
内容 「切る」「むく」が一定時間内にできること
皮むき、輪切り、うす切り、せん切り、みじん切りのどれか1つ
試験時間 3~5分
2020年度: りんごの皮むき 1/2個(縦3等分にして縦にむく)
制限時間 4分
② 調理技術(単品料理)
内容 日常の食事に必要な単品の調理ができること
調味料の計量、火加減、彩り、味付け、盛り付け、衛生的な調理、だしの取り方
試験時間 15~20分
2020年度: かきたま汁
制限時間 10分

※①、②の両方の実技を受ける必要がある。どちらも出題する問題は事前公表される

出題項目は、大きく分けて上記の2つ。どちらの項目も「時間厳守」なので、制限時間を把握したうえで練習を重ねることが大切です。

ちなみに私は、試験中、自分が思っているよりも時間が短く感じました。最後のほうは焦ってしまい、盛り付けの作業が雑になってしまった覚えがあります。
私自身、要領が悪く作業も遅いため2次試験(実技)はとても苦労しました。

また、同じ日に試験を受けた生徒たちも、制限時間ギリギリの人が多かったように思います。未完成の作業は大きな減点対象となってしまうため、基礎技術・調理技術どちらも制限時間の厳守を優先したほうがよいでしょう。

その他にも、正しい方法・手順で課題を完成させているか(例えば、切り方や包丁の使い方。切った食材のサイズは合っているか)などを、理論的に試験官が見ていきます。

家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)のおすすめの勉強法は!?

家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)のおすすめの勉強法は!?

家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)の勉強法としては、「練習を重ねる」という方法が考えられますよね。理論的には正しい方法ですが、勉強法や練習の要点を知らずにただやみくもにやると、無駄に時間を浪費してしまうかもしれません。

そのため、練習前には事前公表される2次試験(実技)の内容を確認することをおすすめします。試験内容の発表は、試験実施日の数ヵ月前に発表されますよ。
(私の場合、1ヵ月半前に学校の授業内に発表されました)

試験内容の概要を確認後、「自分が何を練習したらよいのか」が把握できたら、それにしっかり取り組むだけです。

基礎技術では正確さが大切

私が2次試験を受けたときは、「きゅうりを3mmの輪切りにする」という課題が出題されました。試験終了後、包丁で切り終えたきゅうりの側面を試験官が定規で確認しており、おおよそ3mmであればクリアですが、明らかに5mmの輪切りが多いと失格となる人もいました。

そのため、制限時間はもちろん、正確な作業を意識して基礎技術の練習に挑むとよいでしょう。ひたすら練習あるのみです。

調理技術は工程の理解と調味の正確さが大切

調理技術の試験では、あらかじめ調理工程を理論的に考えておく必要があるため、工程を紙に書き出すのがおすすめ。

前半の3分で調味料の計測や下処理を終える、どのくらいの火加減で何分加熱するか、盛り付けは2分で行うなどの工程を、事前に決めておくと手際よく作業をこなせるはずです。
ちなみに私は、手順を書き出したほうがやりやすく、練習もスムーズに進みましたよ。

また、他にも大事なのは「味付け」です。調理技術は、自分好みの味よりレシピに沿った「正確な味付け」が大事になります。

例えば、「塩少々」と記載されているレシピが出題された場合。通常なら親指と人差し指で塩を摘まんだ時の量(約0.3g)ですが、人によっては「塩少々では物足りないから、調節しちゃおう」などと思い、自分好みの分量に変えてしまうことがあります。実際に私もそうでした。

しかし、家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)の目的は、「美味しい料理を作る」ではなく「正確な手順で健康的な料理を作る」ことです。よって、調味料の分量や調理方法は厳守することを推奨します。理論上合格を目指せる域に達するまで、何度か練習したほうがよさそうですね。

家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)は、練習を積むことで合格を目指せますが、時間に余裕がないと感じている人はスキマ時間を使って効率よく学ぶのもおすすめです。

オンライン講座なら、スマホで手軽に学習可能。実技の練習の場合でも、要点や効率の良い勉強法を教えてくれるので、一度チェックしてみてもいいかもしれませんね。

家庭料理技能検定3級講座

家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)のおすすめの勉強法は!?

今回は家庭料理技能検定3級の2次試験(実技)について、理論的な勉強法をご紹介しました。2次試験は、「正確な方法で健康な食事を作ること」を心がけて勉強するとよいですね。

家庭料理技能検定3級に関して、全3回にわたり紹介してきました。

練習や試験で得られた技術は、調理系の進学や就職できっと有利になるはず。当記事で紹介している理論的な勉強法を参考にして、ぜひ資格取得を目指してみてくださいね。

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