2020/2/19updated

正しい知識で賢く手抜き！ワーママおすすめ資格⑦家庭料理技能検定

バックナンバー：ワーママおすすめ資格

こんにちは！この連載では、“忙しいママでも学びやすく、実用的な資格”という視点から選んだ、ママにおすすめの資格講座をご案内しています。

今回ご紹介するのは「家庭料理技能検定（料検）」。料理系資格の中でも、食の知識と調理技術に重点を置いた検定です。

「仕事と育児でクタクタなのに、家ごはんに手をかけてる時間なんて無い…」

というママはきっと多いですよね。私もそうです。「今日はお惣菜買ってすまそう」「今日は外食でいいや」ということもよくあります。そもそも料理することがあまり好きではないです（食べるのと飲むのは好きですが）。

ただ…自分の子どもの体のほとんどは、自分が食べさせた物で作られているんですよね。それに、子どもに食事マナーや食の知識を教えないと、大きくなってから子どもが恥をかいたり健康を損ねたりしてしまいます。

そう考えると、ママ（パパも）の責任は結構重大。いやも応もなく、食に関するちゃんとした知識を持たないといけないんですよね。

というわけで、

料理は自己流でやってきたけど、一度ちゃんと学んでおきたい
そろそろ子どもに食育したいけど、何からやればいいのかわからない

こんなママにおすすめの料検のメリットについて、もう少し詳しくご紹介します！

料検を学ぶメリット① 食の知識をおさらいできる
料検を学ぶメリット② 調理の技術をおさらいできる

料検を学ぶメリット① 食の知識をおさらいできる

料検では、「おいしい献立作成に役立つ栄養の知識や、栄養の摂り方のコツ」を身に付けることができます。

小学校の家庭科の教科書や母子手帳で、コマのイラストを見たことがありますよね？上から順に「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」および「果物」と描かれたものです。このように食品を分類して「1日にどの食品群をどのくらい食べればよいか」という栄養学的知識をおさらいできます。

最初は覚えるのが面倒かもしれませんが、いったん覚えた知識は応用が利くのでとても役に立ちます！

例えば、コンビニ飯や外食が続いても、栄養の知識があれば、メニューの組みあわせ次第で十分健康的な食生活を送れます。
どうしても特定の栄養が不足するなら、とりあえずサプリメントで補うという判断もできます。
（あ、これらは私の主観でして、料検や協会の見解ではないですよ）

また、料検では「おいしい料理を作るための調理学や食品学の知識」も身に付けられます。
例えば、肩肉は焼くとかたくなりますが、長時間煮込むと柔らかくなります。コラーゲンが長時間の加熱によりゼラチン化する性質によるものですが、その理屈を知っていれば、コラーゲンの少ない部位（ヒレやロースなど）は煮込み料理に使わないと判断できますよね。

このように、食の正しい知識があれば、食事や料理について賢く手抜きできるわけです（繰り返しますが私の主観でして以下同文）。