posted

旅行・観光業界編|スキル&給与アップが叶う!資格手当がもらえるおすすめの資格

旅行・観光業界編|スキル&給与アップが叶う!資格手当がもらえるおすすめの資格

皆さん、こんにちは!連載「資格手当がもらえる人気資格」では、第1回~第3回まででIT業界金融・保険業界建設・不動産業界など、それぞれの資格手当や合格報奨金について解説してきました。

資格手当とは、特定の資格を持っている場合に企業から支給されるもの、合格報奨金とは特定の資格試験に合格したときに一時的に支給されるものを指します。

最終回となる今回の連載では、旅行・観光業界の資格手当の相場や合格報奨金について解説します。取り上げる資格は、旅行業務取扱管理者や世界遺産検定、気象予報士、TOEIC、HSK、など。旅行・自然・観光業に携わる人は、ぜひご覧ください。

広告

旅行・観光業界で役立つ資格

旅行の企画や販売を行う旅行業界、観光に携わる業務を行う観光業界では、以下のような資格が役立ちます。

  • 旅行業務取扱管理者
  • 世界遺産検定
  • 気象予報士
  • TOEIC
  • HSK(中国語検定)

ここからは各資格でもらえる資格手当・合格報奨について、詳しく紹介していきます。

旅行業務取扱管理者の資格手当・合格報奨金

最初に旅行・観光業界で代表的資格ともいえる旅行業務取扱管理者について解説します。

旅行業務取扱管理者とは

「旅行業務取扱管理者」は、国内海外旅行を販売する際に必要となる国家資格です。旅行に関する知識・技術を持つ「旅行業務のプロ」といえる資格といえるでしょう。
旅行会社の各営業所に1名以上必ず配置しなくてはいけないので、旅行会社に勤務する人の多くが取得しています。合格率は30%程度となっています。

旅行業務取扱管理者の資格手当・合格報奨金の相場

旅行会社や旅行代理店によっては、資格手当を支給する企業もあります。株式会社ユーラシア旅行社は、旅行業務取扱管理者の資格取得者に対して毎月10,000円の資格手当を支給しており、この金額がだいたいの相場となります。
月額10,000円程度ですが、年間で考えると約120,000円の資格手当が支給されることに。仕事の幅が広がるだけでなく、給与アップにもつながりますので、資格を取得する価値はあります。
合格報奨金についても、10,000円が相場となるようです。

国内旅行業務取扱管理者講座

世界遺産検定の資格手当・合格報奨金

次に、世界遺産検定について紹介します。

世界遺産検定とは

世界各国の世界遺産について学び、幅広い知識や教養を身につけられる、世界遺産検定。
旅行・観光業界で実践的に役立つ資格といえます。
世界遺産検定は、「NPO法人 世界遺産アカデミー」が運営する民間資格ですが、文部科学省後援の資格のため、注目を集めており受験者数が増加しています。

旅行会社や旅行代理店のほかにも、ツアーコンダクターや営業、出版社、広告会社でも世界遺産に関する知識が必要なケースもあります。知識が増えて顧客への説明や提案に役立てられるという点で、おすすめの資格です。

世界遺産検定の資格手当・合格報奨金の相場

世界遺産検定について、資格手当が発生することはないようですが、出版事業、Webサービス事業を展開する株式会社KADOKAWAでは、資格取得一時金として、世界遺産検定の資格取得者に合格報奨金を支給しています。
旅行・観光業界でも、同様に合格報奨金が支給される可能性もあるでしょう。

世界遺産検定講座

気象予報士の資格手当・合格報奨金

次に、気象予報士資格取得時の資格手当と合格報奨金について解説します。

気象予報士とは

「気象予報士」は、気象に関する専門知識を持つことを証明できる国家資格です。この資格を持つ人は、気象庁や民間の気象会社、メディア企業(テレビ、ラジオ、インターネット番組)、さらには旅行、観光、飲食業などの一般企業において、気象情報の分析や予報、相談業務に従事します。

気象予報士の資格取得には、学科試験・実技試験の両方の合格が必要です。合格率は約5~6%と、国家資格の中でも特に高い難易度を誇ります。
多くの専門職資格が定期的な更新や継続教育を要求する中、気象予報士の資格は一度取得すれば生涯有効です。更新が不要なことは、この資格の大きな特徴のひとつです。

気象予報士の資格手当・合格報奨金の相場

気象予報士試験に合格して、気象庁長官に「気象予報士」として登録をされて初めて気象予報士になれるという仕組みのため、気象予報士試験に資格手当を支給する企業は少ないです。
しかし、金額こそ公表されていませんが、建設コンサルタント業界でも資格取得時に手当を支給している企業もあります。

なお、気象予報士の資格取得によって、合格報奨金を支給すると公表している企業はありませんでした。

気象予報士は、平均年収約580万円と高水準なため、気象予報士の資格取得は今後のキャリアプランに大きく影響を与えるでしょう。

気象予報士・学科一般講座 気象予報士・専門知識講座

TOEICの資格手当・合格報奨金

今度は言語に関する資格について紹介します。まずは、英語の試験の中でも知名度が高い「TOEIC」の資格手当や合格報奨金の相場について解説します。

TOEICとは

TOEICは、英語のビジネスコミュニケーション能力を測る試験で、IIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)が運営する民間資格です。リスニングとリーディングのセクションで構成されており、世界的に認知されている資格の一つです。

TOEICの資格手当・合格報奨金の相場

企業によって異なりますが、TOEICの資格手当の相場は数千円から30,000円程度です。日本の企業では、一般的に600点以上を取得すると手当が支給されることが多く、特に外資系企業では700点以上が目安とされています。また、資格手当の支給期間は取得から1年間と定めている企業もあります。

TOEICスコアに応じて合格報奨金を支給する企業も存在します。

  • スコア600点~800点:10,000円~50,000円
  • スコア800点以上:50,000円以上、企業によっては100,000円~200,000円

過去に、ソフトバンクが海外で活躍する人材育成の一環として、TOEICスコアに応じて1人あたり最大100万円の報奨金を支給したことが話題になりました。

このように、TOEICはビジネスシーンにおける英語力を示す重要な指標として多くの企業に認識されており、スコアに応じた資格手当や報奨金制度を設けているところも少なくありません。高いスコアを目指すことは、キャリアアップにも大いに役立つでしょう。

HSK(中国語検定)の資格手当・合格報奨金

最後に、中国が運営する中国語に関する国家資格「HSK」について解説します。

HSKとは

HSKは、中国政府が運営する中国語能力を認定する国家資格です。「中国語検定」と呼ばれる、一般財団法人日本中国語検定協会が認定する資格も存在しますが、中国語検定は民間資格です。
HSKは中国語の設問に中国語で回答します。そのため、中国国内での採用に有利とされていましたが、国家資格ということもあり、現在需要が高まっています。

中国語検定は、日本語への翻訳も必要となるため、中国語と日本語の両方を使う企業は中国語検定に重きを置いているケースもあります。
HSKには様々なレベルがあります。基礎的な中国語レベルは3級、中国語をマスターしている最高レベルが6級といったように、数字が上がるほど難易度が高くなります。

HSKの資格手当・合格報奨金の相場

中国語検定準2級以上(HSK5級相当):月額1万円
中国語検定準1級以上(HSK6級相当):月額1万5千円

貿易業、外交関係の職種や中国語を教える先生、通訳・翻訳家、観光業界で働く人に対して、支給される場合が多い傾向です。

HSKの各級の合格に対する報奨金は、級が上がるにつれて増額されます。以下が相場です。

  • HSK4級合格:15,000円
  • HSK5級合格:30,000円
  • HSK6級合格:45,000円

 

この報奨金は、社員のスキル向上を奨励するために企業が設定するもので、合格者のモチベーション向上や学習意欲の促進を目的としています。

HSK3級講座

HSK(中国語検定)の資格手当・合格報奨について

連載「資格手当がもらえる人気資格」、第1回~第4回までで、業界ごとに国家資格、公的資格、民間資格など様々な資格の資格手当と合格報奨金について紹介しました。

民間資格や公的資格よりも、国家資格のほうが手当も多く支給されるというわけではなく、企業が求めるスキルによって手当の額も変化します。

どの資格に手当や合格報奨金がつくのか自社の制度を確認し、自分の目指すキャリアプランを考えて、資格取得に向けて学習を進めていきましょう。

コスパ最強の資格取得支援サービス導入をお探しなら|オンスク.JP法人向けサービス

無料でオンライン資格講座を体験しよう!

オンライン学習サービス「オンスク.JP」では、2種類のサービスを絶賛展開中!
60以上の講座が受け放題!資格のサブスク「ウケホーダイ」
最短で合格を目指す!鉄板教材付き「TEPPAN」
どちらも簡単な会員登録で、講義動画・問題演習機能を無料体験できます。ぜひお試しください!

無料体験でできること

無料会員登録

オンスク.JP ウケホーダイ講座一覧
オンスク.JP TEPPAN講座ラインナップ

関連する記事が他にもあります

広告

お友達紹介特典URL発行

ログインが必要です

ページトップへ