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IT業界編|スキル&給与アップが叶う!資格手当がもらえるおすすめの資格

IT業界編|スキル&給与アップが叶う!資格手当がもらえるおすすめの資格

がんばって資格を取って、スキルアップだけでなく給与アップが叶うと嬉しいですよね。企業によっては、資格を取得すると資格手当が支給されることがあります。

この連載「資格手当がもらえる人気資格」では、4回に分けて業界別に、資格手当がもらえるおすすめ資格について解説していきます。

第1回 IT業界編
第2回 金融業界編
第3回 建設・不動産業界編
第4回 旅行・観光業界編

今回は、私が働いているIT業界の資格のお話です。

ところであなたに、高校を卒業してから数回転職し、現在は工場勤務を行う20代後半の友人がいるとします。そんな友人から「給料が上がらないし将来性がある仕事をしたい」と相談されたとき、あなたはどのようなアドバイスを送りますか?

何度か転職をして、現在は工場勤務を行う20代後半の友人、この友人は少し前の私です。

休日出勤もあり夜勤も行い、機械を整備するための資格取得をしても給料がそれほど上がらず、将来に不安を感じていました。そこから、IT業界に転職し、社内研修制度やオンラインスクールを利用して資格取得後、資格手当だけで6万円の給料アップに成功しました。

ではこれから、資格手当を取得できるIT資格にはどのようなものがあるのか、また、資格手当の相場や合格奨励金についてもご紹介します。

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IT業界で資格手当がもらえる資格とは?

IT業界の資格は、国家資格公的資格と、企業が運営する民間資格があります。
さらにネットワーク系、サーバー系、データベース系、セキュリティ系などに分かれており、多くの種類が存在します。

例えば、経済産業省が認定する国家資格の中に、基本情報技術者があります。基本情報技術者の資格手当の相場は5,000~10,000円で、合格奨励金の相場は20,000円~と言われています。

全ての資格について紹介すると膨大となるため、私が所属していた企業の資格手当がもらえる資格について一部を紹介します。ここから紹介する資格は全て民間資格です。

資格名 資格手当金額
AWS資格 20,000~60,000円
Microsoft Azure資格 20,000~50,000円
GCP関連の資格 20,000~30,000円
Salesforce資格 20,000~60,000円
LPIC 20,000~30,000円
CCNA、CCNP、CCDE 20,000~50,000円
CompTIA(セキュリティ関連の資格) 20,000円

AWS(Amazon Web Services)、Microsoft AzureGCP(Google Cloud Platform)は、いずれも3大クラウドサービスと呼ばれています。
アカウントの管理やサーバー管理、ネットワーク設定などをクラウド上で動かすためのサービスのため、資格取得の難易度は高く、資格手当金額も高く設定されています。
そして、3資格とも初級、中級、上級のように難易度別、ジャンル別に複数の資格があります。

近年注目されているクラウド関連の資格は、資格手当の相場も比較的高く設定されています。IT業界で特にクラウドに興味がある人は積極的に取得を目指しましょう。

また、日本の多くの企業で利用されているSalesforceでも、難易度別に30を超える資格が用意されています。この資格を取得することで、Salesforceのアカウント管理やシステムのカスタマイズを行うスペシャリストとしてのスキルがアピール可能です。

LPICはサーバー関連の民間資格で、CCNA、CCNP、CCDEはネットワーク機器を提供しているCisco社が運営するネットワーク関係の資格です。

企業ごとに対象となる資格や資格手当の金額は異なる

私が入社した企業はクラウドエンジニアが多く在籍していたため、資格手当がもらえる資格もクラウド関連の資格が多い状況でした。

企業ごとに、求められるスキルや取得を推奨している資格が異なります。そのため資格手当がもらえる資格も異なり、もらえる金額も異なるということを理解しておきましょう。

最近で言えば、AIや機械学習の分野が盛り上がっているため、AIや機械学習関連の資格を取得すれば資格手当がもらえる企業も増えています。
IT業界にチャレンジしたいと考えている人は、流行やトレンドによって資格手当がもらえる資格が変化する可能性があると理解しておくとよいでしょう。

取得する資格難易度は徐々に上げていくことがおすすめ

私はIT業界に転職して、最終的に6万円の資格手当をもらっていましたが、まずは、ITの基礎となる国家資格のITパスポート取得に向けた学習からスタートしました。

いきなり資格手当がもらえる資格の取得を目指して、難易度が高い資格の勉強をしていたら挫折していたと思います。
今すぐ少しでも多くの資格手当が欲しいという気持ちもわかります。しかし、受験をする際には受験料もかかります。焦らず基礎を固めて、着実にスキルアップをしながら資格取得を目指しましょう。

まずは、IT業界で働くうえで必須となるネットワークの勉強から始め、基礎学習のためにITパスポートの勉強をするところからスタートすることをおすすめします。

ここで、IT業界の国家資格をいくつか紹介します。
ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、ネットワークスペシャリスト、情報セキュリティスペシャリストなどが主な国家資格です。

“国家資格のほうが難しい、民間資格のほうが難易度が低い”ということは一概には言えません。試験ごとに難易度や合格率は異なります。詳細については、各資格の試験概要で確認してください。

ITパスポート資格概要

資格取得のためのおすすめ勉強法

資格取得のためのおすすめの学習方法は以下の手段です。

  • 本や参考書などを使い独学で学習する
  • オンライン学習サービスを利用する
  • 資格スクール・予備校に通う

国家資格・公的資格・民間資格など、どの資格を取得する場合でも合格できるように、自分の生活スタイルや性格に合った勉強法を確立しましょう。

まずは、基礎知識を身に付けることが重要です。合格して資格手当をもらうために過去問をひたすら解くという対策もありますが、知識が浅いままできちんと理解できていないと、実践で活用できないためおすすめできません。

実際に私は、資格手当のために問題を覚えるくらい過去問を解きました。しかし、一夜漬けの知識だったため、業務で活かせない時期もありました。

それでも日々の業務で実践していくことで、資格勉強で学んだ内容を自分の中に落とし込めるようになり、本物の知識として業務上で活用できるようになりました。

皆さんも基礎をある程度固めてから、過去問や予想問題集に取り組みましょう。

資格取得の際は社内制度を有効活用しよう

私が勤務していた会社では、入社時研修の際、「資格手当が用意されているので積極的に資格の勉強をしてください」と先輩社員から説明がありました。

資格手当をもらい少しでも給与アップをしたいと考えている人は、まず、自分の会社で資格手当が用意されているか、どの資格でいくら手当が出るのかを確認しましょう。

また、国家資格や民間資格に限らず業務に関する資格取得をした場合、その資格の受験料も支給してくれる制度も用意されていました。
さらに、会社の教育制度を利用してカリキュラムに沿って学習を進めることで、資格手当や受験料支援とは別に、合格奨励金がもらえる制度もありました。

IT業界には、このような社内制度が充実している企業も多いため、まずは制度を確認し積極的に利用しましょう。

資格取得の際は社内制度を有効活用しよう

今回は、IT業界で資格手当がもらえる資格の種類や相場、合格奨励金について紹介しました。

ITの資格には、ITパスポートのような国家資格からAWS、Microsoft Azure、LPICなど民間資格まで様々な資格が存在します。
給与アップやスキルアップのためには、資格取得が有効な手段となります。まずは、社内制度で資格手当がもらえるのか、資格を受験した際の合格奨励金は発生するのかなどを確認し、少しずつ難易度の高い資格にチャレンジして、着実に資格取得を目指していきましょう。

次回の連載第2回では、金融業界における資格手当について解説します。

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参考サイト:
https://tandc.salesforce.com/credentials
https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html

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