職場での人間関係で悩んだ経験をお持ちの人は多いのではないでしょうか。
仕事自体は好きでも人間関係にトラブルがあると、どんどんストレスがたまり心身共に疲れてしまいます。
筆者である私も、職場での人間関係に悩み辛い思いをしたことがあります。毎日通う場所だからこそ、なるべく心地よく過ごしたいですよね。
今回は、人間関係が悪い職場の特徴と、そこで働くことのデメリットや対処法などを解説します。ご自身の職場と比較してみてください。
人間関係が悪い職場のチェックポイント4つ
人間関係が良くない職場にはいくつかの特徴があります。以下に4つの項目を挙げました。あなたの職場に当てはまる項目がある場合、要注意です。
1. 悪口や陰口が多い
昼休みや休憩中、必ず誰かの噂話や陰口を言っている人がいませんか?その場にいない人のことを言い、同意を求めてくる場合もあります。
悪口や陰口は聞いているだけでもストレスを感じますよね。
2. 感情が態度に出る人が多い
喜怒哀楽が激しく、すべて態度に出してしまう人。表情豊かな人ともとれますが、マイナスの感情も表に出てしまうため、周りの人は振り回されてしまいます。
3. 派閥争いがある
特に女性の多い職場に当てはまるように思われがちですが、実は男性の職場でも派閥はあります。
女性の場合は仲間を作るのが目的ですが、男性は自身の出世など仕事上でのメリットを得るために派閥を作りがちです。それぞれの派閥でいがみ合っていると、職場の雰囲気はピリピリしたものになります。
4. 挨拶が少ない
「おはよう」や「お疲れ様」などの挨拶が少ない職場も、良い人間関係が築けているとはいえないでしょう。
挨拶がないだけで、空気を重く感じてしまい気分が沈んでしまいます。
人間関係が悪い職場で働くことのデメリット
人間関係があまり良くない職場で働くと、多くのデメリットが生じます。
まず、健康上のトラブルです。毎日、人間関係でストレスを感じ続けていると精神的に疲れ果ててしまい、うつなどの病気を発症してしまう可能性があります。
心の疲れは体にも影響を及ぼすので、体調を崩すことにつながるでしょう。
そして、人間関係がギクシャクしていると同僚からの協力が得られないので、業務上の連携がスムーズに取れずミスが多発しやすくなります。そのため、職場内はピリピリした雰囲気になり、人間関係がさらに悪化してしまうのです。
また、ミスが増えると業績不振の原因になり、社員のモチベーションは上がりません。会社へ通勤するのさえも苦痛になってしまい、離職することになるでしょう。
このように職場での人間関係と仕事には、密接な関係があります。
対処の仕方
人間関係の問題はとても繊細で複雑です。すべての問題を解決するのは簡単ではありませんが、改善することはできます。
人間関係を悪くしている人がいるのが原因であれば、人事部や会社の相談窓口へ相談しましょう。本人に直接言っても、聞き流されてしまうか、さらなる人間関係の悪化を引き起こしかねません。
コミュニケーション不足が原因の場合は、まず挨拶から始めましょう。
朝、笑顔で挨拶するだけでもお互い気持ちが明るいほうへ変わっていきます。
派閥が原因の場合は、派閥に関係なく少しでもコミュニケーションを取るようにしましょう。前向きな関係を築いていく努力が必要です。
筆者が職場の人間関係で悩んだ時も、最初に取り組んだのが明るい挨拶でした。無視をされてもとにかく挨拶をしようと心に決めて、毎日欠かさずにしていました。
そうすると自分の気持ちも明るくなり、苦手な同僚とも良い人間関係を築くことができたのです。
しかし、いくら努力をしても改善されず精神的に追い詰められてしまう場合もあります。そういうときは、思い切って部署異動や転職を検討してもいいでしょう。何より大事なのは、心身共に健康であることです。
人間関係が悪い職場では、ストレスがたまるばかりで良いことはありません。
人間関係は複雑な問題ですが、改善できるよう問題を分析し対応することが重要です。
転職も1つの手段と考え、いろいろな解決策を探りましょう。
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