こんにちは。オンスク運営事務局スタッフのキクチです。
連載「アロマテラピー検定1級 受けてみた」、前回は、出題内容のメインである「精油のプロフィール」対策と、アロマテラピー検定ならではの「香りテスト」対策についてお伝えしました。
今回は最終回。受験当日の様子(2018年5月13日実施 第38回アロマテラピー検定試験)についてレポートします。引き続きご覧くださいね!
オンスク事務局注:
アロマテラピー検定は、2021年度からIBT試験方式(※)が導入されています。
※紙の問題用紙・解答用紙を使わず、パソコンやスマホ上で受験する方式
連載「アロマテラピー検定1級 受けてみた」全5回
受験会場到着。忘れ物判明!
あいにく雨降りの受験当日。アロマテラピー検定の東京会場はTKP市ヶ谷カンファレンスセンター。カバンに公式テキストと受験票を入れて向かいます。
本当は、香りテストに備えていくつか精油を持参したかったのですが…受験票には『精油の持込、香水・香りの強い化粧品などの使用はご遠慮願います。』という記載があるのです。
実際に精油を嗅いで精油名を当てるという香りテストの都合上、仕方ないですね。
(受験票の注意事項には『お子様を同伴しての受験はできません』という一文もありましたが…そもそも子連れで受験できる試験ってあるんでしょうか??)
会場のビルはJR市ヶ谷駅近く。橋を渡ってすぐなので、方向オンチの自分も迷わず到着。
さて、受験票は…とカバンの中をのぞき、あることに気づきました。
ペンケースが入ってない…!
出発の準備しているとき、もう1本シャープペンシル入れておこうと思っていったんカバンから出したんだった!よけいなことを!と、1時間前の自分にダメだししながら、筆記用具を調達しにビルの外へ。
近くにコンビニを発見し安心したのもつかの間。シャープペンシル置いてない!フリクション置くならシャープペンシルも置こうよファミ○!
隣のスーパー○エツにも、文具置いてない…と思ったら、地下に100円ショップが!
こうして試験開始5分前になんとか筆記用具をゲットしたのでした。ありがとう○エツ…!
受験会場の様子と試験進行はこんな感じ
会場の部屋に入りやっと一息。
辺りを見回すと、受験者は女性が大半。男性の姿もありますが、20~30人に1人くらいの割合でしょうか。
アロマテラピー検定を受験する人の職業は、一番多いのが医療関係で、次が美容・エステ系、福祉系と続くそうなのですが、受験者の方たちを見るとなるほど…と納得。
あの真面目そうな人、なんだか看護師さんぽい…あの人は肌キレイだしヘアスタイルもこなれてるからエステ系ぽいな…と、勝手な妄想をしている間に試験説明が始まりました。
1級の試験時間は14:00~15:10の70分で、内訳は以下の通り。
14:00-14:10(10分)
香りテスト 2問(精油の配付・回収含む)
14:10-15:10(60分)
マークシートのテスト 68問(問題用紙の配付含む)
精油だけでなく、問題用紙も持ち帰り不可とのこと。
問題用紙はいいけど、精油は記念にくれてもいいのにな…とちょっと思ってしまいました。
試験開始。「香りテスト」の内容
試験開始。まずは小瓶2つが入った小さな袋が試験監督から配付されます。
全員にいきわたったところで、合図があり、香りテストが開始となります。
ところで嗅覚が鈍い自分にとって、今回の学習の中でいちばん難しかったのがこの香りテスト対策。
対象の17種類の精油のうち、「ウッディ系」と称されるティートリーとユーカリ、「シトラス系」と称されるレモンとグレープフルーツの区別が苦手で、そういうのが出ないといいなと思っていたのですが…
意外に大丈夫でした!
というのも、1つの小瓶の精油を嗅いで4つの選択肢から正解を選ぶのですが、選択肢に挙げられている4つの精油は、見事に系統がバラバラ!
嗅覚に自信が無い自分でも、「この選択肢からだったら絶対この精油だな」と思えたくらいです。
ですので私と同じように嗅覚に自信がないという方も、安心してテストを受けてくださいね!
その他のテストの内容
香りテストが終了して、次は残りのマークシート問題。
出題内容は、公式テキストで見覚えのあるものばかり。引っかけ問題もなく、ごく素直な設問だという印象です。
オンスクの問題演習をこなしていれば、まず間違いなくクリアできます☆
ただ、気を付けておきたいのは、公式テキストの図版が出題されること。
写真を見てどの精油の原料植物か答えさせるという問題が出るとは思わなかったです。
これからアロマテラピー検定1級を受ける方は、公式テキストの、特に「精油のプロフィール」の章に使用されている図版に注意ですよ!
そして結果
受験結果の通知は、試験日のおよそ1ヵ月後に郵送で届きます。
…アロマテラピー検定1級、無事合格です☆
余談ですが、合格証と一緒に入っていた、実施団体AEAJが発行する機関誌がとてもオシャレ!芳香浴をしながらこの機関誌を読むと、贅沢なひとときを過ごせること間違いなしですよ~。
以上、5回に渡って、嗅覚に自信が無い自分がアロマテラピー検定1級に合格するまでをお届けしました。いかがでしたか?
飽きっぽい私ですが、受験から数ヵ月がたった今も、アロマテラピー検定で学んだ内容を活かして、虫除けスプレーやアロマトリートメントオイル、香水を作って楽しんでいます。
私だけでなく幼い娘も楽しいようで、寝る前の芳香浴で精油を選ぶのはすっかり娘の仕事。ディフューザーの支度を忘れると教えてくれるくらいです。
こんなふうに、自分だけでなく家族の健康にも役立つアロマテラピー。興味を持った方は、ぜひ学んでみてくださいね!
参考URL:
https://www.aromakankyo.or.jp/licences/aroma/data/
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