こんにちは。アロマテラピーインストラクターの桜川ともです。
連載「今こそ学んでみませんか?アロマテラピー検定」第2回。
今回はアロマテラピー検定の合格率や受験者の内訳、仕事をしながら取得できるかを確認していきましょう。
アロマテラピー検定の合格率は?仕事をしながら資格取得できる?
実は高い!アロマテラピー検定の合格率は90%
AEAJ(日本アロマ環境協会)によると、アロマテラピー検定の合格率は90%、合格の目安は正答率80%です。
勉強期間は3ヶ月以内が37%、2ヶ月以内が31%、1ヶ月以内が25%と、短期間でも十分に準備できることがわかります。
準備期間は数ヶ月以内と短い割に、高い合格率と言えるでしょう。
別の本命資格を目指している人にとっても、香りを楽しみながら「試験合格」という成功体験を積み重ねられ、一石二鳥かもしれませんね。
アロマテラピーと関係ない仕事をしながら受験する人が多い
受験者の内訳は、
「医療関連13%」
「理美容・エステ関連7%」
「福祉関連7%」
「その他73%」となっています。
わたし自身は医療・エステ・介護の資格を取得しましたが、アロマテラピー検定の学習でこれらの資格とかぶる内容は、1級分野に登場するほんの一部(アロマテラピーのメカニズム、アロマテラピーと健康)です。
つまり、受験者のほとんどがアロマテラピーの基礎知識や業務とは直接関係のない仕事に従事していて、それらの仕事をしながらでも十分挑戦できると言えるでしょう。
受験動機は、
「アロマテラピーの知識を深めるため87%」
「仕事のスキルを高めるため27%」
「家族や知人とのコミュニケーションのため22%」。※重複回答あり
自分や周りの人、あるいは仕事に活かしたいと実益を考えて知識を深めるからこそ、合格率も高いのかもしれません。
仕事をしながら受験するコツ
アロマテラピー検定に向けた学習方法には、教室への「通学」と自分のペースで行う「独学」があります。
通学が向いているのは、仕事後や休日にスクールに通うまとまった時間がとれる人、学校や自宅の近くに教室がある人、友達を作りたいなど人との関わりを楽しみながら学びたい人。
独学に向いているのは、仕事が不規則だったり、まとまった時間が取れなかったりといった理由で自分のペースで学習したい人、独学や通信教育の継続経験がある人。
アロマテラピー検定対策講座は、通学なら合計12時間程度、2~6回に分けた開講スケジュールが一般的です。
独学なら、往復通勤時間を活用して集中力が見込める15分間ずつの学習を行うことで、1ヶ月程度で終わる計算です。
忙しい社会人でも、スキマ時間にテキストや問題集、講義動画の教材を使うことができれば、独学も可能な学習量です。
独学成功の秘訣は、記憶の定着しやすい朝や寝る前、移動中や待ち時間などのスキマ時間を有効に使うこと。
また、生活の一部にアロマテラピーを取り入れると体で覚えることができます。
学習したときに嗅いだ香りを就寝前や睡眠中に嗅ぐことでも記憶の定着サポートになる、という研究結果もあります。
おまけに生活の質もあがりますのでいいことずくめですね。
2級の学習ポイント(1)香りに親しむ
アロマテラピーで記憶力を高め気分転換をしながら合格
アロマテラピー検定は合格率が高く、アロマテラピーと直接関係のない仕事をしながらでも十分に合格することが可能です。
香りによる記憶力アップとも関係しているのかもしれませんね。暮らしにも仕事にもプラスとなるよう、気分転換も兼ね、スキマ時間でアロマテラピー検定対策をはじめてみてはいかがでしょう。
次回は「アロマテラピー検定のおすすめテキスト・問題集」をテーマに、具体的な学習教材についてお伝えします。
参考URL:
http://www.aromakankyo.or.jp/licences/aroma/data/
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