こんにちは。アロマテラピーインストラクターの桜川ともです。
連載「今こそ学んでみませんか?アロマテラピー検定」、最終回の今回は、アロマテラピー検定に独学で合格する方法や注意点、理解しづらい分野についてお話しします。
アロマテラピー検定は独学でもここまで勉強できる
スクールに通わずとも、「アロマテラピー検定公式テキスト」や「検定対応精油」のセット、検定の出題形式に準拠した「問題集」を用意すれば、独学でアロマテラピー検定に向けて学習することは可能です。
まずは公式テキストを通読し、精油を嗅ぎながら情報をインプットします。
その後、問題集を解き、間違ったところはテキストに戻ります。学習ポイントや出題傾向は問題集を1冊解けば概ね掴むことができるでしょう。
また、机に向かうだけでなく、精油を生活の中で利用することも学習になります。詳しくは前回の記事をご覧ください。
独学の注意点は、学習を継続する自己管理が必要なこと。
スクールのように日程が決まっておらず、身近に同じ目標に向かう仲間がいない分、計画性や強い意志が求められます。
“独学したいがひとりでは心細い”場合、「周囲の人に受験を宣言する」「身近な友人と一緒に検定を受ける」「SNSなどでアロマテラピー好きや検定受験者のグループに参加し励まし合う」のもおすすめです。
独学では理解しづらい点は?
アロマテラピー検定で理解しづらい点はどこかと言えば、「香りテスト」や「アロマテラピーの利用法」など、実際の香りの判別や使い方の細かいポイントではないでしょうか。
テキストを読むだけでは覚えにくいのですが、必ず問われるところ。
なぜならアロマテラピー検定は、さまざまな場面で植物の香りを役立て、自分や家族など身近な人を癒すために必要な知識を問う試験だからです。
「香りテスト」対策は、精油の香りの特徴を言葉だけでなく体で覚えること。
例えば、毎朝晩に玄関でランダムに精油瓶を選び、香りから何の精油か判別する練習をしてみましょう。
「アロマテラピーの利用法」対策も、精油を使ってみることが一番。
例えば、沐浴法。お風呂に精油を入れるときに混ぜ忘れると皮膚がピリピリします。実践して失敗しても「必ず混ぜねばならないこと」を覚えることができるでしょう。
沐浴や芳香浴と違い「セルフトリートメント」や「化粧品作り」は、時間や材料などの利用条件が揃わず、取り組みづらいかもしれません。
実践が難しい場合はイメージトレーニング、例えば、実演している動画を視聴し疑似体験するのも有効です。
アロマバスボムを作ってみよう①
独学には手軽にできるオンラインの講座がおすすめ
本来、アロマテラピーは、実際に精油を使用しながら学習し身に付けるものです。
時間にゆとりがあれば、精油を使用し効能効果を実感できるのがベスト。
とはいえ、時間がない中で効率よく学ぶなら、オンラインの講座がおすすめです。
スキマ時間を利用して、移動中に聴き流したり、図説を眺めたりもできます。
「テキストは大きくて持ち運びが難しい…」というときも、オンライン講座であればスマートフォンが1台あるだけで、いつでもどこでも学習の場に。
スクールの講義とは違い、何度でも視聴して復習できるのがオンライン講座のメリットですね。
混雑した電車で問題集が開けないときでも、スマートフォンで問題を解いたり、解説で理解を深めたりすることができるのでとても便利です。
アロマテラピー検定1級 2級講座
アロマテラピー検定は工夫次第で独学で十分合格可能
アロマテラピー検定合格のためには、スクールのスケジュールが合わなくても、材料が揃わなくても、まとまった時間が取れなくても、高額な費用を用意しなくても大丈夫。
独学でも工夫次第で十分合格レベルに到達可能です。
テキストや問題集を使った基本的な学習方法はもちろん、スマートフォンでのオンライン学習など、身近で便利なツールも活用してみましょう。
アロマテラピー検定は毎年5月・11月に実施され、約3ヶ月前からインターネットで申込み可能です。
1~3ヶ月の独学で十分合格可能な、趣味だけでなく仕事にも役立つアロマテラピー検定。
あなたも今こそ学んでみませんか?
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