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嗅覚に自信が無くてもアロマテラピー検定1級に合格できる?!

嗅覚に自信が無くてもアロマテラピー検定1級に合格できる?!

こんにちは。オンスク運営事務局スタッフのキクチです。
連載「アロマテラピー検定1級 受けてみた」、前回は、ステキ女子以外もアロマテラピーを学ぶべき2つの理由についてお伝えしました。

ですが、アロマテラピーと聞いて、
「アロマテラピーの良さはわかるけど、アロマテラピー検定は嗅覚に自信のある人が受けるものでしょ?」
「最近柔軟剤などの香りで気分が悪くなる人の話を聞くけど、アロマテラピーとの関係ってどうなの?」

こう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
何を隠そう、私もその1人です。

今回はこの疑問についてお伝えしたいと思います!

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嗅覚に自信がなくてもアロマテラピー検定は学習できる?

オンスク講師の桜川先生によるマガジンを読んだりして、アロマテラピー検定に興味を持った私。

桜川先生の連載「アロマテラピー検定とは?」

でも、まずギモンに思ったのが、「においに鈍感な自分に、果たしてアロマテラピー検定の勉強ができるのか?」ということ。

アロマテラピー検定には、実際に嗅いで精油の種類を当てる「香りテスト」というものがあります。2級だと10種類、1級だと17種類の精油から正解する必要があるんです。

・・・ぜんぜんできる気がしない!
というわけで思いあまって桜川先生にメールで質問してしまいました~。
その回答がこちらです!

アロマテラピー検定の学習には特に敏感な嗅覚を持っている必要はありません。日常生活上の一般的な香り(食事の香り、汗のにおいなど)がわかれば大丈夫です。

はじめはどの精油も違いがわかりづらいものですが、香りの特徴なども学習するので、次第に区別がつきやすくなります。

香りが脳に伝わるルートである、嗅覚受容器から脳の嗅覚野に至るまでのどこかに異常があり、香りが認識できない場合は難しいかもしれません。

一般的な香りがわかるのであれば、アロマテラピー検定の勉強はできるとのこと。
嗅覚に自信が無い自分でもなんとかできそう!ということがわかり、ひと安心です。

なお、

「香りの特徴をとらえる方法」について興味がある方には、精油のブレンド技術を学べるAEAJ認定「アロマブレンドデザイナー」資格があります。

とのことですよ。
アロマブレンドデザイナーの資格取得には、アロマテラピー検定1級合格が必須です。1級を勉強してみて興味が湧いたら、目指してみるのもいいかもしれませんね。

アロマテラピーと“柔軟剤等の香りで気分が悪くなること”は関係ある?

皆さんは「化学物質過敏症」という言葉をご存じですか?

数年前から、柔軟剤等の香りで気分が悪くなってしまう人のことがニュースになっています。これは「化学物質過敏症」によるものだそうで、強い香りが体調不良を起こすことを最近では「香害」と言ったりもするようです。

香りを扱うアロマテラピーと何か関係はあるのかな・・・と思い、こちらも桜川先生に質問してみたところ、これまた丁寧な回答をいただきました!

化学物質過敏症は、「何かの化学物質に大量に曝露されたり、または、微量だけれども繰り返し曝露された後に、発症する」とされています。

化学物質過敏症とアロマテラピーの関係性に関する文献は日本語では出てきませんが、一般的な知識として回答します。

化学物質過敏症にみられる香料は合成香料であり、比較的人体に吸収され蓄積されやすい性質を持つため、個人差はありますが、蓄積量が一定量を超えると何らかの症状が現れるようです。

精油は天然香料であり、合成香料と比較すると人体に吸収されにくい性質があります。ただし、使用量や使用方法を誤ると、吐き気や炎症などのさまざまな症状が現れることもあります。

アロマテラピーの安全性や注意点については検定テキスト内にも記載されています。
くれぐれも適切な濃度や使用方法を守っていただきたいと思います。
参考:化学物質過敏症支援センター

なるほど、アロマテラピーで扱う精油はすべて「天然香料」なので、化学物質過敏症とは原因となるものがそもそも違うんですね。

とはいえ、アロマテラピーも、植物の芳香物質を凝縮した「精油」を扱いますから、取扱いに注意することには変わりがないということですね。
先生、ご回答ありがとうございました!

今回は、嗅覚に自信が無い人でもアロマテラピー検定の学習はできること、また、最近話題の「香害」についてお伝えしました。

次回からようやくアロマテラピー検定1級受験レポートに突入します!ぜひ引き続きご覧ください!

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