posted

日商簿記3級CBT試験を受けてみた|オンスク合格インタビュー

日商簿記3級CBT試験を受けてみた|オンスク合格インタビュー

どの世代・どの時代にも、常に人気上位の資格といえば日商簿記3級
オンスクスタッフがそのCBT試験を受けて無事合格した!と聞きつけ、さっそくインタビューしてきました。
簿記3級のCBT受験予定がある方も、CBT受験を迷われている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

広告

簿記3級CBT受験のきっかけは?

さっそくですが、かんたんな自己紹介と、受験のきっかけをお願いします!

オンスクの企画・映像担当のリイチです。簿記3級講座のメイン担当になったので、今後のリサーチも兼ねてCBT受験することにしたんですけど…どこかでちゃんと簿記を取らなきゃとは思ってたんですよね、ずっと。

おお!(パチパチパチ)

けっこう周りの皆さん、(簿記3級の資格を)取ってるし。

そうですね、やっぱり基本の資格ですから。

あと、会社で決算の報告書見るときとか、もうちょっと理解を深めたいなというのが元々ありました。会議資料に会計系の項目があっても、わざわざ説明してくれないじゃないですか。

(会計の基礎は)知ってて当然な感じで来ますからね~。

簿記3級を勉強したら、そういうところが理解できるようになるなっていうのが、大元のきっかけですね。

勉強期間(勉強時間)はどのくらい?

簿記3級の勉強にかけた期間はどのくらいだったんですか?

4ヵ月くらいですね。1日に1時間はやるようにしてました。

ちなみに朝か夜かだと、どっち派です?

朝ですね。やっぱり夜はもう、頭が働かなくなっちゃうんですよね(笑)。もともと早く起きてましたから、ふだんネット見たり、外走ったりしてた時間を勉強にあてた感じです。

勉強に使った教材は、オンスクと○○

勉強に使った教材や勉強の仕方など教えてもらえますか? 教材は…当然オンスクですよね?!

当然オンスクですね(笑)簿記3級講座と、簿記3級仕訳マスター講座の講義動画を見ました。

テキストは使わなかったんですか?

テキスト…は使わなかったですね。オンスクの講義動画でインプットには十分でした。テキストではなく過去問題集を使いました。これなんですけど。

TAC出版の「よくわかる簿記シリーズ 合格するための本試験問題集」

よくわかる簿記シリーズ 合格するための本試験問題集

テキストではなく、過去問題集なんですね。

オンスクの講義動画でインプットして、この過去問題集でアウトプットする形ですね。自分はアウトプット、特に仕訳は、手で書いて覚える方がよかったので。

インプットとアウトプットの勉強サイクルは?オンスクの講義動画をぜんぶ見てから過去問題集をやったんですか?それとも、単元ごとに、講義動画を見て過去問題集を解いて…という感じで?

ぜんぶひととおり講義動画を見てから、問題集をやりましたね。ただその時点では、過去問はぜんぜん解けなかったです(笑)。
2周目は、とにかく仕訳問題をやって、わからなければ関連講義を見て…というのを繰り返しました。

仕訳問題は超基本ですからね。

それに簿記3級仕訳マスター講座(事務局注:オンスクおすすめ!簿記3級CBT試験対策に特化した講座です)の先生が言われてるんですが、試験は3問中、第1問が仕訳問題で、第3問が決算書の作成なんです。

配点がそれぞれ45点と35点。100点中70点以上で合格のところ、第1問と第3問を完璧にできれば80点、それだけで合格できるじゃないですか。
だから仕訳と決算書のところは、過去問題集でかなりやりこみました

過去問題集は何周くらいやったんですか?

3周はやりましたね。この1冊を3周やりきった時点で、けっこう解けるようになってました。

CBT試験を申込む、おすすめのタイミングとは

ここからはCBT試験自体について聞いてみたいと思います。CBT試験の申込みから実際の受験までの間で、わかりにくい点とか困った点はありましたか?

申込みの手続きは、難しいところは無かったです。3日後以降の試験を申込めるんで、「これで合格できる」というレベルまで持っていってから臨めるのがいいなと思いました。

直前まで申込みできるんですね。
そうなると逆に「完ぺきにしてから申し込もう!」と、受験が後回しになったりしないですか?
会場受験方式だと、試験日が決まっているからそういうのはできないんですが。

後回しにしようとかは無かったです(笑)が、試験日に自分のピークを合わせられるようにっていうのは意識しましたね。試験日直前の1週間前は勉強に集中できるよう、スケジュールを調整するとか。

実際には、試験日のどのくらい前に申込んだんですか?

2週間前です。過去問題を安定して8割正解できるようになったところで申込みました。

そういえばさっきは3日前まで申し込めるって言いましたが、週末は混みがちなんで、土日しか受けられない人は早めに会場の空き状況を見ておくといいと思います。

CBT試験は好きなタイミングで受験できるのがウリですが、土日受験希望の人はやっぱり早めに申し込まないといけないんですね。

そうですね。あと地域によっては近くに会場が無いこともあるので、会場の場所も事前にチェックしておいた方がいいですよ。

CBT試験当日で危なかったこと

試験当日の会場で、何かわかりにくいところは無かったですか?会場は、自分で選んだテストセンターですよね?

会場はテストセンターです。会場のスタッフさんがいろいろ案内してくれると思ったんですけど、漢字検定とかほかの日商系のCBT試験も行われるんで、簿記専門スタッフさんというわけではないんですね。
で、特に案内が無かったんで、荷物を全部ロッカーに預けて、試験会場の部屋に入ろうとして。

荷物は全部、ロッカーに入れるんですよね?

あ、そうです。ポケットにあるものも全部ロッカーに入れてくださいって何度も言われて。

スマホやスマートウォッチは持ち込めないんですよね。

ふつうの腕時計もダメだそうです。わかりましたって全部ロッカーに入れたら、部屋に入る直前に、電卓を出してないことに気づきまして。電卓だけは持って入ってくださいって案内してほしかったですね。

部屋に入ってしまうと、試験が終わるまで出られないですもんね。危うく筆算だけで受験するところでしたね。

危なかったです。時計は、CBT試験の画面でずっとカウントダウン表示されてるんで、自分の時計が無くても大丈夫でしたが。

CBT試験で難しかったこと① 時間が無い!

実際に受験しているときはどうでしたか?どこが難しかったとか、やりづらかったとか。

(簿記3級仕訳マスター講座の)先生も言ってるんですが、CBT試験ってほんとうに時間が無いんですよ。紙に書くペースで入力していたら絶対間に合わない。

試験の最初にメモ用紙2枚渡されるんですけど、そこに仕訳を書いているヒマはないんで…メモ用紙に書いたのは、最低限の計算くらいでしたね。

会場受験だと解答用紙に科目や数字を書きこみますけど、CBT試験だとプルダウンメニューから選択しますよね。だから(CBTの方が)やりやすいという意見もありますが。

うーん、プルダウンメニューって意外に選びづらいんですよ。クリックしたら選択肢8個くらいがざっと表示されて、1個ずつ確認していたらホント時間が無いんで。

だから、問題見たら頭の中でパッと正解を出して、その正解をピンポイントで選ぶ、というやり方になりますね。選択肢から選ぶだけだから仕訳を覚えなくていい、というわけじゃないですね…。

選択問題だけでなくて、数字入力の問題もあるんですよね?

あ、そうです。電卓で計算して、その結果をPCのキーボード上のテンキーで打ち込みます。試験中にテンキーの横に電卓を置いてたんですが、テンキー打ち込んでも画面に表示されなくて…おかしいなと思ったら一所懸命電卓をたたいてたという(笑)

CBT試験中は、電卓の位置とテンキーの位置に注意ですね!

CBT試験で難しかったこと② 第2問に注意

CBT試験ならではの難しかったところは、ほかにもありますか?

簿記試験って、会場受験のときは全5問だったんですけど、CBT試験になってから全3問になったんですよ。で、第2問がやたら難しいんです。

さっき、コンスタントに8割(解けるようになったら受験していいレベル)って言ったじゃないですか。あればあくまでも仕訳(第1問)と精算表の作成とか(第3問)の話なんです。

第2問については僕はあきらめました(笑)。先生の話では、第2問は満点取らせないための問題なんで、点取れたらラッキーぐらいでいいですよと。

だから問題解くときには、第1問→第3問→第2問の順番です。さっきも言ったとおり第1問の配点が45点、第3問が35点で、70点以上取れば合格なんで、1問と3問をしっかりやっていればそれだけでいけるんです。

第2問の対策は、1問と3問を完璧にしてからっていうことですね。実際、何点取れたんですか?

1問は満点の45点、3問は35点中31点です。

仕訳が満点!すごいですね。第2問は?

20問中6点でした(笑)

受験後に「こうしたらよかった」と思ったこと

ラストの質問です。簿記CBT試験を受け終わって、「いま思えばこうしたらよかった」と思ったことはありますか?

細かい計算が必要な問題が意外に出なかったんですよね。CBT試験はランダム出題なので、僕のときがラッキーだっただけかもしれませんが。
過去問の中にすごく計算させる問題があって、こんなのに手を付けたら深みにはまる…と思ってやらなかったんですが、それでよかった。

あとは、最初は仕訳とか損益計算書とか、正直わけわかんなくて。全然頭に入らなかったんですけど…あるときスッと入ってくる時があるんですよ。2ヵ月目くらいですかね。

ああ、簿記3級をあきらめちゃう人は、専門用語や独特のルールに馴染めないのが大きな理由の1つなんですよね。

何となくわかるようになるまでは、正直ジタバタするしかないかなって。あと過去問題集はわからないなりに早めに手を付けた方がよかったかなと思います。

それと会場受験ではなくCBT受験にするって決めたなら、割と早い段階でCBT試験の雰囲気を知る方がいいです。

実際のCBT試験の画面をイメージして作られたテストを受けてみる、CBT対策ってことですね。

TACのCBT模擬試験プログラムを受けたんですけど、CBTのポイントがわかるんでいいですよ。書いて計算している時間無いじゃん!とか。
早めにCBT試験形式の情報を掴んでおくのは大事ですね。試験慣れとか、ペース配分の点で。

もしCBT試験模擬試験をやらないで本番だったらやばかったですか?

ちょっとやばかったですね(笑)。

本日のインタビューは以上です。お時間いただきありがとうございました!

日商簿記3級CBT試験 合格者インタビュー ポイントまとめ

【勉強期間】
4ヵ月(1日1時間程度)

【勉強方法】
  • オンスク.JPの講義動画でインプットしたら、過去問題集でアウトプット
  • 過去問題集には早めに着手する
  • 最初はわからなくても2ヵ月はジタバタする

【CBT試験対策】
  • 過去問題2周目終わるくらいでCBT模擬試験プログラムを受けてペース配分を掴む
  • 第1問と第3問が8割以上安定して正答できるようになったら試験申込タイミング
  • 第2問に深入りしすぎない
 

簿記3級講座
簿記3級仕訳マスター講座

無料登録でオンラインの資格講座を体験しよう!

資格受け放題の学習サービス『オンスク.JP』では様々な資格講座のオンライン学習が可能です。
最短20秒の無料会員登録で、各講座の講義動画・問題演習の一部が無料体験できます。

※無料会員は、決済情報入力なしでご利用可能。
※自動で有料プランになることはありません。

無料体験でできること

無料会員登録

オンスク.JP 講座一覧

関連する記事が他にもあります

広告

お友達紹介特典URL発行

ログインが必要です

ページトップへ