第２回 はじめの一歩～簿記３級～「ちょっと息抜き…」

私からおすすめの映画は「武士の家計簿」です。

時代は幕末、加賀藩の御算用方が舞台です。

加賀といえば、新幹線の開通で何かと話題になった石川県金沢市ですね。

御算用方というのは簡単に言うと藩の経理部といったところです。

そこの下級藩士である猪山直行が、現在でいうところの上司の横領を見抜いたり、家計が火の車になっている猪山家の財政を、家財道具を売り払い、質素倹約に努め、立て直していくという物語です。

「時代は違えど簿記の知識というのは、仕事だけではなく、家計を見直し、生活を豊かにしていくのにも必要な力なんだなぁ。」と、感じられる映画でした。

この映画を観た後、苦行のように感じられた簿記の勉強が様々なところで自分を助けてくれる力なんだ！と、とても前向きに考えられるようになったから不思議です（笑）

皆さんも是非、映画をご覧になってリフレッシュしてみてください。

この時期だからこその気分転換、けっこうアリだと思いますよ☆

最後に映画の中にも何度か出てくる「帳尻を合わせる」という言葉、一般的にあまり良い意味で使われる事はないですが、これは「帳簿の尻を合わせる」つまり帳簿の最後で収入と支出の数字だけを合わせて、うまくいったように見せるというところからきてるそうです。

それでは皆さん、直前対策にもオンスクを活用してくださいね！