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会計系資格で大人気!「日商簿記」3級の位置づけ・試験科目・合格基準とは?

会計系資格で大人気!「日商簿記」3級の位置づけ・試験科目・合格基準とは?

会計系資格として最もメジャーかつ入門的な資格「簿記3級」についてご紹介します。

日商簿記検定とは?

日商簿記検定試験とは、日本商工会議所が実施する、「簿記」の技能レベルを判定する検定試験になります。

簿記の試験としては、他にも「全経簿記検定」「全商簿記検定」などが知られていますが、やはり知名度と受験者の多さでは「日商簿記検定」が圧倒的ですね。

ちなみに、そもそも「簿記」とは何か。これは簡単にいうと、日々の経営活動を記録・計算・整理して、会社の経営成績と財政状態を明らかにする技能とされています。

「社会人に必須の基礎スキル」と位置付けられているので、職種にかかわらず評価する企業が多い資格になります。

簿記3級を取得すれば、経営状況を確認するために必要なP/L(損益計算書)やB/S (貸借対照表)に書かれている内容が理解できます。

簿記は世界共通語とも言われるほど、帳簿ルールが統一されています。記載されている言語の壁はありますが、日本の会社はもちろん、アメリカや中国などで上場している企業の経営状況を一次情報として入手することができます。

そのため、就活を有利に進めたい学生さんも含め、実に年間で45万人以上の方が受験する大人気の検定試験なワケです。

簿記3級の試験科目について

試験科目 試験時間 合格基準
商業簿記・3題以内 60分 70%以上

※「商業簿記」とは
購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算 する技能であり、 企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのもの。

簿記3級レベルの位置づけ

さて、そんな日商簿記検定試験ですが、初級から1級まで全部で4つのレベルに分けられています。

あれ?じゃあ、初級から順番に勉強していかないといけないの?

と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。 初級の受験者は少なく、実際には日商簿記検定試験の入り口は簿記3級からと思っていただいて問題ありません。

日商簿記検定試験の受験者データ(2022年度)を見てみると以下のようになっており、実質的には3級からスタートする方がほとんどです。

2022年度 日商簿記検定試験(ネット試験) 受験者データ

受験者数 合格者数 合格率
1級 6月・11月のみ、統一試験で実施(ネット試験未対応)
2級 105,289名 39,076名 37.1%
3級 207,423名 85,378名 41.2%
初級 3,644名 2,341名 64.2%

多くの専門学校や、各社の通信講座なども、ほとんどは簿記3級からスタートとしており、講義も初めて勉強する方を対象におこなっています。

オンスク簿記3級講座も同様で、これまで簿記を勉強したことがない方を対象に簿記3級の講義・問題演習を使って学習を進めていきますので、安心してくださいね。

簿記3級は学習期間も比較的短く、CBT受験で通年受験ができるので、初めての資格学習に人気が高い資格でもあります。 学校や仕事の合間を使ってぜひチャレンジしてみてくださいね。

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