いよいよ本試験まであとわずかとなってきましたが、学習の進捗はいかがでしょうか。
今回から「第145回 簿記3級試験 出題予想と直前対策」と題して、3級試験の出題予想と設問別の対策を全2回(前後編)でお届けします。今後の学習の指針として読んでいただければと思います。
前編は、第145回本試験の第1問~第2問の出題予想と、学習アドバイスをご紹介します。
また本試験合格に不可欠の「過去問題集」を用いた出題予想範囲の設問別学習方法も記載していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
第1問対策:出題予想と学習アドバイス
出題予想ランキング
第1問の出題予想はこちらです。
1.通貨代用証券
2.当座借越
3.貸付金・借入金
4.仮払金・仮受金
5.商品券
学習アドバイス
仕訳問題は、反復練習することにより、正解率は必ずアップします。問題を繰り返し解くことにより、5問中4問の正解を目指しましょう。
第145回では特に「通貨代用証券」「当座借越」「貸付金・借入金」「仮払金・仮受金」「商品券」の出題可能性が高いと予想します。
これ以外の「現金過不足」「小口現金」「当店振出手形の受入」「立替金・預り金」「有価証券」「固 定資産」「資本金・引出金」「租税公課」「決算振替」「訂正」の処理に関する問題も要注意です。
仕訳(特に小切手・預金・掛・手形の処理)を正確にできないと、他の問題、特に第3問の試算表作成問題を解くことができません。期中取引全般に関する正確な理解が必要です。
第2問対策:出題予想と学習アドバイス
出題予想ランキング
第2問の出題予想はこちらです。
1.手形記入帳
2.分記法と三分法
3.商品有高帳
学習アドバイス
第1予想の手形記入帳の問題を第136回の問題で、第2予想の分記法と三分法に関する問題を第133回の問題で、第3予想の商品有高帳の問題を第142回・138回・134回の問題で確認しておきましょう。
第2問対策として、以前は補助簿の記入をマスターしておけば十分だったのですが、最近は勘定記入の問題も出題されているので、第141回・137回の第2問、第139回・137回・135回の第4問の問題も確認してください。
今回の内容は以上となります。後編では、残りの第3問~第5問対策の学習方法をご紹介いたします。次回更新をお楽しみに!
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