皆さんは、衛生管理者という資格をご存じですか?
衛生管理者は、事業場の衛生面を管理・改善する人のことを指します。
従業員が50人以上いる企業では必須となっているので、大企業ほど衛生管理者を必要としています。
もちろん従業員が50人未満の企業でも、従業員が増えることを考えると、衛生管理の有資格者が求められるようになるでしょう。
上司から言われる前に試験勉強をはじめ、資格を先んじて取得しておいて損はありません。
今回は、そんな衛生管理者の資格と「30時間で一発合格を目指す勉強法」についてご紹介いたします。
どんな人が衛生管理者の資格を取るべき?
衛生管理者の資格について、もう少し詳しくご説明します。
衛生管理者は、国が定めた労働安全衛生法という法律によって決められた資格で、労働環境を衛生面から見て改善することが主な仕事です。
具体的な仕事内容でいうと、健康診断の日程調整をして実施までのとりまとめをしたり、健康診断結果を管理したりします。 そして必要であれば、産業医に相談する窓口になることもあります。
よって労務管理・総務・人事に携わる方は、特に資格を取得した方がよいでしょう。現在の仕事に近く、かつ衛生管理の知識を得ることで仕事の幅が広がるからです。
また普段から社員の相談を受けているような方は、衛生管理者に向いていると言えます。資格を取得することで、より社内でのポジションが確立され、社内評価が上がるきかっけになるかもしれません。
衛生管理者の試験の特徴・難易度・合格率
衛生管理者の試験は主に労働衛生に関する問題と、関連する法律から出題され、設問に対して選択肢から正解を選ぶ形式です。
試験科目について、詳しくは下記の通りです。
BMIは肥満度の評価に用いられる指標で、身長と体重から算出されるが、身長170cm、体重72kgの人のBMIに最も近い値は次のうちどれか。
(1) 30
(2) 27
(3) 25
(4) 23
(5) 21
試験の難易度ですが、第一種も第二種も正直そこまで難しくありません。
ちなみに2017年度の衛生管理者試験の合格率ですが、第一種が45.0%で第二種が54.9%です。けっして低くない数値からも、試験が難しくないことがわかるかと思います。
では、衛生管理者の試験に一発合格するための勉強法を見ていきましょう。
衛生管理者資格、効率的な勉強法とは?
まず気になるのが、勉強時間ですね。
ここでは、なるべく最短で合格できるように、30時間で一発合格を目標にするおすすめ勉強法をご紹介します。
そのおすすめ勉強法とは、1ヵ月という短期間で、集中的に同じ過去問をひたすら解いては繰り返す反復勉強法です。
「え、そんな簡単なこと?」と思った方もいるかもしれません。
ここでのポイントは、「短期間で」という点です。
これは記憶のメカニズムに関係するのですが、人間は短期間のうちに繰り返し触れる情報を重要なものだと認識する傾向があります。
なので、いくら過去問を勉強しても、時間を空けると脳が情報を重要だと認識しないため、勉強した内容を忘れがちになります。
具体的には1日必ず1時間以上は勉強時間を取り、ひたすら過去問を「1ヵ月間」繰り返し勉強して、正解率を高めてから試験に臨みましょう。
この際、幅広い問題を解こうとせず、近年の過去問から集中的に勉強して正解率を上げていくことも大事なポイントです。
正解率が80%程度まで高まったら、次の過去問題集…というように、自ら目標を設定して繰り返し勉強してみてください。
まとめ
衛生管理者の資格を取って活躍の幅を広げよう
ここまで衛生管理者の資格情報と、おすすめ勉強法をお伝えしました。いかがでしたでしょうか?資格を取得したら、これから社内で活躍の幅が広がるかもしれません。ぜひこの機会に衛生管理者の資格を取得してみてください。
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