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新型コロナウイルス対策 「衛生管理者は今、何をすればよいか」

新型コロナウイルス対策 「衛生管理者は今、何をすればよいか」

今回は、猛威をふるっている新型コロナウイルスに関して、職場で活躍する衛生管理者は今、どんな対策をとればよいのかを「一般社団法人 日本衛生管理者ネットワーク」に伺いました。感染拡大を防ぐため、参考にしてくださいね。

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新型コロナウイルスと働き方の変化

新型コロナウイルスが猛威をふるっていて、働き方も一変しています。早速ですが、皆さんの会社では、どんな対策をとっているでしょうか?

新型コロナウイルスは風邪やインフルエンザと同様の「感染症」ですが、未知の新型ウイルスであることが問題になります。未知のウイルスのため、人の身体に入ってどんな作用を引き起こすか?がよくわかっていないということです。

実際に発熱、倦怠感(だるい)、咳などが主な症状でしたが、ヨーロッパでは、匂いや味がわからないという症状もあり、阪神タイガースの藤浪投手にその症状が出たようです。

衛生管理者は今、どのような活動をすべきなのか

では、衛生管理者はこのようなときにどのように活動をすれば良いのでしょうか?
具体的な活動として、「作業環境管理」「作業管理」「健康管理」の視点からお伝えしますと…

まず、職場では窓を開けて換気を定期的に行います。これは「作業環境管理」といってウイルスによって職場が汚染されないための対策です。

そして、手洗いや消毒とマスク着用の徹底も行います。会社に入るときには必ず行うように促し、ウイルスを持ち込まないようにします。
また、従業員同士の距離を置くなど、向い合わせにならないように仕事をします。できれば、満員電車を避けて時差出勤することも必要です。これを「作業管理」といいます。仕事をする上での注意事項です。

最後に「健康管理」ですが、少しでも熱があるとか咳がつづいているなど、いつもと違う体調の場合は、出社せずに自宅で安静にして様子を見る。病状が進んだ場合は必ず病院に連絡し、指示に従うことなどを徹底しなければなりませんね。

また、会社の実情に合わせることも大切になってくるように思います。どんなに立派な対策を立てたとしても、「とてもじゃないが時間や費用がかかりすぎる」、「社員によって差が出そう」など、実際にできないことをしようとしても意味がありませんよね。地道な活動でも、毎日、同じようにできることが大切です。

衛生管理者はその他の産業保健スタッフや人事部門と連携しながら、確実に対策を実行していくため、職場や管理者にも繰り返し指導しなければなりません。

オリンピックまでもが延期となってしまいましたが、このコロナがいつ収束するかはわかりません。一部でコロナの驚異からストレスに感じている従業員もいると思いますので、心のサポートも必要かもしれませんね。

職場のストレス要因に対処する!衛生管理者の業務④ メンタルヘルスケア 衛生管理者って具体的にどんな仕事をするの?

なお、オンスク.JPでは、衛生管理者講座の全面リニューアルを年内に予定し、絶賛撮影中です。

講義動画の撮影風景

※こちらは講義動画の撮影風景です

今回の新型コロナウイルスでも様々な対策が必要とされているように、職場の衛生環境を守る衛生管理者は、会社にとって欠かせない存在。
一般社団法人 日本衛生管理者ネットワーク」に所属する講師が、衛生管理者になりたい方に向けて伝えていく内容になりますので、今しばらくお待ちくださいね。

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