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行政書士に興味がある方へ|行政書士とは?

行政書士に興味がある方へ|行政書士とは?

行政書士に興味をお持ちのみなさん、はじめまして。はなと申します。
行政書士登録3年目のまだまだビギナーですが、団体規則や契約書の作成を中心に、行政書士として働いています。

さて今回は、そんな私の仕事「行政書士」について、「独学取得&独立可能な「行政書士」徹底解剖!」と題して、5回にわたってご紹介します。

記念すべき第1回のテーマはずばり、「行政書士とは」。行政書士という資格試験の仕組みや、行政書士という士業自体についてお話しします。

行政書士とは?

行政書士とは、行政書士法に基づいた国家資格を持つ者のこと。詳しい業務内容はあとでご紹介しますが、書類作成のスペシャリストとして、市民の方や会社経営者などを支える仕事です。

行政書士になるためには、行政書士試験に合格して、各都道府県にある行政書士会に登録しなくてはいけません。2016年10月1日時点で、46,301人と472法人が登録しています(日本行政書士会連合会より引用)。

行政書士という資格試験の仕組み

次に、行政書士試験の仕組みを把握しておきましょう。
まずは試験のスケジュールです。

試験案内の配布と願書の受付期間 8月の第1週から約1か月間
試験日 毎年11月の第2日曜日(午後1時から午後4時までの3時間)
合格発表 試験の翌年1月最終週

※試験スケジュールは変更になる場合があります。必ず一般財団法人行政書士試験研究センターでご確認ください

受験資格はなく、どなたでも挑戦することができます。「行政書士試験は法律系国家資格の入門的試験」といわれているのは、そのためですね。

しかし入門的試験とはいえ、合格率は高くありません。

実施年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年
受験者数 41,053人 44,366人 48,869人 55,436人 59,948人
合格者数 4,084人 5,820人 4,043人 5,597人 5,508人
合格率 9.95% 13.12% 8.27% 10.10% 9.19%

(一般財団法人 行政書士試験研究センターより引用)

多少の変動はありますが、毎年10%前後というのはなかなかの難関資格です…。
その上、試験範囲もかなり広大です。

試験科目 得点
法律科目 憲法・民法・商法・会社法・行政法・基礎法学 244点
一般知識科目 政治・経済・社会・情報通信・個人情報保護・文章理解 56点
合計300点

どうしてこんなにも広い範囲から出題するのでしょうか?
「もっと狭くしてくれたら、より多くの人が合格しやすくなって合格率だって上がるのに…」と思いますよね。

この試験範囲の広さと合格率の低さは、行政書士の業務が幅広いことと関係しています。

行政書士になったら、何ができる?

行政書士の業務範囲は多岐にわたります。ざっと思いつくだけでも、次のような業務を行うことができるのです。

業務内容
官公署に提出する書類の作成・提出・手続きの代理 ・各種許認可の申請
・各種登録の申請
権利義務または事実証明に関する書類の作成 ・離婚協議書の作成
・任意後見契約に関する書類の作成
業務に関する法律相談 ・遺言書の作成に関する法律相談
・事業継承に関する法律相談
行政不服申し立ての代理(特定行政書士のみ) ・行政書士が作成した官公署への提出書類にかかる許認可などに不服がある場合、本人に代わって不服を申し立てる
裁判外紛争解決手続き(ADR)による紛争の解決 ・敷金を返還してくれない場合
・外国人労働者とトラブルになった場合
・近所のペットに噛みつかれた場合
・自転車事故でもめた場合
その他 ・経営コンサルティング
・法律や手続きに関する記事の執筆

このように、行政書士になれば、市民の車庫証明や遺言書の作成、ペットの騒音トラブルに関する相談など、街の身近な法律家として多くの人の役に立つことができます

また会社定款の作成や日々の帳簿つけなど、会社経営者や個人事業主にとって煩雑な行政・事務手続きを代行し、幅広くお手伝いすることも可能です。コンサルタントとして経営相談にのることもあります。

行政書士とは街の身近な法律家!

いかがでしたか?行政書士のイメージは伝わったでしょうか?

行政書士は業務範囲が広い分、試験範囲も広いです。しかし頑張って勉強すれば、気軽に相談できる法律家として、多くの人の役に立つことができます。

次回は「行政書士になるには?」をテーマに、行政書士になるためには何をしたらよいのか、どんな人が向くのかなどをお話しします。それでは、また。

引用サイト
・日本行政書士会連合会:
https://www.gyosei.or.jp/about/disclosure/membership.html
・一般財団法人 行政書士試験研究センター:
http://gyosei-shiken.or.jp/bunseki/bunseki_suii.html

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