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春節(旧正月)の過ごし方あるある│李老師の中国攻略(3)

春節(旧正月)の過ごし方あるある│李老師の中国攻略(3)

大家好!

みなさん、こんにちは!オンスク.JPのHSK2級講座を担当いたしました中国語講師の李晶です。

李老師の中国攻略シリーズ、連載第3回は中国の春節(旧正月)にまつわる話題です。

「春節」は何の日?

中国のお正月は中国語で「春節」と言います。旧正月のため、西暦のカレンダー上では毎年日付が変わります。

2018年の「春節」は西暦2018年2月16日でした。なんと、2月14日のバレンタインデーの2日後です。実は、「春節」と「情人節(バレンタインデーの中国語)」が重なった年もありました。それは、2010年のことでした。

では、2019年の「春節」は西暦ではいつでしょうか。2019年の春節は西暦の2月5日です。

大晦日の日は中国語で「除夕」と言います。旧年の最終日で、新年を迎える日です。旧暦では12月は30日までなので、旧暦の12月30日は「除夕」です。

「春節の過ごし方」その① 13億人の大移動

中国でも西暦の1月1日は「元旦」と言います。中国人は「元旦」よりも「春節」のほうを盛大に祝います。中国人にとって、「春節」は帰省して家族が揃って団欒するという一年の中でもっとも大切な時期です。

そのため、春節前後の40日間に渡り、中国全国で13億人の大移動が始まります。「まるでアフリカ大草原の野生動物たちの大遷移」と揶揄するジョークがあるほどです。この全国大移動のことを中国語で「春運」と言います。そのスケールは想像を超えるもので、2018年の春運期間中に移動した人数は延べ29億7000万人だったそうです。

「春節の過ごし方」その② 年越し餃子?

中国人の一般的なお正月の過ごし方ですが、大晦日の夜はたくさんご馳走を作って、家族で「年夜飯(年越しのご馳走)」を食べて、夜12時になると、水餃子を食べて新年を迎えます(主に北方地域)。日本では年越しそばを食べる風習があるように、中国では「年越し餃子」があると言ってもいいでしょう。

新年を迎えた旧暦の1月1日は親戚や友人に新年のあいさつをする習慣があります。昔はお土産を持ってお宅まで訪問するのが普通でしたが、ネット社会の今はほとんど「微信」WeChatであいさつをしています。ちなみに、「新年のあいさつをする」は中国語で「拜年」と言います。

このように中国人の春節の過ごし方は時代とともに変化しています。

「春節の過ごし方」その③ 海外旅行

現在、中国の海外旅行ブームの影響で、お正月に帰省せず海外旅行に出かける人が年々増えています。海外旅行先人気上位の日本はもちろん、アメリカや、ヨーロッパへ旅行する中国人観光客も大勢います。

毎年の春節期間中に日本でも多くの商業施設で「歓迎光臨」の看板を見かけますね。『日本に旅行に来ているのに、まるで中国にいるみたい』と多くの中国人観光客はちょっぴり不満げに言っています。

「春節の過ごし方」その④ 帰省の悩み

旅行に行かず、帰省する人には様々な悩みがあるようです。

1979年に始まった一人っ子政策以後に生まれた世帯はほとんど一人っ子で(都市部)、既婚世代が多く、夫婦とも一人っ子の場合、どちらの実家に帰省するかが夫婦喧嘩の種になっているようです。

また、独身の人もそれなりの悩みがあるようです。それは帰省すると親にいつ結婚するの?と追い詰められ、強制的にお見合いをさせられる悩みです。結婚を急かすことを中国語で「逼婚」と言います。一時、流行語にもなっていたそうです。

最後に、ちょっと早いですが、皆様に中国式新年のあいさつを申し上げます。

祝大家新春快乐!新年新气象!万事如意!
(新年、明けましておめでとうございます。新しい年が皆様にとって良い年でありますよう心よりお祈り申し上げます。)

今回は春節(旧正月)の過ごし方あるあるについてご紹介しました。次回も中国のホットな話題についてご紹介していきます。

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