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HSK3級を独学で勝ち取ろう!李老師(先生)の必勝勉強法

HSK3級を独学で勝ち取ろう!李老師(先生)の必勝勉強法

你好!
突然ですが、中国語やHSKの試験勉強をスクールなどに通わずに独学で挑もうと思っている皆さんに向けて朗報です。
オンスクのHSK3級・HSK2級講座の講師を務める李老師(老師とは、日本語で“先生”の意味)から、独学での準備の仕方を聞いてきました!
これから中国語の勉強をしたい方、必見ですよ。

講師の李先生ってどんな方?

その前に、まず、李先生について紹介します。
李先生は、1995年に来日。2006年より中国教室「習文塾」をスタート。ビジネスパーソンや学生、地域の子供たちなど幅広い世代に中国を教えてきました。
その学習法は独特で、文法や発音を丁寧に教えるだけではなく、中国人の発想や感覚をあわせて伝えることで中国語の理解をより深めようとするスタイルです。このネイティブ感覚を大事にするスタイルが評判となり、今や日本国内の大手企業や有名大学、高校でも講義をされている人気講師なんです!

ちなみにオンスクのHSK3級・HSK2級講座でも、李先生のスタイルは健在です。中国人ネイティブの言語センスを理解しながら中国語が学ぶことができますよ。

…と、ちょっと宣伝が入ってしまったので、本題に戻しますね。

HSK3級は独学で合格できるのか

まず、李先生曰く「HSK3級はしっかりと準備すれば、独学でも十分に合格が可能です。そんなに難しくはありませんよ。」とのこと。
これからHSKに挑戦しようと思っていた人にとっては背中を押していただける言葉ですね。

実際、HSK3級の試験で問われるのは、中国語の単語、文法、読解の理解度やリスニング能力です。これらをそれぞれ、合格できる基準で準備することが大事です。

ではどうやって、HSK3級の試験対策をしていったらよいのか、ここからは独学で試験対策を行う方法やタイミングを具体的にお伝えしていきます。

HSK3級の試験対策の仕方と始めるタイミング①「単語&文法対策」

HSK3級の試験では、600語程度の常用単語と初級レベルの文法知識の習得が問われます。つまり、設問や選択肢で使われるのは、常用単語600語の中からということ。この600語には、名詞、動詞、形容詞、接続詞、副詞…などいろいろな語彙(ごい)が含まれます。
例えば、HSK3級で出てくる単語を紹介すると「安静(静か)」「菜单(メニュー)」「地铁(地下鉄)」など。なんとなく漢字から想像がつく言葉もあるかと思います。

ただ、やっかいなのは、量詞。量詞とは「ものを数える単位」のことを指しますが、これは中国語独特のものが多いです。
例えば「层(階数を数える)」「辆(車両を数える)」「双(箸や靴など対の物を数える)」など。こうした見慣れない単語は正直、1つ1つ覚えるしかないですね。

では、どうやって単語を覚えていったらいいのでしょうか?

李先生からのアドバイス

単語を覚える際には、①意味②品詞③ピンイン④発音⑤例文といった項目にわけて覚えるとよいでしょう。
品詞やピンイン、発音も覚えると文法やリスニングの際に、役立つので一緒に覚えましょう。

文法については、下記のポイントを意識して勉強しましょう。
・各文法項目の構成、語順のルール、例文をしっかり理解する
・単語を入れ替えてパターンを練習する

 例:我 把 衣服 洗了。(杯子/裙子
   ※日本語:服を洗う(コップ/スカート)

単語も文法も、6ヵ月前からスタートすれば無理なく覚えられます。一度、覚えたら72時間以内に復習すると記憶に定着しやすくなります。

ちょっと補足

ご存知の方もいるでしょうが、HSKという試験は、世界共通の試験。問題はすべて中国語で出題されます。HSK3級で問われる単語や文法を知らないと何を出題されているかわからず、チンプンカンプンになってしまうでしょう。
漢字表記なので、わからなくても日本人にはアドバンテージがあるとも言われていますが、しっかりと準備するにこしたことはありませんよ。

HSK3級の試験対策の仕方と始めるタイミング②「リスニング対策」

HSK3級の試験内容は、「聞き取り(リスニング)」、「読解」、「作文」の3つがあります。配点はそれぞれ100点の300点満点で6割の180点以上のスコアが合格基準となっています。
「聞き取り(リスニング)」がまったくできないとなると、「読解」と「作文」で90点をとらないといけません。合格するためには、聞き取り(リスニング)もおろそかにできないわけです。

では、聞き取り(リスニング)で点を取るためには、リスニング能力を磨く必要がありますが、どうしたらいいのでしょうか?

李先生からのアドバイス

リスニング対策は6ヵ月前から始めるとよいでしょう。正しい発音がわからないと中々聞き取れないので、何度も聞いて正しく理解できるようにします。過去問の聞き取り問題の音読練習も効果的なので、やってみるのもおすすめです。

ちょっと補足

ちなみにですが、最近だと、Googleの翻訳機能で中国語の発音も聞けたりします。ちょっと確認したい場合には使ってみてもよいかと思います。

HSK3級の試験対策の仕方と始めるタイミング③「簡体字対策」

HSK3級試験からは、HSK2級にはなかった「作文」が出題されるようになるため、簡体字を解答用紙に直接書くことが要求されます。作文は配点も大きく、一文字間違えると大きな減点になるので、正しく書けるように準備しておくことが大切です。

李先生からのアドバイス

作文は3ヵ月前から対策を始めるとよいでしょう。漢字と簡体字では似ていますが、違うという字がいくつかあります。漢字がわかるからといって油断してはいけません。

ちょっと補足

似ているけど、ちょっと違う漢字と簡体字を一部、紹介します。

「步(簡体字)」「歩(漢字)」→簡体字はよく見ると、下半分は「少」ではありません。
「别(簡体字)」「別(漢字)」→簡体字の方が左下は「力」
「带(簡体字)」「帯(漢字)」→上部の違いに注意。

HSK3級の試験対策の仕方と始めるタイミング④「過去問対策」

繰り返しになりますが、HSKの問題用紙に書かれているのはすべて中国語です。出題形式や設問の表記に関しても独特なので、初見だと戸惑うこともあるかと思います。そのなかでも「聞き取り(リスニング)」は男女の会話が音声で流れてきますが、結構、長めの文章を聞き取る必要があります。

李先生からのアドバイス

過去問は3ヵ月前から着手するとよいでしょう。5回分をやればパターンが見えてくると思います。質問のパターンやひっかけの仕方などもわかってきたら、本番も余裕を持って臨めるでしょう。

まとめ

HSK3級は中国語で生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応できるレベルが要求される試験です。 合格したら仕事で活かすもよし、中国旅行を楽しむもよし、それぞれの思い描く中国語ライフを実現してくださいね!

…と、最後にもう1つだけ。もし、「中国語やHSKを独学で勉強したいけど、何を使ったらいいのかな…」と迷っているひとには、オンスクのHSK講座もご検討ください。
オンスクのHSK3級講座では基本の文法や単語、試験対策を講義動画で学び、問題演習で過去問対策までできちゃいます。さらに、HSK3級に出る600語の単語&数詞リストもダウンロードでき、覚えるのに便利。
講義動画・問題演習・単語リストで、単語、文法、リスニング、作文など試験範囲を網羅しているので、試験対策にバッチリの講座です。 ぜひ、ご検討ください!

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最後までお付き合いいただきありがとうございます。皆さんが合格できるよう、応援しています。

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