皆さん、こんにちは!
気象予報士に興味がある、または気象予報士を目指している皆さんは、気象予報士を取得したらどんなメリットがあるのかについても気になりますよね。
結論から言いますと、気象予報士資格の取得には様々なメリットがあります。また気象予報士の出題範囲を勉強するだけでも、十分に利点があります。
連載「気象予報士とはどんな資格?」、最終回となる今回は、気象予報士の勉強をして感じたメリット、そして取得した後に感じたメリットについてご紹介していきたいと思います。
気象予報士の勉強をするメリット
気象予報士を目指すためには、いわゆる気象学の基礎を理解する必要があります。それはすなわち、天気に詳しくなれるということです。
そこには「なぜ寒冷前線が通過すると激しい雨が降るのか」や「雨になるか雪となるかの境目はどこにあるのか」などなど日常で役立つ知識がたくさんあります。
あるいは出先で急な大雨に見舞われたとき、それが積乱雲による突発的で短期的な雨なのか、しばらく雨が続くのか、自分で確認・予想ができることもメリットの1つです。
勉強の最終的な目的は気象予報士の資格を取得することですが、勉強するだけでも十分すぎるほどのメリットがあるものです。
ちなみに気象予報士の資格を目指すのに、数学的知識は必須ではありません(あった方がベターではありますが)。「数学が苦手だし…」と心配されている人もご安心ください。
気象予報士の資格取得後のメリット
続いては気象予報士を取得した後のメリットについてご紹介していきたいと思います。そこには意外なメリットがあります。
気象予報士ならではの仕事を目指せる
気象予報士を取得する最大のメリットは、「気象予報士ならではの仕事を目指すことができる」です。
例えば、お天気キャスターが多数在籍している株式会社ウェザーマップの募集要項を見てみますと、『気象予報士資格を有する方』とあります。
気象予報士の資格だけで合格できるワケではないのでしょうが、少なくとも気象予報士の資格を持っていればその門は叩くことができます。
実際、友人の気象予報士はUターン転職をして、地元のテレビ局のお天気キャスターとして働くことになりました。気象予報士の資格が無ければ、このキャリアパスは築けないですよね。
あるいは、民間の気象予報会社で予報業務に就くのであれば、気象予報士を持っていることが必須の条件です。
名刺を渡した相手に必ず覚えられる
気象予報士は国家資格ですから、名刺に堂々と記載できます。そしてその名刺を交換した相手は必ず「気象予報士なんですね!へぇーっ!」といった反応をしてくれます。
これはおそらく「気象予報士あるある」です。そしてよほどインパクトがあるのか、「気象予報士の○○さん」といった形でほぼ確実に顔と名前を覚えてもらえます。
クライアントとの初顔あわせや、営業などの際にかなり役立っており、名刺交換をするたびに、気象予報士のメリットをしみじみと感じています。
話題作りになる
初対面の相手に「気象予報士です」と伝えますと、たいていの場合食いついてもらえます。「明日の天気は?」にはじまり、「今年の冬は寒いの?」など、話題が尽きることはありません。
特に「雨は何時に止むの?」という質問はねらい目。ピタリと答えると尊敬のまなざしを独占できます。寒冷前線の通過に伴う雨などは、案外簡単に止む時間を予想できるのですが、それはもちろん内緒です。
止む時間が予想しにくい時には「情報が不足しているのでわかりません」と素直に言えば、「なるほどなぁ」とこれまた感心してもらえるものです。
それだけ興味を持ってもらえるというのは、天気がそれだけ日常生活に直結していることの裏返しなのでしょうね。
今回は、気象予報士の様々なメリットについてお話ししました。
5回に渡り、気象予報士の資格やお仕事事情についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか。
気象予報士は簡単な資格ではありませんが、目指さない限り取得することはできません。気象予報士の資格が気になっているのであれば、ぜひトライしてみてください!
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