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数学の面白さはココにあり!数学検定の学習内容をビジネスに活かそう

数学の面白さはココにあり!数学検定の学習内容をビジネスに活かそう

大人になってからの数学の学び直しや、数学検定の取得を検討するにあたり、ビジネスに役立つかどうかが気になる人もいるのではないでしょうか。

数学は、ただ計算力を高めたり、公式を覚えたりするだけの学問ではありません。考える学問であるため、論理的思考力を高められるのです。論理的思考力は、ビジネスで大変重要とされています。

連載「数学の学び直しをおすすめする理由」、4回目は「数学検定の学習内容をビジネスに活かそう」というお話です。

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数学で身に付けられる論理的思考力

数学が苦手だった人の中には、数学のことを、ただ計算をするだけの学問、公式を覚えるだけの学問と勘違いしている人がいます。

実は、数学のおもしろみは、論理的思考に基づく解の導き方にあります。

具体的に理解するために、数学検定3級の過去問を例として考えてみましょう。

10円硬貨1枚と100円硬貨1枚を投げたとき、表と裏が1枚ずつ出る確率を求めなさい。

出典:公益財団法人日本数学検定協会

「確率」という言葉を見ただけで難解なイメージを持ってしまう人がいますが、この問題で出てくるのは硬貨2枚だけです。焦らず、落ち着いて考えていきましょう。

それぞれの硬貨を投げた結果は、表か裏の2通りずつとなります。そのため、結果は

表と表
表と裏
裏と表
裏と裏

の組み合わせの4通りです。これを、一般的な言い方では「場合の数」といいます。ここでは、場合の数=4ですね。

次に、表と裏が1枚ずつとなるケースを考えましょう。それは、

表と裏
裏と表

の2通りです。これを「事象の数」といいます。ここでは、事象の数=2です。

表と裏が1枚ずつ出る確率を求める場合は、4通りの中で2通りとなる確率を答えればいいため、

2/4 = 1/2

となります。ほかの問題の場合でも、

事象の数/場合の数

で求めればいいことになります。数の大小にかかわらず、事象の数を場合の数で割るという原則に当てはめればいいわけです。

このように数学では、1つずつステップを踏み、わかりやすく答えを導き出していくという過程が大事とされています。そのため、論理的思考力が身に付くのです。

論理的思考力が不足している人が抱える問題

論理的思考力とは何か、まだよくわからないと思っている人がいるかもしれませんね。

論理的思考力とは、論理にもとづいて思考する能力のことです。なぜビジネスの場で論理的思考力が必要とされるのか、別の角度から見た場合の具体例でわかりやすくイメージしましょう。

論理的な説明が苦手な人は、相手から、このように思われている可能性が高いです。

「結局、結論はどうなの」
「何が言いたいのか、はっきりしなくてイライラする」
「質問にちゃんと答えてほしいんだけれど、的がずれていることばかり話しているよ」
「こちらの言っていること、本当にわかっているのかな」

自分自身も相手もストレスをためてしまう状況ですね。何をどう伝えたらいいのか自分の中で整理できないまま、話してしまう癖のある人もいるのではないでしょうか。

冷静な説得力が周囲からの評価を上げる

ビジネスの場では、相手を説得しなければならない場面にたびたび遭遇します。
どんなによいアイデアを持っていても、どんなによい意見を持っていても、相手に伝えられなければわかってもらえず、正しい評価もしてもらえません。

会議やプレゼンの場で見かける説得力のある人の話し方には、筋が通っているという共通点があります。説得力のある話し方ができる人は、論理的に話す力のある人です。

論理的思考力を高めると説得力が増してビジネスが円滑に進むため、周囲からの評価が上がります。ビジネスにおける強力な武器の1つが論理的思考力なのです。

今回は、数学検定を利用した数学の学び直しをビジネスに活かす考え方について説明しました。論理的思考力は、一生役立つスキルとなりますよ。

最終回となる次回は、数学を学び直して日常に活かす考え方について、くわしくご紹介していきます。それでは、また。

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