平成29年度 社会保険労務士試験を終えての振り返りと解答速報

選択式について

まず、選択式からですが、各科目ともすんなり解答が出ましたね。基本的な問題が多かったので、労一以外は解答しやすかったと思います。

労基：
また判例が出ました。でも、以前本試験に出た問題ですし、文脈から判断できると思います。

安衛：
条文のままの基本問題。細かい所ですが、まあまあ解答できるでしょう。

労災：
審査請求と時効の問題。サービス問題と思うほど両方とも基本問題で解答しやすいですね。

雇用：
問1と問2は超基本問題。サービス問題ですね。問3は改正点で、少し迷いそうです。

労一：
統計問題。なんとなくわかりそうで、わからないかも。統計だから文脈からは判断できないんですよね。

社一：
国保と介護は条文のまま。馴染みのある条文だから解きやすいと思います。児童手当は4年連続出題。基本問題です。

健保：
問1は通達からだから、難しいですね。問2以降はだんだん優しい問題になっています。

厚年：
Dは難しいですね。他は条文通りの基本問題です。

国年：
Eは入りにくいですね。他はすごく簡単ではないけど、基本的な事項ですから解けるでしょう。

択一式について

次に択一式です。全体的に難しかったかなという印象です。特に労災保険は遅くまで講師、スタッフで根拠条文を探していましたよ。雇用保険も答えを出すのに結構、難航しました。

労基：
通達の細かい所が問われていて、全体的にちょっと難しいです。何か実務的な感じ。

安衛：
おっと！問9に事例問題が出ました。時間がかかりそうです。

労災：
ワーッ！判例からの問題が多いです。全体的に難しい。選択式とのギャップが激しすぎですね。3問程度しか解けないかも。

雇用：
基本問題が多い中、迷う問題もあり、すんなりとは解けないと思います。問2に落とし穴が…。

徴収：
組合せ問題も個数問題もあるし、実務的な問題もあるから、なかなか解答するのが大変です。

労一：
労一の方にまた社労士法が出題されています。判例もあるし全体的に難しい感じがします。

社一：
問10の社会保障協定の問題って、ここまで出るとは！他は基本問題ですね。

健保：
一見難しそうな問題が多いけど、答えは意外と基本的事項だから、結構得点できるかも。

厚年：
例年通りの難易度というところですか…。所々難しい肢はありますが、7問くらいはまずまず解けそうです。

国年：
問2や問8など、事例問題が出題されていますね。生年月日がらみは難しいです。

今年の本試験は、選択式はやさしく択一式が厳しい印象でした。

平成29年度社会保険労務士試験 解答速報

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