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提出前にここをチェック!文章を推敲するポイント5つ

提出前にここをチェック!文章を推敲するポイント5つ

苦労を重ねて書き上げた文章ですが、その道のプロでさえ書いた直後の文章をそのまま提出するとはあり得ません。必ず見直して推敲を重ねます。

ただ、文章の作成に慣れていないと「推敲って言っても、どこをどう直せばいいんだろう?」と思ってしまいますよね。大丈夫、ここを確認!という推敲のチェックポイントがあるんです。

連載「伝わる文章術」、今までは文章の書き方についてご紹介してきましたが、最後はブラッシュアップに欠かせない推敲ポイントについてご紹介します。

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推敲ポイント① 一文が長すぎないか、一文一義になっているか

文章は「読みやすいこと」が何よりも重要です。相手が「これは読みにくい」と諦めてしまっては、せっかく書いた文章が無駄になってしまいますからね。

まずは、全文を読み直して一文が長いものがないか確認しましょう。
冗長な文章は理解に時間がかかるので、長すぎるものは途中で分けて2文にするのがおすすめ。

また、一文一義のルールが守られているかも確認を。1つの文章の中に複数の情報を含めると、わかりにくくなります。

推敲ポイント② 余分なものはカット

優れた日本語の文章には、「余分なものがない」という特徴があります。重要だということを表現したいがために修飾語を多用したり、違う言い回しで同じことを繰り返したりすると、相手には非常にくどく見えて逆効果になります。

例えば、「私」といった主語の多用。書いている人がわかりきっている場合は、省いてしまってもOKです。

接続詞も、逆説を表す「しかし」以外はなくてもOK。便利なので入れがちですが、無くしても意味が通りそうならカットしましょう。

ちなみに、日本語ではビジネス文書だけでなく文学作品でも無駄を省いてわかりやすくするという傾向がありますが、欧米の作品は逆で、油絵のように言葉を重ねる傾向があります。

翻訳作品って少し表現がくどいなあ、と感じたことがありませんか?これは、言葉の使い方が違うためなんですよ。

推敲ポイント③ おかしな言い回しの有無

おかしな言い回しがないことの確認も必須です。特にやりがちなのが重複と慣用句。

「まず最初に」「必ず必要」「未だ未解決」「連日続く」などは、同じ意味の言葉が重なっているので本来はおかしい表現です。会話では登場することもある表現なので、注意しましょう。

「頭をかしげる」「公算が強い」など、慣用句の表現もうっかりポイントの1つです。正しくは「首をかしげる」「公算が高い」など。使っている言葉に自信がない場合は、面倒でも辞書で正しい使い方をチェックするようにしましょう。

正しい言い回しができていないと、他の人からチェックを受ける確率が上がります。きちんと調べれば回避できるミスですので、間違いを指摘されるとちょっと恥ずかしいです。

推敲ポイント④ 意味が伝わりにくいところはないか

文章は相手に正しく伝わってナンボです。相手が違う解釈をしてしまいそうな表現が入っているかどうかも確認しましょう。
チェックすべき箇所は以下の4つ。

  • 代名詞(これ、それなどのこそあど言葉)の多用
  • 「かもしれません」「~のようです」といったあいまい表現
  • 主語と述語のねじれ
  • 二重否定

代名詞の多用は「この主語ってなんだっけ?」と読んでいる人を混乱させます。正しく情報が伝わらないことがあるので、代名詞ではなく正しい言葉を入れるようにしましょう。

あいまい表現は、読んでいる人を不安にさせます。重要な情報である場合はしっかり言い切るほうが信頼感はアップ。

言うまでもなく、主語と述語のねじれは意味が通じません。

「飲まないはずがない」「走らずにはいられない」といった二重否定も伝わりにくいので、使わないほうがいい表現です。
このあたりはもう一度確認を。

推敲ポイント⑤ 最後は声に出して確認

推敲ポイント①~④を参考に文章を見直したら、最後は文章を音読してみましょう。

文章は黙読するより音読したほうが理解度は高まる、という調査結果があります。音読することでリズムが生まれ、より情報が頭に入ってきやすいからです。つまり、わかりやすい文章を書くうえでは、文章のリズムが大切ということ。

リズムについて確認するのに最適なのが、実際に声に出してみることです。音読してみて、すらすら読めない部分はわかりにくい部分と言えます。

この方法は、文章を作成するライターだけでなく、最終的に文章を確認するディレクターも取り入れている方法です。ぜひお試しを。

伝わる文章術

今回は文章の推敲のポイントについてご紹介しました。

一文の長さ、一文一義になっているか 無くても意味が通じるものは省く おかしな言い回しがないか 意味が伝わりにくいところはないか 音読してすらすら声に出せるか

このあたりに注意して文章をブラッシュアップしてみるといいでしょう。
相手が読むのを諦めてしまうような要素を取り除いていくことこそが、推敲のポイントと言えます。

連載「伝わる文章術」では5回にわたり、社会人が文章力を高めるべき理由、文章力アップのための改善ポイントについてご紹介しました。文章を書くのが苦手という方も、がんばって試してみてください!

参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/55/4/55_538/_pdf

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