今回より全5回にわたり、今注目の資格「アロマテラピー検定1級2級」の最短合格を目指すための勉強法について紹介します。
ストレスの多い現代社会において、心身の健康を維持するために有効とされるアロマテラピー。アロマテラピー検定1級2級では、アロマテラピーの基本である精油を正しく活用するために必要な知識を勉強します。
学習して得た知識を自身の生活に活かしながら、楽しく取得を目指しましょう!
連載第1回の今回は、アロマテラピー検定1級2級の難易度や、受験勉強における簡単な点・難しい点などにフォーカスしてみました。
実際に検定1級を持っている筆者が、自身の経験を踏まえながら、アロマテラピー検定1級2級について解説します。
アロマテラピー検定とは?勉強するとどんなメリットがある?
アロマテラピーは、個人で楽しむ以外にも、美容や医療、介護、ビジネスシーンなど、多くの場面で注目されています。様々なシーンで安全にアロマテラピーを行うためには、正しい知識を持つことが重要です。
アロマテラピー検定1級2級は、アロマテラピーの知識を深めたい人や、自身や家族の健康維持のためにアロマテラピーを使いたい人、アロマテラピーの知識を深めて手に職をつけたい人などにおすすめです。
公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が主催するアロマテラピー検定は、毎年5月と11月の年2回行われている試験で、1級と2級があります。1級だけを受験したり、1級と2級の併願ができたりと、受験スタイルも自由です。
受験資格は特になく、誰でも受験できることから、男女問わず、アロマテラピーに興味のある10代から70代までの幅広い世代の方が受験しています。
受験勉強をすることでアロマテラピーについての知識が深まり、生活に取り入れられるようになったり、仕事に活かせたりといった面でメリットを感じられるでしょう。
アロマテラピー検定1級 2級の難易度や違いは?
合格率は1・2級ともおよそ90%!
アロマテラピー検定1級2級は、ともにAEAJが発行する「アロマテラピー検定公式テキスト」から出題されます。1級は70問、2級は55問が出題されますが、ともに正答率80%以上で合格です。
AEAJによると、アロマテラピー検定1級2級の合格率はともに90%。試験がマークシート方式で行われることや、曖昧な選択肢がなく正解を導きやすいことが理由にあるのではないかと推測されます。
また合格者の勉強期間を見てみると、2ヵ月以内という人が過半数を占め、9割以上の人が3ヵ月以内となっています。
ちなみに筆者は、1ヵ月半ほどの勉強期間で1級に合格できました。事前知識は精油の名前を知っている程度。ただ香りが好きというだけで、詳しい知識はゼロでした。
また勉強時間においても、あまりまとまった時間はとれず、集中して勉強したのは1日2時間程度。あとは覚えにくいところを紙に書き出して、スキマ時間に頻繁に確認するという方法で勉強していきました。そんな筆者でも1級に合格できたのです。
紹介してきた合格率や平均勉強時間、筆者の経験などからも、アロマテラピー検定1級2級には、それほど長い時間をかけなくても合格できる、比較的簡単な資格といえるのではないでしょうか。
1級と2級はどう違う?
1級は2級よりも難しいということではなく、出題範囲が異なります。
わかりやすい違いは、試験対象となる精油の数です。
2級が11種類なのに対して、1級は30種類。2級の11種類はすべて、1級の30種類に含まれています。
また1級には、精油以外にも、歴史やメカニズムなどの範囲がプラスされており、幅広い分野の勉強が必要という点が違いといえるでしょう。
アロマテラピー検定1級 2級の受験勉強は簡単?難しい?
アロマテラピー検定1級2級の受験勉強を進めていくうえで、どんなところが簡単でどんなところが難しいのでしょうか?筆者の見解も含めつつ紹介します。
アロマテラピー検定1級 2級の勉強の簡単なところ
簡単な点は、勉強する内容には比較的身近な内容が多く、理解しやすいということでしょう。
そもそもアロマテラピー検定1級2級を受験しようとしている人は、アロマテラピーに興味がある人なので、精油名をまったく聞いたことがない、アロマテラピーについてまったく知らないという人は少ないと思います。
そのため、テキストに書いてあることを理解しやすく、気軽な気持ちで勉強できるでしょう。
また、学んだことをすぐに実践できることも、簡単に理解を深められるポイントではないかと思います。
例えば、精油を購入して香りをかいでみたり、虫よけスプレーを作ってみたりするなど、生活に取り入れる体験をすることで、知識を体感しながら覚えることができます。
筆者は特に、精油プロフィールの分野は取り組みやすいと感じました。
実際に香りをかいでからテキストを読むと、「この香りはこんな風に表現するのか!」など、新たな発見もありました。またテキストには「エキゾチックな香り」と書かれているイランイランですが、エキゾチック感がまったくわからない…なんてことも。
驚いたり感心したりしながら、精油について楽しんで勉強できました。
アロマテラピー検定1級 2級の勉強の難しいところ
聞きなれた精油名などについては理解がしやすい一方で、歴史やメカニズムなど、アロマテラピーの奥深い内容については聞き慣れていないことから、難しいと感じる人もいると思います。ここは流し読みをしているだけでは覚えられないので、意識して対策をすることが必要です。
また人によっては、先ほど挙げた精油プロフィールの分野を難しいと感じるかもしれません。精油プロフィールの分野は、精油の抽出部位や、その精油がとれる植物の科名など覚えることがたくさん。暗記が苦手な人には苦痛に感じる分野かもしれませんね。
筆者が難しいと感じたのは、先にあげた歴史についてです。なじみのない言葉や人の名前が出てくるので、なかなか覚えられませんでした。
苦手分野は誰しも勉強しづらいもの。出題数が少ない歴史や法律などの分野が苦手な場合は、無理して時間を割く必要はないのかもしれません。バランスを考えて勉強をすすめるとよいでしょう。
このような苦手な部分の効率的な勉強法についても、今後の連載でお話ししたいと思っているので、ぜひ読んでみてくださいね。
アロマテラピー検定1級2級は、誰でも受験でき、合格率が1・2級ともおよそ90%という、比較的簡単な資格試験です。
2ヵ月程度の勉強で合格できるので、アロマテラピーに興味がある人は気軽に受験してみてはいかがでしょうか?
次回は、自分のペースで勉強したい人必見の「アロマテラピー検定1級2級を独学で勉強して合格する方法について」です。独学で合格できた筆者の体験を踏まえて、独学で勉強をすすめるコツなどもお話しします。
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