女性を中心に人気が高いアロマテラピー検定は、合格率が90%という比較的簡単な試験です。しかし、まったく勉強しないで合格できるような試験ではありません。
そこで連載「アロマテラピー検定1級 2級の最短勉強法」、第4回の今回は、初めてアロマテラピー検定1級2級を受験する人でも最短で合格できる勉強法について解説していきます。
1級に合格した筆者が、実際に行った勉強法も交えてご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まず、好きな分野から勉強を始めてみよう!
アロマテラピー検定1級 2級の勉強は、テキストに沿って進めていきますが、本格的な勉強を始める前にテキストに一通り目を通しておきましょう。
そうすることで、どんな分野の勉強をするのか、全体的なボリュームはどの程度かなどといった、アロマテラピー検定1級2級についての全体像がつかめます。
次に、各章ごとに勉強を進めていくのですが、筆者のおすすめ勉強法は「興味のある分野から勉強を始めること」です。なぜなら、自分が興味のある内容なら知識が頭に入りやすく、勉強をすることが楽しいと感じるからです。
筆者は、勉強に勢いをつけることで、難しい分野や取り組みにくい内容にも進みやすくなったと感じています。勉強が進みにくいと感じている人は、ぜひ「好きな分野から」勉強してみてくださいね。
ここからは、分野別の勉強法をご紹介していきます。
「精油のプロフィール・アロマテラピーの安全性」などの勉強法
多くの人が興味を持っているであろう「アロマテラピーの安全性」や「アロマテラピーを実践する」、「アロマテラピーとビューティー&ヘルスケア」、「精油のプロフィール」の範囲は、実際にアロマテラピーを行うときにも役に立つ知識です。
これらは覚えることが多く、混同しやすい分野でもあります。表を作るなど、自分なりに内容を整理しておくと覚えやすいでしょう。
「アロマテラピーの歴史・法律」などの勉強法
筆者をはじめ、勉強を進めにくいと感じる人が多いのが「アロマテラピーの歴史」や「アロマテラピーに関係する法律」の分野でしょう。
これらは毎回試験に必ず出る分野でもあるので、テキストで大まかな内容をつかんでおくことが必要です。
まぎらわしい選択肢や細かい内容を質問する設問はないので、大きな流れやざっくりとした内容をつかんでおけば大丈夫でしょう。
「アロマテラピーのメカニズム」などの勉強法
専門的な内容になる「アロマテラピーのメカニズム」についても、勉強を進めにくいと感じる人が多い分野です。用語だけを覚えようとすると難しく感じるのではないかと思います。
この分野の筆者おすすめの勉強法は、テキストのイラストや図を活用すること。イラストなどでイメージを膨らませると覚えやすくなるでしょう。
筆者は、「アロマテラピーの安全性」や「アロマテラピーを実践する」といった分野をまず勉強しました。読み物感覚でさらっとテキストを読めるので、勉強の導入に取り組みやすい分野だと思います。
勉強を進めにくい分野は、時間を区切って集中的に勉強するのがおすすめです。
あまり興味を持てない分野は、長々とテキストを見ていても頭に入らないもの。筆者は「今から1時間だけは集中して勉強する!」といったように、時間を区切って集中できるように工夫しました。
同時に、「この時間に〇ページは完璧にしよう」などと自分なりに目標をたてると、達成感を得やすいです。苦手な分野は、短時間集中の勉強法を実践してみてくださいね。
香りテスト対策はどうする?香りを覚えるコツや注意点を知ろう
続いて、アロマテラピー検定の特徴の1つ、香りテストの対策について見ていきます。
香り対策専用オイルセットがおすすめ
香りテスト対策には、検定用のエッセンシャルオイルセットが販売されているので、活用するとよいでしょう。
精油プロフィールを勉強するときに、実際に香りをかぎながら勉強するのも、イメージをつかみやすくなるのでおすすめです。
香りは自分の言葉で表現しよう
香りテスト対策では、嗅いだ香りを自分の言葉で表現できると覚えやすいと思います。
テキストに書いてあるようなきれいな言葉にする必要はありません。「トイレの匂い」「草っぽくて苦手」「湿布みたい」など、自分が感じた率直な感想やイメージを書き留めておくと頭に入りやすいでしょう。
香りを嗅ぐのは1回2、3種類まで
一度に何種類も香りを嗅ぐと、本当の香りがわからなくなってしまいます。1回に嗅ぐ香りは2、3種類程度にとどめておきましょう。
また香りは、体調によっても感じ方が変わるもの。実際の試験会場では、緊張で香りの感じ方が普段と違うことも考えられます。試験日まで何度も香りを嗅いで、香りに慣れておくとよいでしょう。
問題演習を徹底的に行う!繰り返すことが大切!
ある程度テキストで勉強をしたら、問題演習を積極的に行うのが効率的な勉強法です。
問題を解くメリットは、どの程度記憶できているかを確認できること。不得意分野や見落としている範囲を確認することにも役立ちます。
また、実際の試験問題に近い問題を解き、慣れておくと、本番でも落ち着いて受験できるでしょう。
1冊の問題集を徹底的にこなし、「同じ問題が出たら絶対に間違えない!」といった状態になるまで繰り返し問題演習しておくのが理想です。オンライン講座を受講している場合は、問題演習機能などを利用すると、間違いやすい問題がすぐわかるので便利ですよ。
問題演習時に、覚えていない内容はメモしたり、理解があやふやなことはテキストや動画でチェックしたりするなど、その日のうちに理解し暗記すると定着も早いでしょう。
アロマテラピー検定を受験するにあたって、筆者が力を入れたのも問題演習です。
問題を解いて間違えたりわからなかったりしたら、テキストの該当箇所で確認し、きちんと覚えるという流れを徹底しました。
その日覚えたことは、次の日にもチェック。覚えていたらOKとし、さらに1週間後にも確認するといったように、繰り返し同じ問題に目を通すように心がけました。
覚えることが多いアロマテラピー検定1級2級に合格するための勉強法として、最も重要なことは、繰り返し問題を解くことだと筆者は考えます。
選択肢を見なくても答えを言えるよう、テキストやオンライン講座など、様々なツールを使い記憶を定着させておきましょう。
アロマテラピー検定 1級 2級講座アロマテラピー検定1級2級に合格するためには、すべての分野をまんべんなく勉強しておく必要があります。覚えにくい分野やわかりにくい範囲も、問題演習を繰り返し、きちんと頭に入れておきましょう。
さて、連載最終回となる次回は、「アロマテラピー検定1級に合格するためのコツ」をご紹介します。実際に筆者が感じたことを踏まえながらお話ししますので、ご期待くださいね。
参考URL:
https://www.aromakankyo.or.jp/faq/licences/aroma/
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