今回は、「アロマテラピー検定で学んだことを日常生活の中でどのように活かせるか」についてご紹介します。
アロマテラピーとは、芳香(アロマ)を用いた治療法(テラピー)のこと。心身の不調を癒し、リフレッシュできるので、自分や家族の健康に役立てることができますよ。
身に付けた知識を活用して、いつもの日常に香りを取り入れてみませんか?
気持ちが安らぐ!定番の芳香浴
代表的なアロマテラピーといえば、香りを拡散して楽しむ芳香浴です。アロマポットを使えば好みの精油の香りでリラックスしたり、気分転換したりして、手軽に精油を楽しむことができます。
アロマテラピー検定の出題範囲には「精油のプロフィール」や「香りテスト」が含まれていますので、精油についての勉強が必要です。
精油の香りだけでなく、科名や名前の由来、歴史などを知ることで、多くの精油に親しみを持てます。そうすると、アロマテラピーの世界をもっと楽しむことができるようになりますよ。
芳香浴に使う器具は、キャンドルを使うアロマポットや、電気式で水を使うアロマディフューザーなどが主流ですが、最近は火も水もいらないミニサイズのアロマディフューザーもあります。
これなら携帯しやすいので外出先に持っていくことも可能です。枕元に置いて寝ているときに手が当たって倒れてしまっても、危険が無いので安心ですよ。
サイズが小さいので部屋中に拡散するのは難しいですが、自分の周囲だけに好みの香りを漂わせることができて便利です。
また、手軽な方法としては、ハンカチやティッシュに精油を染み込ませても香りを楽しむことができます。
柑橘系などの気分がリフレッシュする香りをつけたハンカチを持ち歩けば、いつでも気分転換ができますよ。イライラしたり落ち込んだりすることがあっても、香りの力でリフレッシュできますので活用してみては?
好きな精油でマッサージオイルを手作り
アロママッサージ用のオイルは販売されていますが、自分の好きな香りを使って手作りするのもおすすめです。
精油は価格にばらつきがありますが、少量で高価なものもあります。高価な精油は気軽に芳香浴をするのがためらわれますが、マッサージオイルにしてしまえば少量で毎日香りを楽しめますよ。
マッサージオイルは「ホホバオイル」や「マカダミアオイル」といった植物性オイルに精油を混ぜて作ります。精油の濃度は1%を目安として作ってください。
例えばボトルを傾けたときに出る1滴の量が0.05mlなら、50mlの植物性オイルに対して10滴の精油を混ぜます。複数の精油をブレンドする場合も濃度が1%を超えないようにしておきましょう。
体が温まった入浴後や就寝前、ゆったりとした気持ちでアロママッサージをすれば、疲れも癒されてリラックスできます。オイルで保湿できるので、肌の乾燥対策にもなりますよ。
就寝前に行うなら、鎮静作用を持つ精油(クラリセージ、カモミール・ローマンなど)がおすすめです。気分をリラックスさせて、副交感神経を優位にすることで寝つきを良くしてくれます。
また、精油は原液を肌につけない、肌につける場合は希釈濃度に気を付けるなど、取り扱いには注意すべきことがあります。
アロマテラピー検定の勉強では、精油を安全に扱う方法を学びますので、安心して自分や家族のボディケアに活用することができるようになりますよ。
掃除に使って家事を楽しく!
家事は面倒と思っている方は多いのではないでしょうか?その中でも、掃除は特に面倒ですよね。
しかし、精油を使うことで気分よく掃除ができるようになるのです。
まずは掃除機ですが、小さくちぎったティッシュに精油を1~2滴つけてから吸い取ります。これだけで、掃除機から出る排気臭がいい香りに!
また、雑巾がけをするときも、バケツの水に精油を1~2滴加えたもので水拭きすれば、香りに包まれながら拭き掃除ができます。
使う精油は、好みで決めてOK。私はアロマテラピー検定の勉強で精油の香りを何度も試しましたので、自分の気分がよくなる爽やかな香りがわかるようになりました。
例えば、柑橘系の香りなら爽やかで掃除が楽しくなります。ティートリーやペパーミントなら清涼感があり、お部屋も気分もすっきり!抗菌作用もあるので部屋をより清潔に保てます。
精油をお掃除に使うのはもったいないような気もするでしょうが、そんな時は古くなった精油で大丈夫。
精油は開封してから1年くらいで使いきることが推奨されています。柑橘系に関しては開封後半年と言われていますので、大事に使っているうちに古くなってしまうものもあります。
そのようなものをぜひ掃除に活用してください。精油をムダにせずにすみ、部屋も爽やかになるなんて素敵ですよね!
今回は精油を身近に活用する方法についてご紹介しました。アロマがほんのりと香るだけで気持ちが安らぎますよ。
アロマテラピー検定で精油について学ぶことで、自分自身の楽しみだけでなく、周りの人を喜ばせることもできるようになります。楽しく学んで、どんどん役立てていきましょう。
次回はアロマテラピー検定の出題内容と、実際に勉強してみて難しかった点をご紹介していきます!
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