アロマテラピー検定は出題範囲が決まっていますので、テキストがあれば独学も可能です。
しかし、テキストを読んで知識を深めるだけでなく、自分の鼻を使って精油の香りを覚えなくてはいけません。そこがアロマテラピー検定ならではの勉強というわけです。
今回はアロマテラピー検定の出題内容と、私自身が勉強して難しいと思った内容についてご紹介します。
アロマテラピー検定で学ぶことは?
アロマテラピー検定の問題は公式テキストから出題されます。つまりテキストの内容をしっかり勉強していれば心配ないということです。
2級と1級の出題範囲は以下のようになっています。
2級の出題範囲
- 香りテスト(10種類)
- アロマテラピーについて
- 精油の基礎知識
- 精油のプロフィール(10種類)
- 安全な精油の使い方
- アロマテラピー利用法
- アロマテラピーの歴史
- アロマテラピーと地球環境
1級の出題範囲
- 香りテスト(17種類)
- アロマテラピーについて
- アロマテラピーのメカニズム
- 精油の基礎知識
- 精油のプロフィール(30種類)
- 安全な精油の使い方
- アロマテラピー利用法
- アロマテラピーと健康
- アロマテラピーの歴史
- アロマテラピーと地球環境
- アロマテラピーに関係する法律
1級になると2級の出題範囲に「アロマテラピーのメカニズム」「アロマテラピーと健康」「アロマテラピーに関係する法律」が加わります(上記オレンジ色文字の範囲)。
また、「精油のプロフィール」の対象となる精油は、2級が10種類ですが、1級では30種類に、「香りテスト」の対象となる精油は、2級が10種類、1級が17種類となっています。
1度テキスト全体を読んだら、難しいと感じた項目や、暗記が必要になる項目を何度も繰り返し勉強しておきましょう。
少し難しい!アロマテラピーの歴史
ここでは、私がアロマテラピー検定の勉強をして、特に難しいと思った内容についてお伝えします。
アロマテラピー検定の出題範囲には「アロマテラピーの歴史」が含まれています。
私自身、アロマテラピー検定の勉強を始める前は、アロマテラピーの歴史など気にしたこともありませんでした。内容自体は興味深いものの、古代から近代にいたるまでの植物療法や香りの歴史などは難しく感じました。
初めて聞く名前も多かったので覚えるのに苦労しましたが、テキストをしっかり読み込み、名前と業績をノートにまとめるとわかりやすかったです。自分でまとめてみると、テキストを読むだけよりも頭に入ります。
精油の勉強は覚えることがたくさん!
精油について詳しくなりたいので、精油についての勉強は楽しいものでした。アロマテラピー検定を受験する方は、皆さんそうかもしれませんね。
しかし、香りの特徴を覚えるだけでなく、原料植物の特徴や、科名、抽出部位、精油製造法など、精油のプロフィールは覚えておくべきことがたくさんあります。
それぞれの精油のエピソードを知ることはおもしろいのですが、暗記するのはなかなか難しいものです。
アロマテラピー検定の勉強を始めるまでは、香りや効果にしか注目していませんでしたが、精油にはそれぞれ特徴があり、名前の由来や昔からの使われ方など、知れば知るほど興味深いものです。
同じ科名、共通する成分を持っている等、似た特徴を持つものは混乱しやすいので、何度も繰り返し勉強しました。
また、アロマテラピーには「香りテスト」があります。これまでは「いい香り」とか「この香りは好き(嫌い)」くらいの感覚で精油を楽しんでいましたが、試験を受けるまでに精油の香りを言い当てられるようにならなくてはいけません。
テキストを使った勉強は、やろうと思えば外出先でも可能ですが、香りテストの勉強だけは自宅でしかできません。他の香りを感じない空間で、静かに集中して練習しましょう。
私のように趣味の範囲で楽しみたい方でも、検定の勉強をすることで知識が深まり、アロマテラピーの世界をより満喫することができるようになるでしょう。
受験しなければ、きっと勉強することはなかったでしょうから、アロマテラピー検定を受けてよかったと思います。
アロマテラピー検定のテキストは、量的にもそれほどボリュームはありませんが、覚える内容は多いので、難しいと思う部分もありました。
しかし、勉強したことによって、これまで以上にアロマテラピーを楽しめるようになりましたよ。
これからアロマテラピー検定の勉強をされる方は、ぜひ楽しみながら勉強をしてくださいね。
次回は、私が学習したことをふまえて、精油の覚え方について紹介していきたいと思います!
参考URL:
http://www.aromakankyo.or.jp/licences/aroma/study/
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