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車の色で車間距離が変わる?!心理効果のプチ知識

車の色で車間距離が変わる?!心理効果のプチ知識

こんにちは。皆さんは今日、目覚めてから何色くらいの色を見ましたか?

数え始めたらきりがないほどの色を、私たちは毎日見ています。そして無意識のうちに、さまざまなメッセージを感じ取っているのですが、そこには色の持つ”心理効果”が大きく関係しています。

これから3回に渡ってお送りする「誰かに話したくなる、色の持つ心理効果」では、少し難しく感じるかもしれない”心理効果”を、身近にあるもので解説していきます。意外と簡単に理解することができますよ。

連載第1回の今回は、色の「進出・後退」の心理効果について、具体例を挙げてお伝えしていきますね。

Q1)あなたが車で高速道路を運転しているとします。
前を1台の車が走っているのですが、それが赤い車と青い車の場合を想像してみてください。
車間距離を多く取りたくなるのは、赤と青のどちらの色の車ですか?

質問1

正解は「赤い」車ですね。

これが、色の持つ「進出・後退」という心理的効果によるものです。実際には同じ距離にあるものが、色によって異なる距離にあるように感じることを言います。

この場合、赤と青では、赤い車の方が青い車よりも近い距離にあるように感じます。つまりこちらの方に進出しているように感じる=「進出」色となります。

逆に、青は実際よりも遠くにいるように感じます。つまり青は、こちらから後退しているように感じる=「後退」色となるのです。

一般的には、進出色は暖色(赤、黄、オレンジなど)で、中でも明るく鮮やかな色の方が暗い色よりも進出しているように感じます。 逆に、後退色は寒色(青系)で、暗い色ほど後退しているように感じます。

車の色で車間距離が短く、または長く感じることを覚えておくと、運転するときなどに役立ちますね。

Q2)スーパーマーケットの野菜売り場を想像してみましょう。
たくさんの野菜が並んでいる中で、進出色の野菜にはどんなものがあるでしょうか。

質問2

すぐに思いついた方もいらっしゃるかもしれませんね。
答えは、レモンやトマト、パプリカなどの暖色系の野菜です。ブロッコリーやほうれん草など緑色の野菜が多く入ったサラダに混ざっていると、すぐに目に入ってきますよね(距離が近づいて見えます)。

ちなみに、野菜には緑色が多いですが、緑・紫系の色は暖色でも寒色でもない中間色と呼ばれていて、進出性の高い暖色と比べると後退して見える色と言えます。野菜サラダを思い浮かべると、納得できますね。

このように、私たちの生活の様々な場面で、色の「進出・後退」の心理効果を見つけることができます。何気なく生活している環境も、改めて見渡して見ましょう。小さな新しい発見が、日々をより豊かにしてくれますよ。

次回は、ブランドの色使いに隠れている心理効果についてお話します。お楽しみに!

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バックナンバー

誰かに話したくなる、色の持つ心理効果(全3回)

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