あなたは相手に与える第一印象を考えたことがありますか?
仕事や面接はもちろん、デートやお見合いの席まで。人生で大事な場面はたくさんあります。
「中身で勝負!」というのは、親しくなる段階でのお話。人は初対面の6秒で、相手を判断しているそうです。
中でも印象を左右する条件の1つは「色」。
だからこそ「似合う色=パーソナルカラー」を知ることは大事なことだと思いませんか?
この連載では、色に関する雑学も交えつつ、パーソナルカラリスト検定3級の勉強法や内容をお伝えします。
どうぞお付き合いください!
目次
パーソナルカラリスト検定3級の概要と必要なもの
下記にパーソナルカラリスト検定3級試験について概要をまとめました。
主催 | 日本カラリスト協会 |
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受験の条件 | 希望者なら誰でも可 |
検定料 | 7,560円(税込) ※2020年7月検定より消費税10% |
開催日 | 年に3回(2、7、11月の日曜) |
試験時間 | 90分 |
試験開始 | 午前10:00~ |
試験会場 | 札幌・仙台・足利・東京・新潟・金沢・長野・名古屋・大阪・和歌山・ 岡山・広島・福岡 および団体校 |
併願受験 | 2級との併願可:2級は3級の範囲も含む |
出題範囲 | 3級公式テキストより出題 |
試験方式 | マークシート方式 |
試験に持参するもの | 受験票 筆記用具:鉛筆またはシャープペン、消しゴム 顔写真のある身分証明書:免許証、パスポート、学生証など |
出典:公式HP
受験を決めたら、まず必要なのは公式テキスト(税込3,960円)ですね。試験の出題傾向を探るため、独学なら過去問題集も揃えるとよいでしょう。
また、カラーカードは色の感覚を養うために役立ちます。3級のみ受験の場合は、カラーカード185がわかりやすいでしょう。
しかし、もし2級以上も目指すなら、カラーカード157をおすすめします。カラーカード157は2級以上向けのものですが、カラーカード185の主要な色を含み3級でも使えるためです。
なお、1級2次は試験でCUS®カラーカード157が必要になります。
パーソナルカラリスト検定3級の出題構成は?
パーソナルカラリスト検定3級は下記の内容で構成されており、すべての範囲から出題されます。
第1章 | 色彩と文化:日本の文化の歴史、日本の伝統色 |
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第2章 | 色彩理論:色のしくみ、CUS®表色系と配色効果 |
第3章 | 色彩とファッション:ファッション概論、ブライダルと色彩 |
第4章 | パーソナルカラー:ヘアメイク、パーソナルカラーの特徴 |
中でも第2章のCUS®表色系と配色効果、第4章のパーソナルカラーは出題率が高めです。
2級の資格取得にも繋がりますので、しっかり覚えましょう。
3級の合格率は75%と高く、勉強するポイントさえ押さえれば、確実に点数が取れます。
3級受験者は色の専門職でない人も多いことから、さほど難しい内容ではありません。
スクールか、独学か?あなたなりの勉強法を決めましょう
パーソナルカラリスト検定3級には、1〜3ヵ月くらいの勉強期間が必要です。
勉強法は「スクールに通う」or「独学」です。
それぞれのプラスとマイナス面を見てみましょう。
スクールのメリット
- 講師に質問ができ、疑問もすぐに解決できる。
- 同じ仲間とともに士気を上げられる。
スクールのデメリット
- 時間と費用がかかる。
- 生活圏から遠い場合がある。
独学のメリット
- 時間を自由に使い勉強できる。
- 費用負担が最小限。
独学のデメリット
- 疑問があってもすぐに解決しづらい。
ちなみに筆者が「資格を取ろう!」と思った時、まず独学で合格した人のHPやブログなどを読んでみました。
皆さん、とにかく親切丁寧に教えてくれています。しかし、なかにはアヤフヤな内容が含まれていることもあるので、なるべくプロ講師のコンテンツなどを参考にするのがよいでしょう。「情報は正しいものを掴んでこそ!」です。
ところで「まずは公式テキストをすべて読み流れをつかむ。」という勉強法を、よく目にします。
もちろん最初に全体像を俯瞰してみるのは大事です。
ですが、知らない分野を初めて勉強する人が、テキストを読み進め最後の章に入ったときに、冒頭の内容を正しく覚えているでしょうか?
多分、思い出せない人もいると思います。途中で読むのが飽きてくる人もいるでしょう(←筆者のことです)。
もしあなたが筆者と同じタイプなら、「まず1章だけを読み、その後に同じ範囲の問題を解く。」そしてこれを何回も繰り返す勉強法をおすすめします。
このように少しずつ解読する勉強法は、初心者の方にも記憶しやすいはずです。
パーソナルカラリスト検定3級は独学+αの勉強法で攻略!!!
繰り返しになりますが、独学でいちばん困るのは、疑問が出てもすぐに解決できないことです。
そんな方のためにおすすめなのがオンライン学習。仲間同士で質疑応答も可能です。
それにオンライン学習では、スクールと比べて費用は抑えられつつ、独学での不安を打ち消してくれます。
「普段は独学で学び、ポイントや疑問を確認するのにオンライン学習も取り入れる。」
この勉強法だと、慣れない独学もスムーズに頭に入りそうですよね。
ちなみに、このような方はオンライン学習に向いています。
- 疑問が出たら誰かに相談したい。
- 実際のスクールに通う時間とお金が捻出できない。
- スクールが生活圏から遠いため通えない。
- 勉強するポイントがよくわからない。
- 自由に勉強したいけど、1人だとテンションが上がらない。
「論理的に色を学ぶなんて難しそう…」と思われる人もいるかもしれません。しかし人はみな、色の洪水の中に生きています。
例えば日本の伝統色は、四季や自然など、身近なことから名付けられています。これらの経緯を知ると、私たちの祖先が色にとても敏感な民族だと理解できます。
色を深く知ると、些細なことも身近に感じられ、感情にもきっと良い影響がでてくるはずです。
パーソナルカラリスト検定3級は、専門職でない人にもわかりやすい内容です。そして国籍や老若男女問わず学べる資格です。
パーソナルカラリスト検定3級で学べる内容は、趣味や生活だけでなく、幅広く仕事に取り入れることも可能です。色を味方にできれば、相手に好印象を残せます。それはあなたの人生を左右することに繋がるかもしれません。
次回はパーソナルカラリスト検定3級の出題範囲の中から、「色彩と文化:日本の文化の歴史、日本の伝統色」についての勉強法をお教えします!
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