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秘書検定2級 3級の取得のコツは4つ!ビジネスマナーを学べる秘書検定

秘書検定2級 3級の取得のコツは4つ!ビジネスマナーを学べる秘書検定

皆さん、こんにちは!
秘書検定についてご紹介する連載「ビジネスマナーを学べる秘書検定」(全5回)、この記事で最終回です。秘書検定2級 3級の取得のコツについて、具体的なお話をしていきますので、最後までおつきあいくださいね。

さて、本題に入る前に問題です。

【問題】
上司が社外の会議に出席する際、秘書の業務として不適当な選択肢を選んでください。

(1) 会場の地図を作成、またはコピーして上司に渡す
(2) 会場への交通手段や所要時間を調べ、車や切符の手配をする
(3) 会議に出席する時間帯にアポイントが入っていた場合、スケジュール調整をする
(4) 出席者の顔ぶれや議題など、わかる範囲で調べて上司に報告する
(5) 持参する資料は封筒にまとめ、前日までに上司の机に置いておく

秘書検定の出題科目「技能」から、会議に関する問題です。会議の手配や事後処理も秘書検定の重要な学習ポイントです。答え合わせはこの記事の最後で!

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秘書検定2級 3級取得のコツ① まずはテキストを用意!

秘書検定2級 3級取得のコツその1は、テキストを用意することです。

当たり前だよと言われそうですが、大切な一歩なんです。テキスト選びのポイントとして、以下の3点に注目してください。

(1) 科目ごとの解説が充実している
(2) 科目ごとに例題や予想問題がある
(3) 試験本番を想定した模擬試験がある

(1)と(2)は苦手分野を見つけて重点的に学習するため。(3)は回答のコツを習得しつつ、時間配分の感覚を身に付けるためというのが理由です。
テキストは何冊も購入せず、コレ!と決めた1冊をやりこむ方法が短期集中学習に向いています

では、テキストの次に、秘書検定の学習のコツをお話しますね。

秘書検定2級 3級取得のコツ② 例題や予想問題で苦手な分野を洗い出そう!

全科目わからないところがなくなるまでテキストをやりこむ…というのは、時間がかかり過ぎて非効率です。
秘書検定の学習のコツとして、まずは苦手な分野を把握するところから始めましょう

ここで役に立つのが科目ごとの例題です。
各科目の例題を解き、正答率の低かった、あるいは回答に悩んだ問題の多かった科目を見つけましょう。
苦手がわかれば、重点的に学習するべき分野や科目がはっきりするので学習計画が立てやすくなります。

秘書検定2級 3級取得のコツ③ 問題文に要注意!

秘書検定は、問題文を注意して読むのが大切です

また当たり前だと言われそうですが、本当に大切なコツなんですよ。
秘書検定の出題文には大きく2つのパターンがあり、「適当と思われるものを選びなさい」か「不適当と思われるものを選びなさい」のどちらかです。
「適当」と「不適当」を読み間違えたら即不正解。怖いですね。くれぐれも文末まで読んでから回答してください。

また、秘書検定は実務を想定した問題が多く出ますので、問題文も具体的です。
上司への伝達ひとつとっても、その上司が外出中なのか、来客中なのか、調子が悪いのか等々、状況設定のバリエーションはとても豊かです。
ですので、問題文をよく読まずに選択肢を見ても正答は選べません。

問題文を読んで状況を理解する

選択肢を見る

もう一度問題文を読む

ケアレスミスを防ぐため、このくらい慎重に答えを選びましょう。秘書検定では、とっさの対応力や注意深さまで試されているとも言えますね。

秘書検定2級 3級取得のコツ④ 選択肢の選び方にもコツがある!

前回の記事で、秘書検定の出題のうち、9割がマークシート方式だとお伝えしました。5つの選択肢から正答を選ぶ、いわゆる択一式の問題です。

択一式だと、「適当」または「不適当」と思われる選択肢が、あと2つあってしぼりこめない…なんて状況がありがちですよね。
冷静に回答するために、問題を解くときは各選択肢に○、×、△などの印をつけることを習慣にしておきましょう。選択肢の内容が正しければ○、違っていれば×です。

時に○とも×ともつかない、グレーな選択肢も出てきますよね。そういう迷った選択肢は△をつけておきましょう。

△が2つあったりして回答を決めきれないときには、迷う選択肢のうち、どれがより状況にふさわしい行動かを考えます

△がついた問題は苦手分野の可能性がありますから、テキストで見直すといいですね。こうして印をつけるクセをつけることで、回答のコツを身に付けつつ、苦手分野を補強していくことができます。

秘書検定2級 3級の学習のコツについて、できるだけ具体的にご紹介してきました。秘書検定取得の手がかりとしてお役に立つことを願っています。

さて、冒頭の問題の答え合わせです。
上司が社外の会議に出席する際、秘書の業務として不適当な行動は「(5) 持参する資料は封筒にまとめ、前日までに上司の机に置いておく」でした。
会議資料は当日、直接手渡すことで上司の忘れ物を防げます。

社会常識やマナーが体系立てて身に付く秘書検定は、社会人としての成長を実感できる資格です。秘書を目指す方はもちろん、仕事でスキルアップしたい方、仕事のやり方を見直したい方、ぜひ挑戦してみてくださいね。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

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