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HTMLとCSSを学ぶメリットとは?|社会人に必要なITスキルとは

HTMLとCSSを学ぶメリットとは?|社会人に必要なITスキルとは

皆さん、こんにちは!連載「社会人に必要なITスキルとは」では、社会人が備えておくべきITスキルの概要について、皆さんと一緒に理解を深めることを目的としています。

第4回の今回は、「HTML」「CSS」についてです。HTMLとCSSの役割や相互の関係性、また関連資格と資格を活かせる業種についてもあわせてご紹介していきます。それではさっそく、見ていきましょう!

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HTMLとCSSってそもそも何?

HTMLとCSSという言葉、皆さんは聞いたことがありますか?聞いたことがないという方もいるかもしれませんが、実は身近な存在なんです。

普段、私たちはパソコンやスマートフォンを利用して、いろいろなサイトのWebページを閲覧しますよね。現在Web上で公開されているWebページのほとんどが、基本的にはHTMLとCSSで作成されています。ちなみに今、あなたがパソコンやスマホで今見ているこのページも、HTMLとCSSを使用して作られているんですよ!

HTMLとCSSは、会社のホームページを作成・運用する場合にも避けては通れない言語。知識がなければ、社内のWeb制作担当者の会話はちんぷんかんぷん、といった状況にも陥ってしまうでしょう。これでは日常の業務にも支障をきたしてしまいますよね。

円滑に業務を進めたいなら、IT関連企業で働く人はもちろん、社内外で一度でもこのワードを聞いたことがある人は、HTMLとCSSの基本的な知識を身に付けておくことをおすすめします。取得するメリットはたくさんありますよ。

HTMLの意味とは?

HTMLの意味について、もう少し詳しくご説明しましょう。
HTMLとは、Hyper Text Markup Languageの略。Webページを作成するために開発された、マークアップ言語の一種です。

Hyper Text(ハイパーテキスト)とは、通常のテキスト(文字)ではなく、別のページへ移動するリンクなどといった、特別な機能を持ったテキストを指します。
Markup(マークアップ)とは英語で、印を付けるという意味。テキストに印を付けていくことで、テキストにそれぞれの役割を与え、インターネット上で画像や表などを表示させることができます。プログラミング用語では、印のことをタグと呼びます。

HTMLとはつまり、ハイパーテキストと呼ばれるテキストを使って印(タグ)をつけ、文字や画像、表などを表示させる言語、という意味になります。

最近では、HTMLの最新バージョンであるHTML5が一般的になりつつあります。ブラウザ間の互換性が向上し、一部のブラウザでは思うように表示できないといった問題が大幅に改善されました。
また、従来のHTMLでは煩雑な処理を必要としていたものが、簡単に実現できるようになっています。今後新たにWebサイトを運用する際は、HTML5を使って作成されるケースが増えてくるでしょう。

今からHTMLの学習を始めたいという方は、HTML5を優先的に学習することをおすすめします。

CSSの意味とは?

CSSとは、Cascading Styles Sheetsの略で、HTMLと組みあわせて使用する言語のこと。

HTMLがWebページの基本的な情報構造を定義する言語であるのに対して、CSSはそれらの要素をどのように装飾するかを決定する言語です。
例えばフォントや文字の大きさ、色など、どのようなスタイルで表示・再生されるかを細かに指定できます。

ここで、「なぜHTMLとCSSをわける必要があるの?」と疑問に思った方がいるかもしれませんね。確かに、HTMLでWebページのスタイルを制御するのも不可能ではありません。
ただ、本来HTMLとは基本的な情報構造を指定するための言語なので、本来の役割と異なった使い方をすると、情報の構造がでたらめになってしまうのです。

また、HTMLで指定したタグは、ブラウザによって表示が異なることもあります。一部の閲覧環境では見栄えよくレイアウトできていたとしても、他の環境では意図としない見た目になるといったケースも起こりうるわけです。

現在新たにWebページを作成する場合、見栄えに関する情報はHTMLとは切り離し、CSSで指定することが推奨されています。

Webページの構成要素は他にもある

HTMLはWebページの基本情報、CSSは見た目の情報を指定する言語ということはおわかりいただけたでしょうか。どちらもWebページを作成するうえで欠かせない要素ですが、より複雑なWebページを作るには、他の要素も必要になります。

Webページの構造を簡単に図にしましたので、こちらをご覧ください。

Webページの構造

大きな四角形をWebページの枠組み、と捉えてください。図にある通り、Webページは基本的に4つの要素で構成されています。

基本情報のHTML見た目情報のCSSの他には、画像ファイルと、動作情報を指定する「JavaScript」があります。今後自分でWebサイトを作りたいという方は、JavaScriptについても知識を深める必要があるため、覚えておくとよいでしょう。

HTMLとCSSを社会人が学習するメリットとは?

ではHTMLやCSSといった言語を、社会人が学習するメリットとは何なのでしょうか。一緒に考えてみましょう。

転職に有利!

まずメリットの1つとして挙げられるのは、転職の際に大きなアドバンテージになるという点です。IT業界は、全体的に慢性的な人材不足に悩まされている状況。プログラミングができるというだけで、採用者の目に留まりやすくなります。

HTMLとCSSはマークアップ言語であり、厳密にいうとプログラミング言語ではありませんが、Webサイトを制作するうえでは避けて通れない基本的な言語。HTMLとCSSの知識を備えていれば、会社の顔であるホームページの運営や設計を任される可能性もありますよ。

ホームページを導入している企業の中には、アウトソーシングする会社が少なくありません。社内にホームページを作れる社員がいれば、外注費用の削減にもつながりますし、会社としては大助かりなわけです。

また直接制作の現場に携わらずとも、社内のWeb制作部門などの専門職の会話が理解できるようになるため、業務に関するやりとりがスムーズになるでしょう。

論理的な思考が身に付く!

2つめのメリットは、論理的思考(ロジカルシンキング)が身に付くことです。論理的思考とは、情報を整理しながら順序立てて考える、または説明することを指します。
論理的思考は、プログラミングを学習することで身に付くとされていますが、HTMLやCSSのようなマークアップ言語を使用する作業においても養われる能力です。

言語を使用する作業においては、わずかなスペルミスがシステムのエラーにつながる場合が少なくありません。自らのミスを修正することで、「何がエラーの原因か」「どのように改善すれば解決できるか」などといった問題の俯瞰力・解決能力が自然と身に付いていくのです。

論理的思考は、社会人に必要なビジネススキルの1つとして問題解決能力と同列で語られることがありますが、仕事だけでなく生きていくうえで様々な問題に直面した際にも、自ら解決していくための基盤となる力なのです。

関連資格、どんなものがある?

HTMLとCSSの関連資格、どんなものがある?

ではHTMLとCSSにまつわる資格には、どんなものがあるでしょうか。1つずつチェックしていきましょう。

HTML5プロフェッショナル認定試験

「HTML5プロフェッショナル認定試験」は、特定非営利活動法人団体エルピーアイジャパンが運営する資格試験です。
試験は2種類のレベルに分化されており、レベル1はプログラミング言語を学ぶすべての人に、レベル2はエンジニア向けとされています。

エルピーアイジャパンがレベル1受験者を対象に行ったアンケートによると、「普段の業務にそのまま必要」「これからHTMLを学ぶ人には必要。一定の技術力を身に付けられる」などといった意見・感想が聞かれたそうですよ。

Webクリエイター能力認定試験

「Webクリエイター能力認定試験」は、株式会社サーティファイのWeb利用・技術認定委員会が主催する資格試験の1つ。
レベルはスタンダードとエキスパートの2種類が用意されており、学生から現役のクリエイターまでWebに関わるすべての人を対象としています。

いずれのレベルもHTMLのタグ、CSSのプロパティに関する知識を問われます。ちなみにプロパティとは、Webページで適用されるスタイルの種類のこと。フォントの大きさを決める「font-size」や文字の色を決める「color」などがあります。
エキスパートレベルの実技問題では、設問の指示に沿って5ページほどで構成されるWebサイトを1つ完成させることが目標となります。

試験に合格すれば、Webサイト制作に必要なHTMLやCSSのコーディング能力を習得しているという証明になるので、非IT企業からIT企業への転職を目指している方におすすめの資格です。

ただし資格試験に合格していれば、それだけで転職が有利になるわけではありません。他のスキルや資格と組みあわせるなど、アピールポイントの1つとして活用しましょう。

Webデザイン技能検定

「Webデザイン技能検定」は、厚生労働省認定の国家検定の1つです。1~3級のランクがあり、いずれも学科と実技の2種類の試験が設けられています。3級の受験条件は特になく、誰でも受験が可能です。1級ともなると、受験するためには実務経験が必須となります。

合格すればWebデザインのみならず、Webサイト構築に関して確たるレベルの経験と知識を有しているという客観的な指標になるため、転職をする際にも採用者の目に留まりやすくなるでしょう。

Web業界でのキャリアアップを目指している方は、ぜひチャレンジしてみてください。

取得した資格はどんな仕事に活かせる?

Webデザイナー

Webデザイナーとは、主にクライアント(企業や個人)から依頼を受けてWebサイトのデザインを担当する職業です。
Webデザインというとクリエイティブな要素が強調されがちですが、順序立てた思考が必要となる仕事です。クライアントのニーズをしっかりと汲み取り、サイトのコンセプトに沿ってユーザー優位なデザインを配置する必要があります。

「デザインの勉強をしていないから…」「自分にはデザインのセンスがないから…」などと諦める必要はありません。デザイン系の大学や専門学校を卒業していなくても、十分Webデザイナーは目指せます。

しかし、Webデザイン未経験者である場合、自身のスキルや経歴をアピールできる指標となる材料を持ちあわせていませんよね。そのため、非IT企業から転職する場合、関連資格は積極的に取得することをおすすめします。

まずは資格取得に向けた学習を通して、基礎知識を固めましょう!

Webプログラマー

プログラミングを専門として仕事をしたいという方は、Webプログラマーという選択肢もあります。

Webプログラマーとは、Webサイトに特化したプログラミングを担う職業のこと。システムエンジニアが設計した仕様書を元に、Webサイトを構成している様々なシステムを、プログラミング言語を用いて開発・運用するのが主な仕事内容になります。

HTMLやCSSなどといったWeb制作の基本を理解しておく必要があるため、資格は取っておいた方が安心です。

営業職やヘルプデスク

HTML・CSS関連資格は上記で紹介した職種のほか、IT系企業の営業職やヘルプデスクといった仕事にも活かせます。エンジニアほどの専門的知識は必要なくとも、知識の素地があるのとないとでは大違い。基本的な知識を備えていれば、ユーザーに対してわかりやすく説明できるだけでなく、社内の他部署とも円滑にやりとりできるでしょう。

また、社内で運営しているWebサイトやブログなどがある場合、HTMLとCSSを知っていることで更新や編集をスムーズに行うことができます。資格を取ることで、任せられる仕事や裁量が増えれば、やりがいにも繋がりそうですね。

社会人に必要なITスキルとは

今回はWeb制作に欠かせないプログラミング言語である、HTMLとCSSについてご紹介しました。IT企業への転職を希望しているなら、HTMLとCSSについて基本的な知識は備えておきたいところ。せっかく勉強を始めるなら、資格取得を目指してみませんか?

連載の最終回となる次回は、プログラミングについて詳しくご紹介します。社会人がプログラミングの基礎を学ぶメリットや関連資格、また資格を有効活用できる業種についてもあわせてお話しします。ぜひ最後までチェックしてくださいね。それでは、また。

誰でも簡単!Webページ制作 HTML&CSS入門講座

参考URL:
https://html5exam.jp/merit/
https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/
https://www.webdesign.gr.jp/

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