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就活でメリットあり!危険物乙4のアピール方法を解説します

就活でメリットあり!危険物乙4のアピール方法を解説します

皆さん、こんにちは。

前回は、一定数量以上の危険物を取り扱う場合に必要な国家資格「危険物取扱者」をご紹介しました。なかでも乙4は、年齢や実務経験などの受験資格はなく、石油などの身近な危険物を取り扱うことができ、活躍の場も広いのでぜひ積極的に取得にチャレンジしてほしいおすすめの資格です。

そして、資格を取得したら活用する場がほしいですね。
今回は危険物乙4取得のメリットを活かして仕事に就くために、履歴書でのアピール方法や注意点をお伝えしたいと思います。

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危険物乙4取得のメリット

ここで、あらためて危険物乙4でできることをまとめてみます。
危険物取扱者は、消防法で定められた危険物の取り扱い(貯蔵や運搬など)を行います。

危険物乙4で扱えるのはガソリン、灯油、軽油、重油、アルコール類や動植物油類などの「引火性液体」です。
さらに、資格がない人が引火性液体を取り扱うときに「立ち会う」ことができます。

例えば、大型タンクローリーを運転するには大型自動車運転免許が必要ですが、車両は消防法で定める「移動タンク貯蔵所」でもあるので、運転者自身が危険物取扱者資格を持つか、乙4または甲種の資格を持つ人が同乗する必要があります。

さらに、危険物の安全な取り扱いについて監督業務を行う「危険物保安監督者」になるにも危険物取扱者の資格が必要です。

就活で資格をアピールする場合、どのような業務に就くことができ、求人企業にとってどのようなメリットがあるのかしっかり理解しなければ、履歴書や面接でのアピールに繋げることができません。求人企業は単なる「有資格者」でなく、資格を通じて「活躍が期待できる=メリットがある人物」を求めているからです。

履歴書でのアピール方法

就活では危険物乙4資格を履歴書に書いてアピールしましょう。履歴書の「免許・資格欄」に記入する際には、正式な資格名を用いてください。

危険物乙4の場合は「乙種第4類危険物取扱者」で、取得年月日は試験日ではなく免状の交付を受けた日になります。これは、危険物取扱者資格は試験合格後、各都道府県知事に免状交付申請を行い、免状交付を受けた者が「危険物取扱者」となるからです。

免許・資格
令和○ 乙種第4類危険物取扱者 取得

応募職種が危険物を取り扱う業務なら、「志望理由」欄でも危険物取扱者資格をアピールしましょう。応募職種のどのような場面で資格を活かすことができるかに触れれば、あなたの仕事への意欲も伝わります。

また、履歴書に書いたことは面接でも話題になることが多くあります。取得した資格について、試験内容や受験した理由について質問されることもあります。そこでも職業との関わりはもちろん、スキルアップも意識したことをアピールしましょう。

資格をアピールするときに注意すること

資格ブームは就活目的から、趣味として次々と資格に挑戦する「資格マニア」と呼ばれる人まで生み出しています。では求人企業は資格をどれほど重要としているのでしょうか。
私は教育機関で就職支援を担当した経験があり、多くの企業の求人担当者と「望ましい人物」について伺う機会も多くありました。

日本の企業では「人材は育てる」という意識が高く、資格についても企業が費用や時間を確保して取得させる、と考えているところがほとんどです。特に新卒求人では、資格の有無が採否に影響することはほとんどないそうです。

もちろん、職種によって所持資格が大きなメリットになる場合もありますが、やはり求人選考では資格よりも仕事に対する意欲や、マナー、コミュニケーション能力が重視されるそうです。

したがって単に資格取得ばかりをアピールするのではなく、その資格を通じて企業や社会へどのような貢献をし、自己研鑽に繋げていこうとしているのか自分の職業観についても触れるよう心がけるとよいでしょう。

次回は実際に危険物乙4資格がどのような職場で活きるかをご説明したいと思います。

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