「中国語を勉強しているけれどなかなかうまくいかない…」と悩んでいませんか?
これを書いている筆者も、中国語の勉強を始めて半年過ぎたあたりからダレてしまい、どんどん机から遠ざかる日々が続いていました。
ですがあるとき、効率的に勉強できる方法を発見したのです!それが趣味と勉強を掛け合わせる勉強法です。
私は、この方法でHSK4級を取得し、中国人の友人との会話もスムーズにできるようになりました!
今回から、全4回にわたって筆者が中国語を楽しみながら習得した最強中国語勉強法、「趣味をしながら中国語を勉強する」について解説していきたいと思います。
楽しく続けられるこの勉強方法は、3日坊主で挫折してしまう…というあなたにもピッタリ!ぜひ最後までご覧になってくださいね。
趣味と中国語を両立するメリットとは?
筆者が中国語の勉強を始めたきっかけは、中国ドラマの「陳情令(ちんじょうれい)」と、その原作小説である「魔道祖師(まどうそし)」です。
日本でも、中国のドラマなどは人気を博しているイメージがありますが、中国国内のエンターテイメント産業は想像を超える巨大なマーケットを占めており、バラエティー番組からドラマ、アニメ、音楽など、そのコンテンツは多岐に渡ります。
これらのコンテンツで中国語を勉強することの一番のメリットは、勉強を続ける大きな励みになる、とにかく楽しい!ということです。学びながら作品に触れると、楽しさも面白さも何倍にも膨れ上がります。
中国作品には日本語字幕が付いているものもありますが、翻訳だとどうしてもニュアンスの違いが生まれてしまったり、没入感が薄れてしまったりすることがあります。
例えば、中国語では三人称の彼・彼女の発音が両方とも「ター」と、まったく同じであることから、日本語では生じ得ない勘違いが起きる場面です。こういった違いは、言語を学習していなければわからないと感じました。
他にも、ドラマを見ている際に「他失明了,失去了光明」というセリフが、字幕では「彼は目が見えない」とだけ書いてあったのに対し、実際に訳すると「彼は失明し、光を失った」となっていたときも、受け取り方に違いが生まれるな、と感じました。
このように、中国語を学び中国語を理解できる状態になると、本当の意味の面白さを理解できるようになり、勉強がどんどん楽しくなっていきます。
これは、趣味だからこそ感じる面白さではないでしょうか。そのため、楽しみながら続けられ、自然と中国語が身に付くのです。
また、趣味で中国語を学んでいくと、自然と中国の文化や現在の情勢なども自然と入ってくるようになります。
例えば中国のドラマや映画には、日本の時代劇のように歴史をなぞったものも多くあるため、観ながら学ぶことで中国の歴史や文化も一緒に学べます。
他にも、ニュースはもちろんのこと、SNSや本にも、中国国内の情勢や文化革命前の各地の文化がトピックとして挙げられているものが多いです。
そういった知識は、国際交流には欠かせないものですよね。それに、趣味を通して知った知識はなかなか忘れないですし、中国の方と交流する際にも役立ちます。
趣味を通じて中国語を学ぶということには、一石二鳥、いや三鳥以上のメリットがあると言えそうです。
中国には独自のアプリやSNSがたくさん
皆さんご存知のように、中国には独自のアプリやSNSがたくさんあります。
テンセントやiQIYI(アイチーイー)、YOUKU(ヨウク)をはじめとする動画配信系アプリ、抖音(ドーイン)やWeibo(ウェイボー)といったSNS、タオバオやアリババ、アリエクスプレスなどの通販サイトなど、多岐にわたるサービスが存在します。
これらのアプリは基本的に中国国内でのみ使用されるので、画面上の文字がすべて中国語であることが多いです。
そんなアプリを利用すれば、趣味の情報を取り入れつつ楽しみながら自然と中国語を学習できること間違いなしです。
アプリの種類が多すぎる!何を使えばいいの?
とはいえ、アプリの種類は多すぎるため、どんなものに手を出せばいいのかわからないですよね。そこで、筆者が使っているアプリを少しだけ紹介します。
① 動画配信アプリで中国語を日常に取り入れる
日本にいるとなかなか中国語を日常的に聞くことは難しいですよね。
ですが、ドラマやバラエティー番組などを配信しているアプリを活用すれば、簡単にネイティブな中国語を聴くことができちゃいますよ。
そして中国の動画配信アプリの良いところは、なんといっても無料で色んな動画が見られること。
毎週更新されるドラマは基本的に無料で見られるものが多く気軽に楽しめるので、毎日中国語に触れる、いいきっかけになるでしょう。
ちなみに筆者が愛用している動画アプリは、テンセントです。配信数が多く、日本語字幕も中国語字幕も設定できる作品数が多いところが、勉強に使いやすいと思います。
②やっぱりSNSは外せない!
中国が独自に開発したSNSは、中国人と交流するなら絶対に外せないアプリの1つです。
特に、中国版のLINEであるWeChat(ウィーチャット)は、中国人なら誰でも使っていると言っても過言ではありません。
また、このアプリからは「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」と言うQRコード決済もでき、中国国内では支払いのツールとしてもひと役買っています。
実は、日本国内のコンビニなどでも使用できるため、「WeChat Pay」という表示を目にしたことがある人もいるかもしれませんね。
中国語を勉強している皆さんは、いずれ中国に行ってみたいという思いの方も多いと思います。今のうちから使い方に慣れておけば、コロナ禍が収束してから中国に行くときも、スムーズにお会計できて旅行もラクラクになりますよ。
いかがでしたか?今回は趣味と中国語を両立するメリットと、役に立つアプリを紹介しました。
筆者は趣味のドラマや小説を通じて勉強することで、より楽しく、毎日勉強を続けられるようになったと思いますので、この勉強法はとてもおすすめです。
皆さんも趣味と中国語の共通点を探したり、使えそうな中国語アプリを探したりしてみてはいかがでしょうか。
さて次回は、映画やテレビなど、趣味である動画を使った中国語勉強法をより具体的にご紹介していきます。それでは、次回もお楽しみに!
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