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第二種電気工事士の試験勉強をムダにしないための受験当日のコツとは?

第二種電気工事士の試験勉強をムダにしないための受験当日のコツとは?

皆さんこんにちは!
この連載「第二種電気工事士の最短勉強法」 では、筆者の合格体験に基づいて、第二種電気工事士資格取得のための効率的な勉強法についてお話ししてきました。

連載第5回の今回は、ついに連載最終回!
「第二種電気工事士に合格するためのコツ」についてお話します。

前回までは勉強法をメインに解説してきましたが、今回はその勉強を無駄にしないための、試験本番に役立つコツを紹介します。

第二種電気工事士の試験は、大学の教室など比較的大人数の入る会場で行われますので、そこで緊張しないための心構えとしても、ぜひご覧ください。

筆者が実際に会場で受験して思ったことや失敗したことが、みなさんの最短合格へ向けてのコツとして役立つことを祈っています!

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筆記試験本番でやって良かった!問題解答3つのコツ

筆記試験本番で「やって良かったな」と思ったコツは3つあります。
順に解説していきましょう。

コツ① すべての問題をざっと確認し、難易度の高そうな問題に印をつける

試験が始まったら、まずはざっと問題用紙を確認し、計算の必要な問題など、難易度の高そうな問題番号へ印をつけましょう。あくまで目安なので厳密でなくていいです。

印をつけたら、それ以外の難易度の低い問題から解き始めるのが1つ目のコツです。

難易度の高い問題は、1問を解くのに時間がかかるため、焦る原因になります。そのうえ、計算問題は問題用紙の前半に多い傾向があるので、余計焦ります。

効率よく点数を稼ぐために、確実に点数の取れる難易度の低いやさしい基本用語問題から解いていくのがおすすめです。

筆者が受験した際の問題は、最初の1問目が苦手な分野の計算問題だったため、気持ちが非常に焦りました。
しかし、このコツを実践し、先に難易度の低いやさしい問題をある程度解いたあとは、気持ちに余裕が生まれて、落ち着いて難易度の高い問題に取り組めました。

試験時間は120分で時間の余裕はありますが、焦ってしまうとどの問題も落ち着いて解答できず、ミスをする原因にもなるでしょう。
どの問題から解くかの配分も、合格を目指すには大切なことだと思います。

コツ② 問題解答後、正答自信度を◎、○、△、×で記入する

2つ目のコツは、問題に解答したら1問ごとに、その解答に自信があるかどうかを◎、○、△、×という記号で問題用紙に記入しておくことです。

そして、問題をひと通り解答し終わったら、△もしくは○の問題を◎になるように、問題の見直しを行うのがおすすめです。時間のある限り◎を増やしましょう。

×の問題は、そもそも苦手な分野であることも多いので正答をあきらめることも肝心です。

ただし、筆記試験はマークシート式の4択問題ですので、×の問題でも勘で解答だけはしておきましょう。

コツ③ 絶対違うワードとポイントとなるワードを強調する

筆記試験はマークシート式の4択問題ですので、選択肢で明らかに間違っている解答がすぐにわかる問題があります。そんなとき、絶対違うワードは横線で消すのが最後のコツです。

逆にポイントとなるワードや数字は、問題を読んでいる段階で、丸で囲って強調しておきましょう。そうすることで、解答に迷う選択肢が少なくなり、見直しの際にも役立ちます。

以上、筆記試験で問題文を解く際の3つのコツをお話しました。
特に、問題を解く際に問題文へメモする習慣は、とても有効だと思います。

第二種電気工事士の試験問題用紙は持ち帰ることが可能ですので、どんなに書き込んでも大丈夫です。ぜひ実践してみて下さいね。

技能試験は時間ロスが命取り!時間配分3つのコツ

第二種電気工事士の技能試験は、40分という短時間勝負の試験です。
試験本番では、ちょっとした時間ロスをすると見直しや完成できなくなる可能性があるので、技能試験の本番用に、自分なりの解答手順と時間配分を想定しておくことがコツになるでしょう。

ここでは、筆者が実践していた手順と時間配分をご紹介します。
特に前半の手順は、集中して時間配分を守ることがコツです。

コツ① 問題文のチェックと複線図の作成は5分程度で行う

問題文を読むと同時に、複線図をすぐ問題用紙に書き込みましょう。

試験会場では、すぐに配線作業を始める人が周りにいて焦るかもしれませんが、まずは複線図を書くことに集中することが大切です。

コツ② 問題文の施工条件を複線図へメモする

次に、問題文の「施工条件」をチェックして、複線図にもメモすることも大切なコツになります。

実は、実際に出される試験問題は、事前に公表された候補問題と同じでも、配線の接続方法などの細かい「施工条件」は異なるのです。

特に、毎回異なる施工条件は「接続方法」で、リングスリーブと差込型コネクタの2種類のどちらかになります。

この施工条件は毎回必ず確認して、間違えないように複線図にメモしておきましょう。

コツ③ 配線器具を並べてから配線作業を開始する

試験会場で配られる課題の材料箱には、その問題を解答するために必要な種類の配線器具・スイッチ類・接続ケーブルが入っています。

それらを視覚的にわかりやすく並べてから作業に入ることも、効率を高めるのに大事だと思います。

まずは、それぞれの完成位置へ配置してみましょう。

コツ④ 配線作業は25分以内を目標にする

配線作業は25分を目標にして、迷わず粛々と行いましょう。

動画で学んだ手順を思い出しながら、練習の成果を出せるように集中することが大切です。

コツ⑤ 最後の10分を見直し時間に確保するのを目標に

最後の10分を、見直しする時間として確保しましょう。

最後に10分時間がとれると、欠陥になりそうな項目を発見した際、やり直すことができます。実際に筆者も、配線の荒い箇所をこの段階で修正しました。

以上が、筆者が実際に取り組んだ時間配分です。
これはあくまで目安ですが、完成するだけでなくクオリティを高めて合格へ近づくためには、何よりも時間配分を守るのがコツだと思います。

練習の際も、ぜひ自分なりの時間配分を意識して①~⑤の作業を繰り返し、試験当日も落ち着いて課題に取り組めるよう準備しましょう。

失敗談からのコツを伝授!第二種電気工事士・試験当日の心構え

ここからは、第二種電気工事士の最短合格へ向けてのコツについて、筆者自身の失敗談などから得たコツや、心構えを中心に解説したいと思います。

雰囲気に動揺せず、平常心を保とう

まず、筆記試験の会場では、専門家の多そうな会場の雰囲気に飲み込まれないことが大事です。そのためには、「合格には実務経験は必要ない」という心構えを持つことがコツだと思います。

筆者は1年目に独学で筆記試験を受験しましたが、受験会場に行くと、受験している年齢層の幅広さに驚きました。
制服を来た高校生の集団もいましたし、女性の数も想像していたよりは多く感じましたが、割合的には、工事で実務を行っていそうな男性が多い印象がありました。
それで少し怯んでしまった記憶があります。

しかし、第二種電気工事士に合格するためには、試験対策さえ行っていれば実務経験は関係ありません。「合格には実務経験は必要ない」と思い出して、落ち着いて受験してくださいね。

技能試験では整理整頓も意識しよう

次に、筆者が失敗から学んだ最短合格へのコツは、技能試験での整理整頓です。

筆者は、1年目の技能試験で配線が完成せずに不合格になりました。
その際に実感した失敗の1つに、試験会場で切断した配線ケーブルや剥ぎ取った被覆などのゴミが机の上へ散乱して、整理整頓ができていなかったことがあります。

整理整頓されていない状態を見て、余計に頭が混乱し焦ってしまったのが、完成できなかった原因の1つだと感じています。
できれば、1つ1つの作業のたびに、ゴミは課題の入っていた箱へ捨てて、すっきりと机の上を整頓しましょう。

実際の試験では、整理整頓されているかどうかは直接採点には関係はありませんが、筆者自身、机を整頓することで頭も整理され、手順をスムーズに進められるようになったと思います。
練習のときから整理整頓しつつ作業できるようにしておくと、本番でもきっと役立つでしょう。

第二種電気工事士の試験勉強をムダにしないための受験当日のコツとは?

今回は、第二種電気工事士に合格するためのコツについて、筆者の体験を踏まえてお話ししました。

筆記試験対策としては、解答する際に問題文へ印をつけたりメモしたりすることがコツです。正答できそうな問題は、そのメモを活用して、何度も見直しをして正答率を高めましょう。

技能試験対策としては、手順と時間配分を守って見直しをするのがコツです。必ず見直しの時間を取れるように、時間配分を気にしながら試験に臨みましょう。

筆者の体験から得たコツとしては、筆記試験では会場の雰囲気にのまれないこと、技能試験では机の上の整理整頓を行うことです。試験当日の朝に、ぜひ思い出して実践していただければと思います。

さて、今回で連載は最終回となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

筆者自身は、独学が中心で、周りに受験している仲間もいなかったため、第二種電気工事士の勉強のコツをつかむまでに大変苦労しました。

今から学ぶ皆さんは、ぜひ私の経験談や他の方の体験談などを参考にして、最短合格を目指してくださいね!

コロナ禍の影響もあり、自宅で受講できるオンライン講座やSNSなどの情報も充実しているので、情報収集もたくさん行いましょう!

はじめての第二種電気工事士講座

参考サイト:
https://www.shiken.or.jp/answer/index_list.php?exam_type=50

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