こんにちは。メイクレッスン講師、インターナショナルメイクアップアーティストのYUKARIです。
「メイクのなるほど!」について、すべての女性(男性も)に笑顔で共感してもらえるような記事を連載していきます。
今回はオフィスメイクの基本、ナチュラルメイクについてです。
ナチュラルメイクとは?
ナチュラルに見せたいからといって、薄く化粧をすることと、綺麗にナチュラルメイクを仕上げることは異なります。
カバー力のあるファンデーションを薄くつけるというより、薄付の量でファンデーションをムラなく仕上げることが、綺麗にナチュラルな肌を仕上げることにつながります。
適当に控えめにメイクするのではなく、眉は眉尻をきちんと整えることを意識し、目は表情の代表として生き生きと、チーク、リップは健康的に自然に見えるように入れるという、目的に合った簡単テクニックを使うことで、ナチュラルメイクを仕上げることができます。
素顔ではダメなの?
素顔=寝起きの顔とも言えます。この素顔を知っているのは、本人と家族の場合が多いです。素顔(オフの状態)に少しでもメイクすると、オンの状態になったと思えて満足している方もいらっしゃいます。
しかし、出勤先始め、人と出会う場によっては、オフィスメイクをきちんとしている人が多くいるところもあります。
きちんとメイクをすると魅力が出せて、身だしなみも整って見えるところ、ただの薄化粧でいると、「この人、化粧しない人だ。」と見られてしまい、もったいない状態になってしまいます。
顔立ちの評価ではないのです。TPOに合ったお洋服を着るのと同じで、顔や髪形を整えて、相手にも自分にも気持ちが良い状態でいることは大切なことですよね。
綺麗なナチュラル肌に見せるには?
綺麗な肌は、どんな肌でしょうか。スキンケアによって保湿すること、規則正しい生活、食事によって、吹き出物がでないようにするなどの、皮膚の状態を健康に保つことは大事です。
ですが、理想的にできないこともあるので、ファンデーションという肌色を均一に見せる化粧品があるのですね。
大事なことは、完璧に綺麗な肌を作ろうとしないことです。鏡を見るとき、他人が自分の顔を見る距離で確認します。その距離感でも、よっぽど気になるところがあれば、それを目立たなくするだけで、綺麗な肌に見せることができます。
私は年齢の割に肌が綺麗と褒められるのですが、そのたびに、「この毛穴、見えないのね。」「このシミ、気付かれてないのね。」と思いながら、そこを無理にカバーしたりしないようにしています。無理にいろいろとカバーしてしまうことが、余計な作業になったり、悪化させる原因にもなっていたりします。朝は特に忙しく、やることは最低限でいたいです。綺麗の基準を上げすぎないこと、意識しましょう。
ナチュラルメイクに仕上げるには?
綺麗なナチュラルメイクが仕上がっているとは、どこを見てでしょう。
それは、ファンデーションを単に少量塗って、素肌も見え隠れしているという状態ではなく、均一にきちんと塗られたファンデーションの肌に艶がある状態です。
艶が素肌感を演出してくれるのです。メイクテクニックで簡単に作ることができます。眉は、自眉が整っていて、アイメイクは肌なじみのよい色のアイシャドー(ブラウン、オレンジ系)で生き生きとした印象を作り、アイライナー、マスカラで程よい目力を出し、チーク、リップで自然な血色を入れていきます。
オフィスメイクということで、遠慮がちに仕上げるのではなく、本人の魅力も表現しながら、品のある見た目に仕上げるのを意識しましょう。
会議、取引先での発言内容が同じでも、メイクの違いで伝わり方が違うこともあるかもしれません。素敵なナチュラルメイクを仕事の味方にしていきましょう。
控えめに化粧品を使うことでナチュラルにというのではなく、ナチュラルメイクというメイクを仕上げることが、素顔を活かした素敵なオフィスメイクにつながるのですね。
次回は、年代別のオフィスメイクのポイントについてお伝えします。
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